サウジアラビアGPで急遽F1デビューを果たすことになった18歳のオリバー・ベアマン。突然決まった大舞台への挑戦を前に、彼は4度のF1チャンピオンであるセバスチャン・ベッテルから応援メッセージを受け取っていたという。
フェラーリのリザーブドライバーを務めるベアマンのF1デビューは、レギュラードライバーのカルロス・サインツJr.が虫垂炎に罹患したため。サウジアラビアGPの2日目からベアマンがフェラーリで代役を務めることとなり、FP3からSF-24の実車に急遽飛び乗った。
■大活躍ベアマンの”挑戦”はこれから。フェラーリ代表「彼にとって最も重要なのはF2」
ベアマンは予選では惜しくもQ3を逃し11番手となったものの、決勝ではコース上でライバルを抜き7位で初陣を終えた。
ベアマンはレース前には様々な人から激励のメッセージをもらったと語り、その中には2022年限りでF1を離れたベッテルも含まれていたことを明かした。
「レース前には、祝福と幸運を祈るメッセージを沢山もらったよ」とベアマンは言う。
「僕のお気に入りはセバスチャン・ベッテルからのメッセージだ。僕は初期の頃から彼の大ファンなんだ。彼が引退するまでは、いつもセブを応援していた」
「だから、彼からのメッセージは本当に特別だったよ」
「彼が見ていると思うと、ちょっとプレッシャーにはなるけど、良いプレッシャーだったよ」
またその他にもベアマンにはF1のステファノ・ドメニカリCEOからも連絡があった。
「彼はレース後に本当に嬉しいメッセージを送ってくれた」とベアマンは言う。
「レース後には、ルイス(ハミルトン/メルセデス)にハグしてもらった。彼に僕のレースを評価してもらえたのは嬉しいよ。自分としても誇らしい瞬間だった」
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