東京モーターショー2019(10月24日より一般公開開始)には、自動車メーカーやサプライヤー以外にもさまざまな企業、団体がブースを出展している。
今回、初出展の「日本スーパーカー協会」もそのひとつ。日本のスーパーカー文化のさらなる発展をめざす一般社団法人である(公式ウェブサイト参照)。
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最新のアストンマーティン 「DBSスーパーレッジェーラ ヴォランテ」も展示されている。ベントレー「ミュルザンヌ」や「コンチネンタルGT」も展示。日本スーパーカー協会のブース(東京ビッグサイト南展示棟4F)には「TOKYO SUPERCAR DAY 2019 in 東京モーターショー」の名のもと、さまざまなスーパーカーがならぶ。
最新のアストンマーティンやベントレー、テスラ、ダラーラとともに、往年のフェラーリ「F40」「F50」も。さらに、カーフィルムメーカーやカーワックスメーカーの出展もあった。1200平方メートルのブース内は、さながら“スーパーカーの祭典”といった雰囲気だ。
カーワックス・メーカー「シュアラスター」のブースもある。「スーパーカーを通じて、自動車の魅力を多くの人に伝えたいです」と、述べるのは同協会の会長を務める須山泰宏氏。初出展の反響はいかに?
「反響は大きかったです。『今年のモーターショーのブースで1番よかったよ』といった声もいただきました」と、須山氏は笑顔で話す。
「スーパーカーの魅力をひとりでも多くの人に伝えたいです」と、述べる須山泰宏会長。「さまざまなスーパーカー・ブランドのクルマがおなじブースに展示されたのは、東京モーターショー初ではないでしょうか? さまざまなブランドが協力し、スーパーカーの魅力を発信するのは新しい試みであり、画期的です」という。ちなみに、フェラーリやランボルギーニといったスーパーカーが東京モーターショーに展示されるのは約10年ぶりだそうだ。
ただし、開催に至るまでにはさまざまな苦労があった。協会の事務局長を務める山里真元氏は「限られた予算のなかで、いかに充実したブースをつくりあげるかは試行錯誤の連続でした。設営費用を抑えるため、業者にすべてを託すのではなく、われわれで出来る部分はメンバーの協力のもと、進めてきました」と、話す。
「周囲からは予算が潤沢にあるよう見られがちですが、決してそんなことはありません。多くの人の協力・協賛があって出展が実現しました」と、述べる山里真元事務局長。ワールドプレミアをこの場で東京モーターショー2019は開幕したばかりであるが、すでに次の東京モーターショー(2021年)も見据えているという。
「(今回より)少しでも多くのスーパーカー・ブランドやインポーターから、趣旨への賛同&協力をいただき、より規模の大きい展示をおこないたいと考えています」と、須山氏は意気込む。
イタリアのスーパーカー・メーカー「ダラーラ」のクルマも展示されている。須山氏は続けて、「これまでの東京モーターショーは、一般ユーザーのクルマは展示出来ませんでした。今回の東京モーターショー2019は、一部の決まりが緩和され、展示出来るようになったのです。結果、われわれも多くのスーパーカーを展示することができました。ですが、車両を提供された一般ユーザーの方々のみ、楽しめる、というような内容にはしたくないんです」と、述べる。
では、どのような内容にしていきたいと考えているのか?
「一般ユーザーに限らず、協賛・協力企業、そして来場者……すべての人たちが楽しめるようなイベント&ブースとはなにか? を、さらに考え、次回の出展に向けて取り組んでいきたいと思います」
テスラ「モデルX」も展示されている。実際に乗り込むことも可能だ。最後、須山氏に夢を訊くと、「この場(TOKYO SUPERCAR DAY in東京モーターショー)で、スーパーカーのワールドプレミアがおこなわれてほしいですね! あらゆるブランドが、“この場で新車を発表したい”と、思うような魅力的なイベントにしていきたいです」と、話す。
スーパーカー協会のブースは今後、どういった形で進化していくのか? 注目だ!
文・稲垣邦康 写真・安井宏充(Weekend.)
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