現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 【流麗なクーペセダン目撃】メルセデス・ベンツEQS 新型プロトタイプ発見 フラッグシップEV

ここから本文です

【流麗なクーペセダン目撃】メルセデス・ベンツEQS 新型プロトタイプ発見 フラッグシップEV

掲載 更新 6
【流麗なクーペセダン目撃】メルセデス・ベンツEQS 新型プロトタイプ発見 フラッグシップEV

カモフラージュ少なめのプロトタイプ

text:Greg Kable(グレッグ・ケーブル)

【画像】メルセデス・ベンツEQS、ライバルは?【高級EVセダン5選】 全128枚

translator:Takuya Hayashi(林 汰久也)

メルセデス・ベンツは、テスラ・モデルS、ポルシェ・タイカン、アウディeトロンGTに対抗する新型EVセダン、EQSの開発を進めているが、今回、カモフラージュを最小限に抑えたプロトタイプが目撃された。

これまで見られたようなボディ上の造形物やフェイクのライトは下ろされ、ライトのデザインや全体的なボディのプロポーションを垣間見ることができる。以前、車内の様子も目撃されているが、EQSには先日発表された新型Sクラスと同じ11.9インチのセンタータッチスクリーンと12.3インチのデジタルディスプレイが搭載され、物理的なコントロールはほとんど排除されることになりそうだ。

メルセデスはEQSの航続距離が700kmを超えることを明らかにしている。ダイムラーのオーラ・ケレニウスCEOは、ラグジュアリー、快適性、安全性の面でも「ベンチマークを設定する」と述べている。

EQSは、タイカンやeトロンGTなど、増えつつある高級EVセダンと競合することになる。プロトタイプのルーフラインは低く曲線的で、スリムなヘッドライトが目立つ。

ボディサイズは、現行のCLSとほぼ同じとされている。メルセデスは以前、2019年のフランクフルト・モーターショーでコンセプトカーのビジョンEQSを公開し、そのスタイリングを予告していた。

室内空間は現行Sクラスより広い?

メルセデスのEVシリーズ、EQの最新モデルとなるEQSは、今年後半にショールームに加わる予定だ。関係者によると、EQSの名前は、同社の伝統的なSクラスに匹敵する高級感、快適性、機能性の高さを意味するという。

2022年からは、EV専門のサブブランド「EQ」として、6車種の完全EVをラインナップする。

EQCがGLCの既存モデルをベースにしているのに対し、フラッグシップのEQSは、メルセデスのモジュラー・エレクトリック・アーキテクチャー(MEA)を採用した初のEQモデルとなる。

アルミニウムを多用したMEAプラットフォームは、フラットなフロア構造を特徴としている。

プロポーションの面では、Sクラスよりもボンネットが短く、フロントガラスを寝かせている。フラットフロア構造と3m近いホイールベース、トランスミッション・トンネルなどの干渉が従来のモデルよりも少ないことも相まって、現行のSクラスよりも広い室内空間を実現することが期待される。

大きくカーブしたルーフラインと比較的薄いウィンドウ形状はCLSに似ており、ファストバックスタイルのリアには、AMG GT 4ドアクーペに似たブーツリッドが装備されている。

EQSは、フロントアクスルとリアに2基の電気モーターを搭載し、フルタイムAWDを実現すると予想されている。EQCでは、このセッティングで400ps以上の出力と、約71.2kg-mのトルクを発揮する。

メルセデスは、EQSをシュトゥットガルト郊外のジンデルフィンゲン工場で生産することを明らかにしている。EQモデルの生産を予定しているドイツ国内の工場はこれで3番目となる。

