アウディSQ8 偽装無しテストを目撃 12月発表へ 写真9枚

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ー 4.0ℓディーゼルを搭載　一部市場ではガソリンも
ー さらに上位にはRS Q8も

4.0ℓディーゼルを搭載　一部市場ではガソリンも

アウディは12月に発表を控えたQ8のハイパフォーマンス仕様の「SQ8」を開発中だ。

2017年のQ8スポーツ・コンセプトに搭載されていたV6ハイブリッドではなく、SQ7と共通の435psの4.0ℓV8ディーゼルエンジンを搭載するようだ。AUTOCARの見解では、この選択はディーゼルエンジンへの需要が依然として高いことによるものだ。しかし、米国のようにガソリン車人気の高い地域では、3.0ℓTFSIのV6エンジンを搭載するSQ8も登場するだろう。

Q8スポーツ・コンセプトは、アウディがQ8のパフォーマンス仕様に求めるものを体現していたといえる。コンセプトカーは475ps、71.3kg-mを発揮し、0-100km/hの加速を4.7秒でこなし最高速度は275km/hに達する。ディーゼル仕様となり若干パワーが低下するものの、それに準ずるパフォーマンスが与えられるだろう。

SQ8は4本出しエグゾーストシステムや標準のQ8よりも大型のホイールを装備するようだ。より優れたボディコントロールを実現する車高調整式エアサスペンションやアクティブ式アンチロールバーも備わる。これらは48V電気系統によって制御される。

さらに上位にはRS Q8も

これらの装備はSQ8よりさらに上位に位置するRS Q8にも採用されるだろう。RS Q8はポルシェ・パナメーラ・ターボS E-ハイブリッドと共通となる680ps級のV8ハイブリッドが搭載される。

今年夏にQ8が発売されると、その価格は6万5000ポンド（956万円）程度からとなる見込みだ。したがってSQ8は8万ポンド（1177万円）程度、RS Q8は10万ポンド（1470万円）程度からとなるだろう。

Q8シリーズの登場により、アウディのSUVはQ2、Q3、Q5、Q7に続き5車種まで拡大する。さらに、将来的にはレンジ・ローバーのライバルとなるQ9が追加される見込みだ。