現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 初代「ホンダバモス」がオークションに!LOT No.3「Honda Vamos」

ここから本文です

初代「ホンダバモス」がオークションに!LOT No.3「Honda Vamos」

掲載 13
初代「ホンダバモス」がオークションに!LOT No.3「Honda Vamos」



株式会社BH AUCTIONは、和歌山県かつらぎ町の人気アウトドアショップ「Orange」とコラボレーションしたオークションを、日本最大級のネットオークションサービス「ヤフオク!」で、2023年1月16日(月)から22日(日)まで開催する。出品されているのは「Orange」を経営する池田道夫さんがコレクションしていた、アウトドアを感じさせるオシャレなヴィンテージカー(13台)だ。

スマホのアプリをカーナビの大画面で!『ポータブルディスプレイオーディオ』が便利すぎるぞ!

●文:月刊自家用車編集部

レトロかわいいヴィンテージカーが1円スタート!

”現代にはない車”という言葉がこれほどまでに似合う車両はこの初代「ホンダバモス」以外ないだろう。小さなボディにはドアや屋根が備えられておらず、乗員と車外を隔てるのはドアの代わりに備えられたガードバーとフロントウィンドウだけ。運転席から少し目を落とせばもうそこは道路という、前衛的なルックスが強い存在感を放つ。

ミッションはマニュアル4速。エンジンは354cc空冷2気筒OHCが2列目運転席の下に設置されている。所謂ミッドシップレイアウトとなっている点がユニークだ。顔つきも特徴的で、飛び出したカエルの目のようなヘッドランプの間にスペアタイアが収まったデザインは、小さなボディと相まってとても可愛らしい印象を与えてくれる。

一方内装を見れば、内張りなしの金属剥き出し、簡素なメーターが並ぶダッシュパネルなど、さながら軍用車のようで、スパルタンな魅力も併せ持つ。

当個体は今年4月に開催された自動車やバイクなど乗り物に特化したアウトドアイベント「VEHICLE STYLE」で展示されていた車両となる。池田氏はかねてより「バモス」を探していたのもあって、その場で購入を決めたそうだ。

「バモス」はそのデザインもさることながら、レジャーにはもちろん、現場作業まで、そつなくこなせる車両をめざして設計されているのが魅力のモデルだ。キャッチコピーも「乗る人のアイデアによって用途が無限に広がる車」として販売された。そのため、コンパクトなボディと荷物の積み下ろしが容易なのも特徴で、どこに行っても活躍できる利便性が追求されている。しかし「バモス」のアヴァンギャルドなデザインは当時のユーザーにはあまり受け入れられることはなく、生産期間はわずか3年、製造台数も2,530台にとどまり、現存する個体は少ない。

また「バモス」には2人乗りモデルと4人乗りモデル、そして上部全体を覆う幌を備えたフルホロタイプの3種類があった。そのなかでもフルホロモデルの生産台数は少なく、さらに外装のボディーカラーもオリジナル、内装にも手は加わっていないと言うことから、この個体の希少性は非常に高いと言えるだろう。

出典:BINGO ※本記事の内容はオリジナルサイト公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な表記がないかぎり、価格情報は消費税込みの価格です。