こんな記事も読まれています

昭和世代じゃなくてもグッとくる!?  ちょい[イケてるクルマ]にまつわる言葉8選
昭和世代じゃなくてもグッとくる!?  ちょい[イケてるクルマ]にまつわる言葉8選
ベストカーWeb
新型エルグランド大胆妄想!! アルファードに勝つために必要な性能と価格とは?
新型エルグランド大胆妄想!! アルファードに勝つために必要な性能と価格とは?
ベストカーWeb
なぜ「SLS AMG」は比類なきスポーツカーだったのか? メルセデス・ベンツとAMGが注いだコスト度外視の革新的技術とは
なぜ「SLS AMG」は比類なきスポーツカーだったのか? メルセデス・ベンツとAMGが注いだコスト度外視の革新的技術とは
Auto Messe Web
MotoGPスペインGPプラクティス|王者バニャイヤ、レコード更新し初日最速。マルク・マルケス3番手
MotoGPスペインGPプラクティス|王者バニャイヤ、レコード更新し初日最速。マルク・マルケス3番手
motorsport.com 日本版
トヨタ・ランドクルーザーの中核モデル「250」シリーズが発売。特別仕様車のZX“First Edition”とVX“First Edition”も設定
トヨタ・ランドクルーザーの中核モデル「250」シリーズが発売。特別仕様車のZX“First Edition”とVX“First Edition”も設定
カー・アンド・ドライバー
ボルボ「XC40」仕様変更&プレミアムな装備を採用した特別限定車を発売
ボルボ「XC40」仕様変更&プレミアムな装備を採用した特別限定車を発売
グーネット
日産 新エネルギー車のコンセプトカー4車種をお披露目 北京モーターショー【動画あり】
日産 新エネルギー車のコンセプトカー4車種をお披露目 北京モーターショー【動画あり】
グーネット
ホンダ 新EVシリーズ第2弾 新型「e:NP2」「e:NS2」発表 北京モーターショー
ホンダ 新EVシリーズ第2弾 新型「e:NP2」「e:NS2」発表 北京モーターショー
グーネット
エンジン版と共有部品ナシ! ポルシェ・マカン・エレクトリックへ試乗 ちゃんと「らしい」 航続500km以上
エンジン版と共有部品ナシ! ポルシェ・マカン・エレクトリックへ試乗 ちゃんと「らしい」 航続500km以上
AUTOCAR JAPAN
3時間で争われるスーパーGT第2戦富士の持ち込みタイヤ数と義務ピット回数が発表。モラルハザードは1名が適用
3時間で争われるスーパーGT第2戦富士の持ち込みタイヤ数と義務ピット回数が発表。モラルハザードは1名が適用
AUTOSPORT web
F1、2025年に向けてポイントシステム変更を検討。12位まで対象を拡大か
F1、2025年に向けてポイントシステム変更を検討。12位まで対象を拡大か
AUTOSPORT web
「30万円」の大幅値下げ!? 鮮烈レッドの「新型セダン」発表! 爆速の「超高性能モデル」も新設定! 今あえて「値上げラッシュ」に逆行した理由とは
「30万円」の大幅値下げ!? 鮮烈レッドの「新型セダン」発表! 爆速の「超高性能モデル」も新設定! 今あえて「値上げラッシュ」に逆行した理由とは
くるまのニュース
急拡大! BYDの高級車ブランド「方程豹」 無骨SUV&華麗スポーツカー発表
急拡大! BYDの高級車ブランド「方程豹」 無骨SUV&華麗スポーツカー発表
AUTOCAR JAPAN
約20年ぶりのBTCCフル参戦に臨む元世界王者ロブ・ハフ「カローラはかなり快適だ。でも忙しいね!」
約20年ぶりのBTCCフル参戦に臨む元世界王者ロブ・ハフ「カローラはかなり快適だ。でも忙しいね!」
AUTOSPORT web
アウディの電動SUV『Q6 e-tron』に105mm長い「L」
アウディの電動SUV『Q6 e-tron』に105mm長い「L」
レスポンス
においを出すSUVだと…? ホンダの新SUVは至れり尽くせり? 中国でEV攻勢へ
においを出すSUVだと…? ホンダの新SUVは至れり尽くせり? 中国でEV攻勢へ
乗りものニュース
「市販します」トヨタのEV“bZ”シリーズ新型2車種 Z世代向け&ファミリー向け スタイルはっきり分ける
「市販します」トヨタのEV“bZ”シリーズ新型2車種 Z世代向け&ファミリー向け スタイルはっきり分ける
乗りものニュース
三菱「新型“精悍”コンパクトSUV」発表! 斬新マスクがカッコイイ! 新型「ASX」マイチェン版 欧州で発売へ
三菱「新型“精悍”コンパクトSUV」発表! 斬新マスクがカッコイイ! 新型「ASX」マイチェン版 欧州で発売へ
くるまのニュース

みんなのコメント

6件
  • まだまだ未発展途上のEV市場。
    ある意味メルセデスの初めての本気EVになるフラグシップEQS、これに関しては個人嗜好や購入有無問わず、どういうものを市販化するのか楽しみです。
  • 変なことを書くアカウントは間違いなく年収300万程度の貧乏アカウントです。

    この先も見てると面白いですよ。

    たまには相手してやってください。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村