現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 【比較テスト】アウディ RS e-tron GT対メルセデスAMG EQE 53対ポルシェ タイカン ターボ 勝者は? ドラッグレース動画&35枚の画像&性能データ付き

ここから本文です

【比較テスト】アウディ RS e-tron GT対メルセデスAMG EQE 53対ポルシェ タイカン ターボ 勝者は? ドラッグレース動画&35枚の画像&性能データ付き

掲載 12
【比較テスト】アウディ RS e-tron GT対メルセデスAMG EQE 53対ポルシェ タイカン ターボ 勝者は? ドラッグレース動画&35枚の画像&性能データ付き

バトル オブ eリムジン: ポルシェ タイカン ターボが、ライバルであるメルセデスAMG EQE 53、アウディ RS e-tronとドラッグレースで競い合う。囁くように静かに、怒涛のダッシュを見せる電気自動車、最速のeリムジンはどれ?

3台の電動リムジン、合計2,000馬力以上のパワーと長いストレート: スプリント性能を直接比較できる理想的な機会だ。「メルセデスAMG EQE 53 4MATIC+」と「アウディRS e-tron GT」、そして「ポルシェ タイカン ターボ」がスタート地点に立つ。

【テスト】スバル製コンパクトクロスオーバーSUV スバルXVの全輪駆動&ハイブリッド仕様モデルをテスト その評価は?

新しい「メルセデスAMG EQE 53 4Matic+」は、スペックを見ただけでめまいがする。運転する必要さえない。687馬力!最高速度240km!トルク1,000Nm!1000ニュートンメーターだ! これがエコモービルの装いをしたスーパースポーツカーのキーデータだ。

超電動車を比較するために、最もエキサイティングな3台を選び出した。新型メルセデスAMGに対抗するのは、646馬力のオーバーブーストを備えた「アウディRS e-tron GT」と、680馬力(それも短時間のパワーピーク作動で)の「ポルシェ タイカン ターボ」である。

3台とも、強力なバッテリーパックを車のフロアに搭載している。AMGは90.56kWh、アウディとポルシェでは83.7kWh(ネット)の容量の電池が搭載される。メルセデスはその後約478kmの航続距離を達成するはずだ。

一方、ポルシェの理論的航続距離は466km、アウディ(タイカンと技術の枠組みを共有)はこの計算式で481kmを達成しているとされている。

例えば、高速道路を使った実用的なラウンドでは、AMGはメルセデスが約束した100kmあたりのエネルギー消費量のほぼ2倍を消費した。その結局、EQEの航続距離は約290kmにとどまった。アウディとポルシェも、実走行では、320kmしか達成できなかった。

EQEで最も快適な旅を

そのサイズでは、メルセデスの方が正直だ。このカテゴリーで最も風格のあるこのクルマは、最も広い空間も提供している。運転席、助手席、同乗者がゆったりと座り、ラゲッジも一番広いスペースが確保されているので安心だ。同時に、メルセデスはXLサイズのストローマのトレーラー連結を認める唯一のメーカーであり、自転車ラックや最大750kgの重量を牽引できるようになっている。

また、クリアなメルセデスは運転しやすいので、狭い通路でもドライバーのストレスが軽減される。残念なのは、「EQE」の方が圧倒的に大きな回転半径を持つことで、このアドバンテージの大部分を食いつぶしてしまっていることだ。

また、我々の主観では、「EQE」は最も快適なフロントシートを提供している。厚みのある、適度な硬さのシートは快適なサポートを提供してくれる。

コーナーはタイカンの領分

コーナリング走行といえば、これは明らかに「タイカン」の得意とするところだ。フィーリングに富んだ正確なステアリング(極めて類似したデザインのアウディよりもさらに敏感)は、素晴らしく正確な運転操作を可能にする。

ポルシェの生き生きとしたアクティブさがそれにマッチしている。基本スタンスがしっかりしているにもかかわらず、バランスのいいシュツットガルトのクルマは、ステアリングに関してもどこかフットワークが軽く、とても素直なのだ。

RS e-tronはポルシェに匹敵するキビキビ感

アウディも同じように、きびきびとした走りを好む。しかし、メルセデスと同様、0-100km/h加速のテストになると、かなり抑制される。

ポルシェはここで、ドライビングダイナミクスの面で何が可能であるかを示している。高いブレーキ性能によって、ドライバーは2.3トンのグライダーを33メートル以内に完全停止させることができるのだ。