こんな記事も読まれています

なぜ「ペダル踏み間違え」起きる? 原因はどこにある? 相次ぐ「重大事故」は“高齢者”特有の問題ではない! 有効な「対策法」はあるのか
なぜ「ペダル踏み間違え」起きる? 原因はどこにある? 相次ぐ「重大事故」は“高齢者”特有の問題ではない! 有効な「対策法」はあるのか
くるまのニュース
カーメイト、新型ワイドリアビューミラー発売…ホンダ WR-V などに対応
カーメイト、新型ワイドリアビューミラー発売…ホンダ WR-V などに対応
レスポンス
ミック・シューマッハー、来季F1復帰の可能性はあるのか?「それが僕の目標だけど……僕がコントロールできることじゃない」
ミック・シューマッハー、来季F1復帰の可能性はあるのか?「それが僕の目標だけど……僕がコントロールできることじゃない」
motorsport.com 日本版
神奈中の赤い「連節バス」ついに横浜へ登場 箱根駅伝ルート経由で駅 団地結ぶ
神奈中の赤い「連節バス」ついに横浜へ登場 箱根駅伝ルート経由で駅 団地結ぶ
乗りものニュース
エンジン車が生き残れる夢の燃料【石井昌道の自動車テクノロジー最前線】
エンジン車が生き残れる夢の燃料【石井昌道の自動車テクノロジー最前線】
グーネット
便利な「ベンリイ号」に見るホンダのチャレンジ精神! 1955年にアールズフォーク採用!?
便利な「ベンリイ号」に見るホンダのチャレンジ精神! 1955年にアールズフォーク採用!?
バイクのニュース
雨のル・マンを制したポルシェのリエツ「前にも似たような状況を戦った」自身5度目のGTクラス勝利
雨のル・マンを制したポルシェのリエツ「前にも似たような状況を戦った」自身5度目のGTクラス勝利
AUTOSPORT web
【ホンダ CB650R/CBR650R E-Clutch 試乗】“小さなおじさん”が入ってる!? ガツンと来ない「電光石火の変速」に驚いた…西村直人
【ホンダ CB650R/CBR650R E-Clutch 試乗】“小さなおじさん”が入ってる!? ガツンと来ない「電光石火の変速」に驚いた…西村直人
レスポンス
ロレンソ VS ペドロサのボクシング対決、ガチで実施! 6月20日に激烈ライバル同士の”再戦”が実現
ロレンソ VS ペドロサのボクシング対決、ガチで実施! 6月20日に激烈ライバル同士の”再戦”が実現
motorsport.com 日本版
フィアット『パンダ』がファミリー拡大、『グランデパンダ』発表…新型コンパクトSUV
フィアット『パンダ』がファミリー拡大、『グランデパンダ』発表…新型コンパクトSUV
レスポンス
タフな仕立てのメルセデス・ベンツ「Eクラス」はマルチな才能が魅力的! 街乗りからアウトドアまで活躍!! 新型「オールテレイン」の真価とは
タフな仕立てのメルセデス・ベンツ「Eクラス」はマルチな才能が魅力的! 街乗りからアウトドアまで活躍!! 新型「オールテレイン」の真価とは
VAGUE
エンジンは「トヨタ」製!? マツダ新型「“斬新”SUV」発表へ! めちゃカッコイイ「CX-50 HV」米中登場に「日本でも欲しい」の声も
エンジンは「トヨタ」製!? マツダ新型「“斬新”SUV」発表へ! めちゃカッコイイ「CX-50 HV」米中登場に「日本でも欲しい」の声も
くるまのニュース
ロールス・ロイスのマスコットを最初に車両に掲げた「モンタグ」とはどんな人物?「スピリット・オブ・エクスタシー」のモデルとの公言できない関係とは
ロールス・ロイスのマスコットを最初に車両に掲げた「モンタグ」とはどんな人物?「スピリット・オブ・エクスタシー」のモデルとの公言できない関係とは
Auto Messe Web
ハイパワー競争に合わせて200psまで動力性能アップ!スタイリングも洗練【GTmemories12  A183Aスタリオン ダイジェスト(2)】
ハイパワー競争に合わせて200psまで動力性能アップ!スタイリングも洗練【GTmemories12 A183Aスタリオン ダイジェスト(2)】
Webモーターマガジン
【MotoGP】ジョアン・ミルとホンダ、2026年までの契約延長で合意か。今季も大苦戦中……復活に賭けた?
【MotoGP】ジョアン・ミルとホンダ、2026年までの契約延長で合意か。今季も大苦戦中……復活に賭けた?
motorsport.com 日本版
メルセデスマイバッハ、『S580』特別仕様を発表…専用のツートーンペイントやホイール
メルセデスマイバッハ、『S580』特別仕様を発表…専用のツートーンペイントやホイール
レスポンス
アメリカンマッスルまでEV化かよ……でもじつはローパワーFFなんて世代もあった「ダッジ・チャージャー」の歴史を振り返る
アメリカンマッスルまでEV化かよ……でもじつはローパワーFFなんて世代もあった「ダッジ・チャージャー」の歴史を振り返る
WEB CARTOP
新生9X8はまだやれる……! プジョー、“勝負にならなかった”ル・マン終えても「マシンの方向性は良いと確信」
新生9X8はまだやれる……! プジョー、“勝負にならなかった”ル・マン終えても「マシンの方向性は良いと確信」
motorsport.com 日本版

みんなのコメント

13件
  • ホンダバモスじゃなくてバモスホンダ
  • ホンダもこんな楽しい車を作る時代が
    有りましたね いまは規制 他で無理と
    思いますが ホンダは楽しい車作る会社に。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村