1909年、初めての国産のオートバイが誕生した。それから100年以上、あまたのモデルが世に出て、愛され、そして消えて行った。時代時代で光を放ったオートバイたち…。今となっては、もう写真でしか見ることができない車両もある。そんな、日本が誇るオートバイの歴史を紐解いていこう。「果たしてあなたは何台のオートバイを知っているだろうか?」
ヤマハランツァ1997 年1月
セロー並みに足着きがよく、しかもセル装備の2ストオフはできないか? というコンセプトで誕生した異色のモデル。DT125Rをベースに排気量は224ccまで拡大され、最高出力は250ccフルサイズと同等の40PSを発揮。セルスターターを持ちながら車重は114kgに抑えられ、加速の鋭さはDT200WRに匹敵した。
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ホンダドリーム50 1997 年2 月
50ccながらGPマシン譲りのDOHCヘッドを持つなど、世界に雄飛をはじめた時代のホンダスピリットを感じさせる象徴的な市販レーサー・CR110を現代に蘇らせた、排気量を超えた存在感を持つ「夢」のモデル。徹底的に60年代風にこだわった魅力的なスタイルと、新設計された世界最小の量産市販車用50ccDOHCエンジンで話題となった。
スズキ GSX-R750 1997年
水冷直4ユニットの吸・排気系の見直しや点火タイミングの最適化を図り、128PSとした輸出仕様。97年型はカラー変更のみ。
カワサキ ZX-9R 1997年
タイヤがブリヂストンBT50からダンロップD204に変更された。北米仕様に1年遅れて6ポットキャリパーを採用。
カワサキ ZZR1100[D5] 1997年
タイヤ銘柄を変更。ヨーロッパ仕様には単色シルバーが追加され、シートカウルの「1100」のロゴが立体タイプに。
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※諸元の並び順●エンジン形式●総排気量●最高出力●最大トルク●車両重量●前・後タイヤサイズ●価格(発売当時)
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みんなのコメント
ヘルメットを入れるトランクは無く、なんとほぼ自転車サイズの比較的小さいシートの上に、メットを「シートにかぶせる形で置く」という形にしたことで、シートをカッター等で切られるといったイタズラも防止できるというスグレモノ。
で、スゴイのがタイヤで、この車の為に作られたトレッドパターンは、なんと足跡形ってんだから、バブルの時期は、正に何でもありだったんだなぁ~
(そして何よりも凄いのが、このタイヤ、未だに新品をIRC井上ゴムが作って売ってるってんだから驚きです!)