現在位置: carview! > ニュース > カー用品 > 「MOTOR CAMP EXPO」で見つけた車中泊を快適にするアイデアグッズ6選

ここから本文です

「MOTOR CAMP EXPO」で見つけた車中泊を快適にするアイデアグッズ6選

掲載 更新 3
「MOTOR CAMP EXPO」で見つけた車中泊を快適にするアイデアグッズ6選

■連載/大森弘恵のアウトドアへGO!

2020年7月3日~4日の2日間、大阪・万博記念公園で「MOTOR CAMP EXPO 2021」が開催された。本格派のキャブコンや扱いやすいバンコン、ジムニーのカスタム、アウトドア用品などクルマを用いたソトアソビをテーマとした展示&商談会で、マスク着用、各ブースでのアルコール消毒、ブース内や車内見学の人数制限など感染症対策のルールはあるものの気になる車両を見比べることができるというものだ。

高精細画質、WDR/HDR機能搭載で1万円!コスパ高すぎの多機能ドライブレコーダー「AUKEY DR02J」

いろいろなタイプの車両やキャンプ用品が展示されていたが、勢いを感じたのが“車内でストレスなく眠れる”をテーマとした車中泊カーと快眠を助けるグッズだった。

雨の日の出入りが楽なルーフテント+オーニング

キャラバン専門店の「BodyLine」は、iKAMPERの「Skycamp2.0」(54万7800円~)を装着した車両を展示。

テント部分はポリコットンを採用しており、通気性よし。はしごのステップ部分が平らなので足を載せても安定し、はしごに不慣れな人も楽に登り降りできる。

さらに「オーニング」(4万3780円)を装着しておけば、雨の日も濡れずにテントと車両を行き来できるのが便利だ。

テントのフロア部分にレールがあり、「ストレージシェルフ」(1万1000円)や「シューズラック」(1万1000円)などオプションを吊り下げられるのも気が利いている。

車内は大人3名が余裕で寝転べる広さになっている。低反発マットレスを採用しており、寝心地はなかなかのもの。

寝室が屋根の上にあるので、車内はラウンジに。完全にリビングと寝室が分離されるので広々しているし、寝たいタイミングで眠れることも負担にならない。

寝ることにとことんこだわった軽キャン

かっこよさと、コンパクトな車内で快適に眠ることを追求した軽キャンパー専門店「Wild Gear」は、エブリィジョインターボの車中泊+SHINOBIブランドのルーフトップテント「ジルバ」装着車(279万8000円)を展示。

ハイルーフ車に人気の迷彩柄マットを車幅いっぱいに敷き詰めており、軽キャンパーとは思えないほど広い。

水に浮かんで遊べる車中泊マット

同じくWild Gearが展示していたN-BOXの車中泊カー(198万8000円~)。クルマの横に大きく広がり大人2人がゆったり眠れるSHINOBIブランドのルーフトップテント「ノア」を装着している。

車内には8月末より取り扱いが始まるというマットをセットしていた。SUPと同様の生地とバルブを採用しており、空気を入れるとシートの凸凹など感じられないほどしっかりしている。しかもSUP同様水に浮くので、湖などで浮かべて遊び、夜は車内に敷いて眠るという驚くべき2ウェイの予定だという。

カラーは変更予定で、持ち運びやすくするためのハンドルを装着するとのこと。N-BOXだけでなく一般的な軽自動車に装着できる形状らしく、今から楽しみだ。

シートアレンジの段差を解消

フルフラットを売りにしているクルマでも、背もたれ部分と座面には段差ができやすいものだ。

車中泊に特化した「COMODO」は、クラウドファンディングで話題となった「段差解消マット」(4980円)と「車中泊マット」(6980円)を展示。

段差解消マットはインフレーターマットのようにバルブを開けば自然にふくらみ、使わない時はくるっと丸めてすき間に収納できるというもの。高さは最大14cmで空気の量を微調整して高さを落とすことも可能だ。

