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値落ちしにくい911 定番の3シリーズ 今なら半額!な有能「中古」モデル(4) スポーツカー/最高評価モデル編

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値落ちしにくい911 定番の3シリーズ 今なら半額!な有能「中古」モデル(4) スポーツカー/最高評価モデル編

ポルシェ911 カレラS(997型/2005年)

走行距離:10万4600km 英国価格:2万3500ポンド(約470万円)

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中古車でも値下がり率の小さいモデルの1つが、ポルシェ911。新車時の半額になるまでには、だいぶ待つ必要がある。そんな中で、現実的な予算圏へ入ってきているのが、997型の911だ。

適度にコンパクトなサイズと、2+2の実用性、生々しいドライビング体験という組み合わせは、997型でも変わりない。正規ディーラーや専門ショップでの定期的な整備は不可欠なモデルだが、状態の良いカレラSは毎日をエキサイティングにしてくれるはず。

マツダMX-5(ロードスター/2015年式)

走行距離:7万7248km 英国価格:1万ポンド(約200万円)

世界で最も売れているピュアスポーツカーが、マツダMX-5(ロードスター)だ。球数が多いだけに、お手頃に中古車を探すことが可能だが、最新のND型も半額以下まで値下がりし始めている。

英国仕様の2.0Lエンジン・モデルなら、1万ポンド(約200万円)前後から。意のままの操縦性と、爽快な動力性能だけでなく、鉄壁といえる信頼性も大きな魅力だ。

トヨタMR2(MR-S/2005年)

走行距離:13万1900km 英国価格:3495ポンド(約69万円)

低予算にミドシップのスポーツカーを堪能したい方へオススメなのが、3代目トヨタMR2(MR-S)。1980年代にリリースされた初代の楽しさを継承しつつ、オープンカーとしてのスリリングさも追加されている。

1.8Lエンジンは気持ちよく回りパワフルで、シフトレバーの動きは小気味いい。ただし、雨天時は挙動がトリッキーになりがちで、事故車は少なくない。ボディは全体的に錆びやすい。

アウディR8 V8(2010年式)

走行距離:10万1300km 英国価格:3万4995ポンド(約699万円)

アウディ初のミドシップ・スポーツとなったのが、R8。専用設計のアルミニウム製アーキテクチャを基礎骨格とし、四輪駆動による安心感のある操縦性に、ハードエッジなサウンドを奏でるV8エンジンと、完璧なパッケージングだったといっていい。

現代的な技術を搭載しつつ、アナログな運転の魅力を兼ね備えるのも魅力。一部の部品は高価ながら、全般的にアウディの信頼性は高い。420psを発揮する4.2Lエンジンも、驚くほど堅牢だ。クラシックカーとして価格が上昇する前に、1台を検討してみては。

ケータハム・セブン 1.6ロードスポーツ(2013年式)

走行距離:2万2500km 英国価格:1万7995ポンド(約359万円)

究極のクルマとの一体感を求めるなら、ケータハム・セブンを超えるモデルは存在しないだろう。その中でも、普段使いしやすい装備内容にあるのが、1.6ロードスポーツだ。

フォード製の1.6L 4気筒エンジンは、0.5tという軽いボディに対し不満ないパワーを発揮する。ケータハムも年経過での値下がり率は小さく、手放す際の金額が期待できるのも魅力だろう。でも、死ぬまで手放したくなくなるかも。

TVRキミーラ 4.5(1998年式)

走行距離:12万2300km 英国価格:1万5450ポンド(約309万円)

TVRキミーラーは、シャシーやエンジンと戦いながら運転するタイプ。だが、その荒々しさこそ、ブリティッシュ・スポーツの魅力でもある。

新車時の品質管理は疑わしく、信頼性が優れるわけではなかった。しかし、現存する例はTVR好きによって手が加えられ、良好な状態を維持しやすい可能性が高い。

日産GT-R ブラックエディション(2009年式)

走行距離:9万100km 英国価格:3万9995ポンド(約799万円)

値段当たりの動力性能で計算すると、価格破壊級といえるのが、R35型の日産GT-R。初期型の最高出力は480psだったが、ちょっとチューニングを加えれば、1000馬力も非現実的ではないとか。

大きく重いクルマだが、運転してみると信じられないほど軽快。複雑なメカニズムを内蔵していても、信頼性は素晴らしい。

トヨタGT86(86/2012年式)

走行距離:14万3200km 英国価格:9495ポンド(約189万円)

最後に、AUTOCARの詳細テストで最高評価を得たモデルたち。中でも大バーゲンといえる価格で探せるのが、中古のトヨタGT86(86)。2代目GR86の英国価格はかなり上昇し、導入台数も限られているため、コストパフォーマンスの高さに唸ってしまう。

信頼性は高く、維持費に悩む必要もない。車重は軽く、消耗品が傷むスピードも遅い。中古車でも、ベスト・ドライバーズカーとしての楽しさは変わらない。

ベントレー・ベンテイガ・ディーゼル(2016年式)

走行距離:10万4600km 英国価格:6万1525ポンド(約1230万円)

高貴なベントレーに、実務的なディーゼルターボは不釣り合いに思えるが、ベンテイガならそんなことはない。AUTOCARが過去に実施した詳細データテストでは、満点の評価を獲得している。

大きな強みといえるのが、圧倒的な快適性や豪華さ、ゆとり溢れる動力性能、1度の給油で1100km以上走れる航続距離など。そんな高級SUVが、今なら新車時の半額で選べてしまう。

ポルシェ・ケイマン(981型/2013年)

走行距離:13万8400km 英国価格:2万1950ポンド(約439万円)

中古のポルシェを選ぶ時は、シンプルな例を選ぶのが1番。981型のケイマンは、その最たる例といえる。快音を奏でる2.7Lの水平対向6気筒エンジンには、ブランドの魅力が凝縮されている。

運転体験の磨き込みは完璧。クルマとしての製造品質には申し分なし。日常的な乗りやすさも間違いない。正規ディーラーや専門ガレージでのメンテナンスが望ましく、その度に多少の出費は必要になるが、満ち足りたカーライフに浸れるだろう。

ジャガーXF-R(2010年式)

走行距離:6万7500km 英国価格:1万3995ポンド(約279万円)

ドイツのスーパーサルーン勢に、テーラーメイド・スーツのような落ち着いた雰囲気で割って入ったのが、ジャガーXF-R。新車時に試乗したAUTOCARでは、BMWを一瞬で打ちのめすのに不満ない動的能力を称えた。

今でも、ジャガーらしい威厳は霞まない。タイミングチェーンのたるみと、ウォーターポンプの不調には要注意だ。

BMW 3シリーズ 320d(F30型/2012年式)

走行距離:20万5900km 英国価格:3995ポンド(約79万円)

BMW 3シリーズには、われわれがクルマへ望むもののすべてが恐らく詰まっている。F30型は熟成度を増し、実用性を高めつつ、しっかり駆け抜ける喜びを継承している。

ディーゼルターボエンジンの人気は下火になったが、豊かなトルクと20.0km/Lを超える燃費は変わらぬ魅力。BMW製ユニットは洗練度も高い。これでステーションワゴンのツーリングなら、沢山の荷物も運べ、より理想的な1台になるかも。

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