メルセデスは重い(ポルシェやアウディより200kg近く重い)のだが、それを全輪操舵で隠すと同時に、より品格のある走りに変えているのだ。素晴らしいのは、4ドア車は、サスペンションが反発するときに穏やかな揺れで厚い段差を受け流し、高速でエッジの効いた段差を同じように滑らかにすることができることだ。

また、走行音も静かで、アクセルペダルの操作性もよく、変速モードの変更にもインテリジェントに、あるいは直感的に反応して回復する。

【性能データ(測定値)】モデル アウディRS e-tron GT メルセデスAMG EQE 53 4MATIC+ ポルシェ タイカン ターボ0-50km/h加速 1.4秒 1.4秒 1.3秒0-100km/h加速 3.3秒 3.2秒 3.1秒0-130km/h加速 4.9秒 5.0秒 4.7秒0-160km/h加速 7.1秒 7.6秒 6.8秒0-180km/h加速 8.9秒 10.0秒 8.4秒0-200km/h加速 11.1秒 13.0秒 10.4秒0-230km/h加速 15.0秒 19.7秒 14.2秒制動距離(100k/h時より) 34.5m 34.9m 33.0m乾燥重量 2,365kg 2,559kg 2,337kg航続距離 324km 288km 318km

もちろん、ポルシェは電気自動車として最高速度260kmを達成し、停止状態からライバルに差をつけ、中速からの加速でもメルセデスを追い越した。

穏やかに加速するAMGは、ローンチコントロールが追加されるダイナミック・プラスならもっと速かったはずだ。比較テストの詳細は、以下、フォトギャラリーとともにご覧ください。

電動スポーツカー3台比較

第3位 800点満点中570点: ポルシェ タイカン ターボスピード、ハンドリング、ブレーキ、ドライビングフィールどれもが秀逸。だが同時に高価である。

第2位 800点満点中585点: アウディRS e-tron GT 非常に普遍的で、非常に速く、モダンに見える。この比較では、エレガントなスポーツカーである。

第1位 800点満点中610点: メルセデスAMG EQE 53 4MATIC+ パワフルなAMGとして、このトリオの中でより大きくより快適で、最高の1台だ。

結論: 抜きんでた走行性能のタイカン ターボ。高い技術力に高級感や快適性を備えたe-tron GT。3台の候補車とも、それができているが、AMGの偏差値が少し他より優れている。