段差に着替えを詰めるというテもあるが、フラットにするにはそれなりの量が必要で、薄着の季節は必要な着替えのほかに、出番のないブランケットを数枚用意しなくてはならないことも。そう考えれば「段差解消マット」は車内の省スペース化にも貢献しそう。

車中泊マットは8cm厚で、空気を入れるにも抜くのにも便利な逆止弁付き大型バルブを搭載している。

自分の手で育てるベッドキット

ハイエース専門店「neru海」はナチュラルな雰囲気がかっこいい「Warmth 3way ベッドキット」(22万円)を発表。

あえて無垢材を採用することで、オイルで磨いたりペイントしたり、自分の手で仕上げる楽しみを残している。

車内でテーブルとして使う際は棚を脚代わりにして、収納ボックスがわりのベンチに座る。

反対側の棚の下にもボックスがあるなどこう見えて収納力はなかなかのものなのだ。

ベッドを作るにはもう1台のパーツがあり、これは車外でローテーブルとして使ってもいい。わざわざ外で使うテーブルを用意しなくてもいいので車内はスッキリ。

まるでホテルの一室

アルフレックスのバンコンブランド「ADDSET」は華やかな内装のシーガルやケイベックス、スポルトなどを展示。

二段ベッドキャビネットやミニギャレーを備えた「スポルト」(展示車両454万6300円)。断熱プライバシーフィルムなど安心して眠れる装備を搭載している。

ひときわ注目度が高かったのが「ケイベックス」。ベッドにもなるソファを搭載し、バックドアとのアクセスをあえてなくすことでまるでホテルのような空間になっていた。

運転席と助手席を回転させることで圧迫感を解消している。

後部にコンロやシンクを装備。開放感もあり、気持ちよく調理できる。それに跳ね上げ式バックドアのおかげで、多少の雨でも慌てずにすむ。

会場を一回りしただけでも垢抜けた車中泊カーが増え、また、キット類の対応車種・バリエーションも増えたと実感する。

運転やアクティビティで疲れきった体を休めるには、やはり広々したベッドを持つ車中泊カーが必要だ。旅に出づらい今だから、予算と目指す車中泊スタイルをじっくり考え、自分だけの車中泊カーを手に入れる算段を立ててみてはどうだろう。

