ジェンソン・バトンは、XITEエナジーレーシングからナイトロ・ラリークロス(ナイトロRX)に参戦する。
ラリークロスで名を馳せたジョン・バトンを父に持つバトンは、2016年シーズン末にF1を引退し、2018年と2019年は日本のスーパーGTのGT500クラスにチームクニミツから参戦していた。
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2019年にはアメリカ・カリフォルニア半島を縦断する「バハ1000」に出場し、昨年初開催されたエクストリームEにはJBXEのチームオーナーとして参加。開幕戦サウジアラビアでは自らがステアリングを握るなどオフロードレースへ積極的に挑戦してきた。
現在ウイリアムズのシニア・アドバイザーやSky Sports F1の解説としてF1でも活躍する42歳のバトンは、エクストリームEにも参戦してきたオリバー・ベネットをチームメイトに、ナイトロRXの新設された“グループE”で『FC1-X』をドライブする契約を結んだ。
FC1-Xは、オルスバーグMSRとQEVテクノロジーズが開発した最高出力1070馬力(800kW)を誇るEVラリークロスマシン。2月のレース・オブ・チャンピオン(ROC)でデビューを果たしている。
「僕はレースがしたいんだ」と言うバトンは、ベネットの乗るフォード『フィエスタ・スーパーカー』と昨年ナイトロRXを走ったミニ『クーパー』をテストした。
「レースが大好きだし、競い合うのも大好きだ。僕は楽しみたいんだ」
「ラリークロスだけでなく、EVレースの経験が豊富なXITEエナジーとナイトロRXに参戦することを楽しみにしている」
「そして、友達のオリーと一緒にレースできる。彼は素晴らしい性格だし、このスポーツにとって偉大な存在であり、ダートで戦った経験も豊富だ」
「彼の隣で学び、彼が僕のサーキットでのドライブから学べると良いね」
「楽しいパートナーシップになるだろうね。ラリークロスの”ビッグボーイ”たちに対抗できるような、楽しいパートナーシップになると思うね」
トラビス・パストラーナを発起人に、昨年初シーズンを迎えたナイトロRXは、内燃エンジンを搭載するスーパーカーを使用してアメリカを舞台に5つのレースを開催した。
2年目となる2022-2023シーズンは、ヨーロッパでの3戦を含む世界10戦に拡大され、6月18-19日にイギリス・リデンヒルで開幕戦が開催される予定されている。
スウェーデン、フィンランド、サウジアラビアに続き、アメリカ大陸で6戦が開催。来年3月に最終戦を迎える。
バトンは「ラリークロスとの家族のつながり」を継続することを楽しみにしているとして、父ジョンのラリークロスでの功績を「真似したい」と語った。
「それはとても特別なことだよ」
「僕が飛ぶことになるジャンプのいくつかは、とても大きく、若干怖い。でもだからこそ、新しいチャレンジとしてワクワクしている」
「ラリークロスとF1は全く違うモノだ。だからこそ僕は好きなんだ。2017年にF1を離れたのは、何か新しいことに挑戦したかったからだ」
「僕はレーシングドライバーであって、F1ドライバーではないから、新しいチャレンジは僕の全てなんだ」
「F1では必要なことを達成したと思っていたから、違うことに挑戦するのは良いことだよ」
またベネットは、ふたりは「お互いからかなりのことを学んでいる」として、バトンは「本当に素早く」ラリーレースに馴染んだと語っている。
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