■新型コロナの影響下でも堅調なFCAジャパン、その理由は?
新型コロナウイルスの影響で、4月単月での輸入車の販売台数は大きく落ち込んでいるが、そのなかでもFCAジャパンは堅調な数字を維持している。その理由は何であろうか?
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FCAジャパンの取り扱いブランドであるジープ、フィアット、アバルト、アルファロメオの2020年4月の合計販売台数は1033台、対前年比71%であった。
しかし、2020年1月から4月までの4か月間では、FCAジャパンの販売台数は6990台と、対前年比99%を堅持している状況だ。同時期の輸入車市場は対前年比86%であるので、FCAジャパンは健闘しているといっていいだろう。
そして、この勢いを担っているが、ジープブランドである。ジープは第1四半期に、3308台を販売して過去最高を記録し、この1月から4月でも3931台、対前年比123%と好調な販売を維持している。
FCA社長のポンタス・ヘグストロム氏は、この結果に次のように述べている。
「この実績は、われわれFCAジャパン、そしてこの厳しい状況下でも営業を継続してくださっているFCAジャパン正規ディーラー皆様の協力の賜物であり、ありがたく思います。
FCAジャパンは、5月1日より、業界に先駆け、新型コロナウイルス感染症に関連する販売施策として、独自のローン商品『スキップローン』を導入し、5カ月間ローンの支払いなしで今すぐ安全な個人モビリティを手に入れる機会の提供を始めました。
他方、FCA取り扱いのジープ、フィアット、アバルト、アルファロメオの4ブランドの正規ディーラーは、お客さまの安全安心なモビリティの維持のために、ワークショップも含め、最善の衛生的配慮をしながら営業を継続しています。
われわれは今後も協力して、新型コロナウイルス感染症と共生する新たな状況に対応を続けてまいります」
* * *
FCAジャパン正規ディーラーでは、新型コロナウイルス感染症の影響が大きい現況下において、カスタマーのモビリティパートナーである愛車を万全にサポートするべく、カスタマーとディーラーの従業員の健康、感染拡大防止に最大限配慮しながら業務を継続している。
正規ディーラーではすべてのカスタマーが安心して来店できるよう、新型コロナウイルス感染症対策として以下の対応を実施している。
・来店するカスタマーの動線の消毒の徹底
・ショールーム、展示車及び試乗車の消毒と換気の徹底
・マスク(必要に応じ、使い捨て手袋)の着用
・予約来店による、ソーシャルディスタンシングの徹底
・商談に際して、電話及びメールの最大限の活用
・スタッフの健康状態の管理と把握
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みんなのコメント
やっぱり「タフ」なクルマに乗りたい…というコアなユーザーが
それだけ多いということなんでしょう。
話はソレますが、画像の黄色いラングラー、足回りはトラック並みに
頑強に出来てますね。
フロントから下回りを覗いてみてビックリw
ラングラーのナックル内のジョイントって、カルダンジョイントが
ゴムブーツも無くむき出しで設計されてるんですね。
最近の多くの4WD車は、ココを等速ジョイントで設計されてますが、
ソコを覆うゴムブーツが経年変化や未交換が原因で千切れると、
中のグリスが飛び散るだけでなく、砂等が噛みこんで等速ジョイントが
激しく損傷して最悪走行不能になることがありますね。
ラングラーがあえてココをカルダンタイプのままにしているのも、
「タフさ」への拘りがあるからなのではないでしょうか…。