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レンジローバー スポーツSVの第2弾モデル「EDITION TWO」が日本デビュー

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レンジローバー スポーツSVの第2弾モデル「EDITION TWO」が日本デビュー

 ジャガー・ランドローバー・ジャパンは2024年8月20日、第3世代となる現行レンジローバー スポーツのハイパフォーマンスモデル「SV」の第2弾となる「EDITION TWO(エディション ツー)」を発表し、日本での受注を開始した。車両価格は2474万円に設定する。

 先代レンジローバー スポーツの高性能バージョン「SVR」の実質的な後継モデルとなるレンジローバー スポーツSVは、レンジローバー スポーツ史上最も速く、かつ最もダイナミックで先進的なモデルであることを標榜して、2023年5月に本国デビュー。初年度は「EDITION ONE(エディション ワン)」のみを設定し、たちまち完売となる。今回はその第2弾となるモデルで、2025年モデル限定グレードとして販売される。

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 エクステリアに関しては、従来と同様にエアフローを強化したフロントエンドに形状を見直したボディサイド下部、4本出しテールパイプのアクティブエキゾーストシステムなどで構成。ボンネットはカーボンファイバー材で仕立て、合わせて“RANGE ROVER”のレタリングやフロントバンパーブレード、グリルサラウンド、ボンネットベント、サイドベントにはツイルカーボンファイバー材を使用する。また、新オプションとしてSVビスポークサテンフォージドカーボンフィニッシャーを設定した。ボディカラーは新色のブルーネブラ(マットフィニッシュ)のほか、マールグレイ(グロスフィニッシュ)、サンライズカッパー(サテンフィニッシュ)、リグリアンブラック(グロスフィニッシュ)という計4色をラインアップしている。

 インテリアについては、前席に専用のSVパフォーマンスシートを採用したうえで、表皮にパーフォレイテッドウィンザーレザー(エボニー、ローズウッド/エボニー、ライトクラウド/エボニー)とパーフォレイテッドUltrafabrics(シンダーグレイ/エボニー)を設定。同シートはシート一体型ヘッドレストやバックボード(カーボンファイバーまたはKvadrat)、SVロゴのイルミネーション、より立体的なボルスターを組み込む。また、前席の乗員がサウンドを全身で感じることができ、かつウェルネス効果もある多次元オーディオ体験を提供するボディ&ソウルシート(BASS)を標準で装備した。

 パワートレインは基本的に従来と共通で、最高出力635ps/6000~7000rpm、最大トルク750Nm/1800~5855rpmを発生する、MHEV(マイルフドハイブリッド)テクノロジーを組み込んだ4395cc・V型8気筒DOHC直噴ガソリンツインスクロールターボエンジンを搭載。トランスミッションには専用セッティングの電子制御式8速ATを組み合わせ、駆動機構にはAWDを採用する。一方でシャシーには、油圧連動式ダンパー、高さ調整可能なエアスプリング、ピッチコントロールを組み合わせた革新的なセミアクティブシステムの6Dダイナミクスサスペンションシステムを採用。また、選択したドライブモードに応じて通常パターンよりも車高を10~25mm低く設定し、SV独自にチューニングしたインテリジェントオールホイールドライブやオールホイールステアリング、トルクベクタリングバイブレーキング、コンフィギュラブルダイナミクス、アクティブロッキングリアディファレンシャルなどとシームレスに連動して、スポーツカーを彷彿とさせるドライビングエクスペリエンスを具現化した。さらに、足もとには鋳造アロイホイールと比較して40%以上の軽量化を果たしたカーボンファイバー製23インチホイールをオプションで設定。制動機構にはブレンボ製カーボンセラミックブレーキ(オプション)と8ピストンSVフロントキャリパーを組み合わせ、卓越したブレーキ性能を発揮する。

 なお、ジャガー・ランドローバー・ジャパンはいち早く納車可能なオンライン予約限定のプライオリティモデルの5車種も用意。カーボンセラミックブレーキなどを装備し、車両価格は2846万6000円に設定している。

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