Rデザインの内外装は精悍。サスペンションはスポーツ設定
ボルボの主力ワゴン、V60のパワーユニットが全車「電動化」され、同時に待望のRデザイン・グレードが登場した。
Rデザインは2リッター直4ターボ(250ps)とモーター(スタータージェネレーター/10kW)を組み合わせた48VマイルドハイブリッドのB5仕様に設定。
「最新SUV試乗」北欧スタイルの本流。48Vマイルドハイブリッドに進化したボルボXC40のメッセージ
魅力はスポーティな内外装。Rデザインは専用造形のフロントマスクと前後バンパー、アルミホイールを装着。走りを重視したモデルらしい引き締まった印象を与える。試乗車はオプションの19インチアルミが装着され、精悍さに磨きがかかっていた。メカニズム面は、スポーツサスペンションを標準装備する以外、他のB5モデルと共通である。
洗練されたパワーフィール。ユーティリティも高水準
走りは洗練されている。250ps/350Nmを発揮するB5用2リッターターボは、軽負荷領域で2気筒を休止する可変シリンダーシステムが組み込まれ、従来モデル比でターボチャージャーや排気系をリファイン。全体のフリクション低減が図られた。48Vハイブリッド仕様とはいえ、モーター出力は控えめで、いわゆる「電動車」感覚は希薄。しかし全域でパワフルかつスムーズな走りが実感できる。同じユニットを搭載したSUVのXC60比較で車重は約120kg軽く、パフォーマンスは鮮烈という表現が妥当だ。好印象を盛り上げるのは静粛性。従来のT5モデルはエンジン回転が上昇すると4気筒を意識させるノイズが耳に届いた。しかし最新モデルは高回転域でも静粛性をキープ。上級ワゴンらしいイメージをキープする。
フットワークは自然な味わい。19インチタイヤでも足回りに硬い印象はなく、荒れた路面でも乗り心地は良好。アップテンポな走りをスムーズにこなす。驚いたのはボディのしっかり感。リアに大きな開口部を持つが、実にがっちりとしている。これなら長く乗れそうだ、と感じた。
ユーティリティも高水準。後席を立てた状態でのラゲッジ容量は529リッター。旧型を約100リッター上回り、アウディA4(495リッター)、メルセデスCクラス(460リッター)、BMW3シリーズ( 500リッター)などのライバル各車を上回る。リア回りを比較的スクエア形状に仕上げたことで、かさ張る荷物の積み込みに対応した点もポイントだ。
Rデザイン専用の本革スポーツシートに身を落ち着けたドライビングは、至福のひととき。低いスタンスによる自在なドライビング感覚と、多彩なライフシーンに対応するユーティリティが光る。ボルボV60はSUVとはひと味異なる、ドライバーオリエンテッドな選択。中でもB5・Rデザインは、走りが楽しめるワゴンの代表である。
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みんなのコメント
最近このジャンル無かったもんな。
乗り味確かめてみたい。
いま敢えてボルボのワゴン買う人って、やっぱり年齢60代アップで1990年代のワゴンブームとか経験してて、その時にはワゴン乗ってなかった人だったんだろうねー。
因みにその頃、ボルボの850とか人気あったけど、乗り込んでインテリアにガッカリ、走らせてスカスカにガッカリの酷いクルマだった笑