■分かれ道が多すぎる!金沢市にある複雑な道路標識の秘密は?
全国各地には複雑な道路標識が存在します。なかでも、複数の道路が交差している場所においての標識は初見ではその構造を理解するのに時間がかかることがあります。
そのひとつに、石川県金沢市にある標識が過去にSNSで話題となりました。どのような標識なのでしょうか。
石川県金沢市安江町に設置されているこの標識は「指定方向外進行禁止」です。
矢印が指している方向にしか進むことができず、それ以外の方向からの車両の進行を禁止することを表しています。
この標識は別の方向から進むと進入禁止の位置が変わるため、道路標識の矢印の形状も異なる点に注意が必要となります。
複雑な標識をSNSでみたユーザーのなかには、「見ながら運転すると事故りそう」「走りながらみる標識は分かりやすくしてほしい」「近隣の人が何も言わないのがもっと不思議です」といった複雑な標識が事故に繋がる点について心配する声も見られました。
では、投稿された道路はなぜこのような形状になっているのでしょうか。
地図を見てみると、道路標識があるのは金沢市瓢箪町交差点から安江北の交差点に向かって直進した信号の手前で、道路標識が設置されている箇所を見ると、道が5つに分かれています。
そのため、自分がいる位置と合わせて6つの方向に分かれる複雑な道路の形状となっています。
さらに不思議なのは、矢印が伸びている方向の1つは標識上では進める矢印が表示されているものの、実際に進んでみると進入禁止の看板が設置されて進めない道路となっています。
この複雑な道路の形状について、この地域の警察署担当者は以下のように話します。
「安江北に設置されている指定方向外進行禁止という標識は、表示板の示す方向以外の方法への車両の進入を禁止する意図があります。
車両の進行を禁止する交差点の手前における左側または前面に設置され、車両は矢印が書かれた場所以外は進むことができません。
今回の標識のうち、6時の方向にのびている『矢印が表示されていない道路』は車両が進んできた方角です。
車両が進めるのは残る5方向のうち、矢印が描かれた4つのいずれかということになります。矢印がない方向は車両での侵入が禁止されているため注意が必要です。
12時の方法に進む矢印の先は進入禁止になっていますが、進入禁止の場所まで進むスペースがあるため、表記上に問題はありません。すぐ近くにある別の道路を迂回していただくことになります」
※ ※ ※
今回の投稿で話題となった「指定方向外進行禁止」の標識は、矢印が描かれた方角以外は進むことができません。
また別の方向から侵入すると、意味は同じでもまったく別の形の標識が設置されていることも、より複雑に感じる要因といえるでしょう。
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みんなのコメント
「それ以外の方向からの」ではない。
「それ以外の方向への(=写真で言えば左やや手前への)」を禁止でしょう。
しかも一通出口とかでしょ?