スタイリッシュで軽量の軽二輪スクーターPCX160とは
皆さんこんにちは、高梨はづきです。 今回は、ホンダの軽二輪スクーター『PCX160』の試乗記をお届けしていくよ!
【画像】ホンダの軽二輪スクーター『PCX160』の画像を見る(15枚)
2年前、125ccクラスのPCXに試乗させてもらったことがあるけど、今回は排気量がアップしたPCX160に試乗! その時は、かなり乗りやすくて人気が高いのも頷ける乗り心地にうっとりした覚えがあるので、排気量が大きくなってどうなるのか楽しみー!
まずは見た目から見ていくよ!!
カラー展開は記事執筆時点で全4種類だね。わたしが乗ったのはNEWカラーのマットマインブラウンメタリックという色だよ。
外装の色と馴染むようにあしらわれたシート横のエンブレムにまずは注目。落ち着いたブラックシルバーが良い仕事してるなぁって感じるね。悪目立ちしていないし、こだわりが感じられていいなぁ。渋さとカッコ良さが合わさって、大人なデザインって感じで好印象!
フロントに移っていくと、お顔は相変わらずのイケメンぶりで、眼福とはこのことかって甘いマスクをしてらっしゃる。事前に、ホンダのHPで車体を一目見てから試乗に臨んだんだけど、実車と対面してみたら思ってたよりもゴツくて頼もしい感じ。
ボディがグイーンと後ろに伸びているからなのか、パッと見では160ccとは思えないほどの存在感。思わず、250ccなの? と錯覚を起こしてしまうほど、剛健性を感じる車体とデザインに「PCXいいな~」と惚れ惚れしてしまったよ。
ゴツいとはいったものの、実際、車体の幅はかなりスマート。フロントライトの中にウィンカーが入っていたりと、無駄な突起物が見当たらないので、実用性を見据えた装備になっているなと思ったよ。
フォーマルでまとまりのあるスタイルなので、うまくスーツを着こなす男性のような品の良さも感じられて、ついエスコートされたくなっちゃうね。そのおかげで、街中にもスッと溶け込んでくれるので、良い意味で乗り手を選ばないし、乗るときの服装を気にしなくていいのがうれしいところ!
ではPCX160にまたがってみようかな
シート高764cmでわたしの身長(158cm)で画像の通り。車重は133kgで非力な女性でも扱いやすく軽いので安心。
大体のスクーターは重心が下にありPCX160も同様なので、横に立って押し歩きした時の取り回しは安定していたよ。
それではエンジン始動しよう!
PCX160は、スマートキーなので、バッグやポケットに忍ばせておけばいちいち鍵穴に鍵を抜き差ししないで済むところが楽でいいね。ハンドル下のつまみをセンターから右に切り替えて、左右のブレーキを握りながらスターターを押すとエンジンが掛かる仕様だよ。ちなみに片側ブレーキだけを握ってスターター押しても反応しないので初めて乗る人は「あれっ?」ってならないように注意だね。
ハンドル下の左側には500mlペットボトルがすっぽり入るくらい深さのインナーボックスが付いていて、飲み物はもちろん、バイクを降りた時用のために、折り畳み傘とかを常備しておいてもよいかも。とっさに物をしまったりできるので、かなり重宝しそうだよ!
いざ!PCX160で発進していくよ!
走り出した時の低速はかなり安定感があって、そのままゆるゆると低速走行を続けてもしっかりバランスが取れた。たとえば、渋滞にはまった時のトロトロした運転でも苦にならなそうだから、ストレス軽減ポイントのひとつかも。アクセルをひねると、レスポンスよくスピードが上がってくれるのでそこにもストレスを感じなかったよ。
ただ、車体が本当に軽いからか、速度を上げた時にハンドル操作も思ったよりも軽く感じて、最初はすこし不安になったかな。デコボコ道を走行した時に感じる振動は割と感じるから、スピードを出したら少し跳ねるようなイメージではあったけど、基本的に舗装路を走行するバイクだと思うし、許容範囲内だね。慣れたら不安なく乗れるので、安心してほしい。笑
停車時にハンドルを思い切り左右に振ってみたんだけど、振り切った時に、太ももに当たるくらいの振り幅があったんだ。うまく乗りこなせば、小回りがめちゃくちゃ効くので、これも良いポイントだね。実際に、カーブはライン取りしやすいし、狭道での小回りもしやすかったな。さらには、低速が安定しているからフラつかないのも良いね。
それから、PCX160にはセレクタブル・トルク・コントロール(HSTC)が装備されているんだけど、これはコーナリングや加速時、濡れた路面などでステーンと転けちゃわないよう、リヤからのスリップダウンを抑制してくれる制御が入っているんだ。これが入っているからといって、絶対にスリップしないわけではないけど、このHSTCのおかげで安心度が全然違うの。まさに、転ばぬ先の杖ってやつだね!
PCX160は原付二種として登録ができない排気量なので、運転には普通自動二輪免許が必要になるよ。通勤・通学など日常の足として使えるのはもちろんのこと、急がなくちゃいけないときが来ても高速道路に乗れるから、日常の足としてこれ以上のバイクはないんじゃないかってくらい重宝されてるのも納得だよね。
さて、スクータータイプの気になるところ第1位…といっても過言ではない、「シート下にヘルメットが入るか問題」の検証をしてみよう。PCX160のメットインは、公式によると30Lの大容量。試してみると、自前のヘルメット(アライのアストロGX / Mサイズ)がすっぽり入った! 入れてもまだ少し余裕があって、わたしはちょっと感動した。笑
この余裕ができたスペースに、レインウェアなどを追加して忍ばせておけば完璧だね。ゲリラ的な雨が降ってきてもすぐに出すことができるよ。
そのほかにも、純正アクセサリーやカスタマイズパーツがほんとに豊富(HP見てみて)。シート下だけで足りなければ、ボックスをつけて積載量を増やしちゃう選択肢もあるよね。わたし的には遠出した時のお土産(主にお菓子)を持ち帰るためには、当然、メットインだけじゃ足りないから絶対ボックスはつけると思う!
スクーターだからこそできる、カスタムもたくさんあると思うので購入したらどんなスタイリングにしようかな~? って想像が膨らませるのがきっと楽しいよね。
こんなに高級感たっぷりなのに、メーカー希望小売価格(税込)は41万2500円なんだって。思っていたよりリーズナブルで驚き!(自分で書いたけどショッピングチャンネルみたい(笑)
サブバイクと言わずに、メインバイクとしてお迎えしたいくらい、完成度の高いPCX160だったのでした!
…ということで本日はここまで! またお会いしましょう~♪
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みんなのコメント
特に酷暑の今
渋滞が無ければ体力的に負担と移動時間が
少なく済みます。