https://youtu.be/PAT_dpab3zYText: Berend Sanders and Jan Horn Photo: autobild.de

こんな記事も読まれています

一般車両侵入でSS12中止のラリージャパン、主催者に約800万円の罰金! 執行猶予付き1600万円の追加罰金も
一般車両侵入でSS12中止のラリージャパン、主催者に約800万円の罰金! 執行猶予付き1600万円の追加罰金も
motorsport.com 日本版
日本に世界が注目!? 公道激走バトルの「ラリー」開催! 3年目の「ラリージャパン」どんな感じ? トヨタ会長が語る
日本に世界が注目!? 公道激走バトルの「ラリー」開催! 3年目の「ラリージャパン」どんな感じ? トヨタ会長が語る
くるまのニュース
新型3列シート電動SUV『アイオニック9』正式発表、充電中は4人が広々休憩も…ロサンゼルスモーターショー2024
新型3列シート電動SUV『アイオニック9』正式発表、充電中は4人が広々休憩も…ロサンゼルスモーターショー2024
レスポンス
全国に「警察軽トラ」配備へ なぜ? 警察庁初の取り組み、理由は? ダイハツ製61台を24年度中に導入! 各都道府県警察で運用
全国に「警察軽トラ」配備へ なぜ? 警察庁初の取り組み、理由は? ダイハツ製61台を24年度中に導入! 各都道府県警察で運用
くるまのニュース
転倒時にバイクを守る! エンジンガードは装着した方がいいのか?
転倒時にバイクを守る! エンジンガードは装着した方がいいのか?
バイクのニュース
『ランクル40 / 70』にもピッタリ! トーヨータイヤ『OPEN COUNTRY A/T III』がラインアップ拡充
『ランクル40 / 70』にもピッタリ! トーヨータイヤ『OPEN COUNTRY A/T III』がラインアップ拡充
レスポンス
寒いとバカっ速! ラスベガスで完勝ワンツーのメルセデス、懸念のグレイニングも一切出ず「不思議だね」とウルフ代表
寒いとバカっ速! ラスベガスで完勝ワンツーのメルセデス、懸念のグレイニングも一切出ず「不思議だね」とウルフ代表
motorsport.com 日本版
約99万円! トヨタ新型「“軽”セダン」発表! 全長3.4m級ボディで4人乗れる! 安全性向上&寒さ対策UPの「ピクシス エポック」どんな人が買う?
約99万円! トヨタ新型「“軽”セダン」発表! 全長3.4m級ボディで4人乗れる! 安全性向上&寒さ対策UPの「ピクシス エポック」どんな人が買う?
くるまのニュース
夢だけで終わらせたくない「マイ・バイクガレージ」 たぐちかつみ・マイガレージ回顧録 VOL.01
夢だけで終わらせたくない「マイ・バイクガレージ」 たぐちかつみ・マイガレージ回顧録 VOL.01
バイクのニュース
「(次期)セリカ、作ります!」ラリージャパン会場でトヨタ中嶋副社長が明言!! 開発開始を宣言、次期86も「出す」
「(次期)セリカ、作ります!」ラリージャパン会場でトヨタ中嶋副社長が明言!! 開発開始を宣言、次期86も「出す」
ベストカーWeb
スズキ・フロンクスが月販目標の9倍も受注! 絶好調な理由は小さくて安いのに感じられる「高級感」!!
スズキ・フロンクスが月販目標の9倍も受注! 絶好調な理由は小さくて安いのに感じられる「高級感」!!
WEB CARTOP
車載電池のノースボルト、米国で破産法を申請 事業継続にめど
車載電池のノースボルト、米国で破産法を申請 事業継続にめど
日刊自動車新聞
【初試乗!】さらにスポーティになった「メルセデスAMG GT 63 PRO」はポルシェとのGT対決に終止符を打てるか!?
【初試乗!】さらにスポーティになった「メルセデスAMG GT 63 PRO」はポルシェとのGT対決に終止符を打てるか!?
AutoBild Japan
レクサス新型「FF最大・最上級セダン」世界初公開に大反響! めちゃ“斬新グリル”&一文字ライト採用! “6年ぶり”に内外装刷新の「ES」中国に登場!
レクサス新型「FF最大・最上級セダン」世界初公開に大反響! めちゃ“斬新グリル”&一文字ライト採用! “6年ぶり”に内外装刷新の「ES」中国に登場!
くるまのニュース
20年前の個体なのに走行距離301キロ!? 555台の限定車 BMWアルピナ「ロードスターV8」がオークションに登場 極上車の気になる予想価格とは
20年前の個体なのに走行距離301キロ!? 555台の限定車 BMWアルピナ「ロードスターV8」がオークションに登場 極上車の気になる予想価格とは
VAGUE
完璧なシーズンでも届かない、王者の背中。ノリス「たとえミスがなかったとしてもタイトルを手にできたかどうか……」
完璧なシーズンでも届かない、王者の背中。ノリス「たとえミスがなかったとしてもタイトルを手にできたかどうか……」
motorsport.com 日本版
苦手な「前向き駐車」なぜコンビニで推奨されるのか? 「もちろんやってる」「出る時が怖い…」賛否あり!? バック駐車じゃない理由への反響は?
苦手な「前向き駐車」なぜコンビニで推奨されるのか? 「もちろんやってる」「出る時が怖い…」賛否あり!? バック駐車じゃない理由への反響は?
くるまのニュース
今でも現役! いろんなバイクに採用されています。「SOHC」とは?【バイク用語辞典】
今でも現役! いろんなバイクに採用されています。「SOHC」とは?【バイク用語辞典】
バイクのニュース

みんなのコメント

12件
  • EQEって最近出たばかりでしょ。
    多少なりと数字でまさってないと仕方ない。
    カタログスペック命のベンツなら尚更ね。
    しかしスタイリングで圧倒的に二歩ぐらい交代している。
  • 一台だけプリウスが混じってるw
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

1370.03132.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

798.02250.0万円

中古車を検索
タイカンの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

1370.03132.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

798.02250.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村