取材・文/大森弘恵

こんな記事も読まれています

「すごい衝突事故…」 常磐道が一時「通行止め」! 「大型トラックが衝突、大破」し上下線ふさぐ 現場は1車線区間 福島~宮城県境は迂回必要に
「すごい衝突事故…」 常磐道が一時「通行止め」! 「大型トラックが衝突、大破」し上下線ふさぐ 現場は1車線区間 福島~宮城県境は迂回必要に
くるまのニュース
ポルシェも認めたネクセンのスポーツSUVタイヤ「N’FERA RU1」にモータージャーナリスト・島下泰久さんが試乗。その実力は?
ポルシェも認めたネクセンのスポーツSUVタイヤ「N’FERA RU1」にモータージャーナリスト・島下泰久さんが試乗。その実力は?
くるくら
国沢親方がメッタ斬り!! 直也さん、ナベさん、サクラが2位は評価が高すぎるのでは!?
国沢親方がメッタ斬り!! 直也さん、ナベさん、サクラが2位は評価が高すぎるのでは!?
ベストカーWeb
F1デビューで環境激変。一躍有名人となったコラピント、SNSから距離を置く「アレは有害だから……」
F1デビューで環境激変。一躍有名人となったコラピント、SNSから距離を置く「アレは有害だから……」
motorsport.com 日本版
6000万円超え! いすゞ新型「超スゴい“精悍”モデル」登場! 70人乗りで画期的な「段差ゼロ」&340馬力の“静音ユニット”搭載! 新型「エルガEV」がラインオフ
6000万円超え! いすゞ新型「超スゴい“精悍”モデル」登場! 70人乗りで画期的な「段差ゼロ」&340馬力の“静音ユニット”搭載! 新型「エルガEV」がラインオフ
くるまのニュース
まさかの復活! JR武蔵野線に沿う深夜急行バス 東武「ミッドナイトアロー」12月の金曜日から
まさかの復活! JR武蔵野線に沿う深夜急行バス 東武「ミッドナイトアロー」12月の金曜日から
乗りものニュース
さすがフランスの燃料メーカー! トタルのバイオ燃料は「ワイン製造の絞りカス」から作られていた
さすがフランスの燃料メーカー! トタルのバイオ燃料は「ワイン製造の絞りカス」から作られていた
WEB CARTOP
“世界最古のバイクメーカー”発「ヴィンテージ感のあるレトロバイク」が2025年モデルへ進化! 最新の「クラシック350」は快適な先進機能が充実
“世界最古のバイクメーカー”発「ヴィンテージ感のあるレトロバイク」が2025年モデルへ進化! 最新の「クラシック350」は快適な先進機能が充実
VAGUE
日産『リーフ』次期型はAWDクロスオーバーに進化! 初のデュアルモーター搭載も
日産『リーフ』次期型はAWDクロスオーバーに進化! 初のデュアルモーター搭載も
レスポンス
セルジオ・ペレス、F1引退後の”インディカー参戦”には興味なし「怪我などせずにキャリアを終えたい」
セルジオ・ペレス、F1引退後の”インディカー参戦”には興味なし「怪我などせずにキャリアを終えたい」
motorsport.com 日本版
高すぎる「クルマの税金」が大変化? 「二重課税」や「ガソリン税」解消なるか! もはや“旧すぎる”「複雑な自動車税制」現状の課題は? 電動化の今こそ「変わるチャンス」か
高すぎる「クルマの税金」が大変化? 「二重課税」や「ガソリン税」解消なるか! もはや“旧すぎる”「複雑な自動車税制」現状の課題は? 電動化の今こそ「変わるチャンス」か
くるまのニュース
全長4mに「FR」採用! トヨタの「“6速MT”スポーツカー」が凄い! “4人乗り”で実用的な「小型クーペ」にクルマ好きから反響殺到! 市販化待望の「S-FR」とは
全長4mに「FR」採用! トヨタの「“6速MT”スポーツカー」が凄い! “4人乗り”で実用的な「小型クーペ」にクルマ好きから反響殺到! 市販化待望の「S-FR」とは
くるまのニュース
いよいよ始動 首都高の「老朽海底トンネル」造り替え 使われていない“裏ルート”が本線に生まれかわる!? 都市計画素案が公表
いよいよ始動 首都高の「老朽海底トンネル」造り替え 使われていない“裏ルート”が本線に生まれかわる!? 都市計画素案が公表
乗りものニュース
新規参戦キャデラックF1、ドライバーに米国人コルトン・ハータを起用? 有力候補と取締役のマリオ・アンドレッティ認める
新規参戦キャデラックF1、ドライバーに米国人コルトン・ハータを起用? 有力候補と取締役のマリオ・アンドレッティ認める
motorsport.com 日本版
成長する私の軌跡! 2度目の参加で見えてきたライディングスクールの必要性と重要性
成長する私の軌跡! 2度目の参加で見えてきたライディングスクールの必要性と重要性
バイクのニュース
“SUV”なんて言葉は似合わない! どんな悪路も走破可能 なのに室内には高級感が漂う「ラグジュアリーなクロカン車」3選
“SUV”なんて言葉は似合わない! どんな悪路も走破可能 なのに室内には高級感が漂う「ラグジュアリーなクロカン車」3選
VAGUE
V12エンジン復活!! 最高速345km/hの大排気量5.2L! 年間生産台数たったの1000台のみ[ヴァンキッシュ]登場
V12エンジン復活!! 最高速345km/hの大排気量5.2L! 年間生産台数たったの1000台のみ[ヴァンキッシュ]登場
ベストカーWeb
刺激的な純内燃エンジンの4L V8ツインターボはいまや希少!「メルセデスAMG GT」【野口 優のスーパースポーツ一刀両断!】
刺激的な純内燃エンジンの4L V8ツインターボはいまや希少!「メルセデスAMG GT」【野口 優のスーパースポーツ一刀両断!】
LE VOLANT CARSMEET WEB

みんなのコメント

3件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村