外出もままならない毎日であるけれど、想像の翼は思う存分に広げることができる。人は、移動する生き物であり、移動することで発展してきた。では、新型コロナウイルスの問題が収まったらどんなクルマで動こうか。ここに紹介するのは、サイズ感もフォルムも走りも完璧で、山へも海へもいけちゃうミドルサイズSUVクーペだ。
トレンドのフォルムから
新しい定番スタイルに
現在のポルシェの販売台数の3分の2以上をSUV、つまりマカンとカイエンが占めると聞くと、ちょっと驚く。けれどもマカン・ターボに乗ると、なるほどと納得だ。
アクセルペダルを踏むと、そうそう、この加速が欲しかったんだと膝を打ちたくなる。コーナーでハンドルを切れば、これこれ、こういうふうに曲がりたかったという理想のラインを描く。マカンは操作に対してどんぴしゃの反応を返してくれるから、運転を続けているとじぶんがポルシェという精密機械の一部になったように感じる。ちょっと目線が高いけれど、オーダーしたシャツを羽織ったかのようなフィット感、一体感は、911やボクスターと同じだ。マカンはスポーティなSUVではなく、SUVの皮をかぶったスポーツカーなのだ。
技術の進歩とはすばらしいもので、かつてのSUVに見られた背の高さに起因するネガ、たとえば操縦性や快適性で劣るという問題を解決している。
これは、ポルシェに限った話ではない。これまでは各社ともSUVのネガ潰しに躍起になっていたけれど、そのフェーズをクリアしたいま、どのSUVにもそれぞれのブランドの魅力が強く反映されるようになっている。たとえばBMW X4 MはSUVの皮をかぶったスポーツセダンで、実にBMWらしいモデル。各社の個性が明確になっているから、SUVを選ぶ楽しみがどんどん増している。
言い換えれば、流行りモノや色モノ的な存在だったSUVが成熟して、セダンやワゴンのようにあたりまえの存在になった。SUVはクルマの新しい定番なのだ。
Porsche Macan Turbo
2018年に大幅な改良を受けたマカンの現在のラインナップは、マカン、マカンS、マカンGTS、そしてトップグレードにあたるこのマカン・ターボ。兄貴分にあたるカイエンと比べれば全長が20cm以上短く、そのサイズ感は特に都市部のクルマ好きに歓迎されるはず。
SPEC
全長✕全幅✕全高:4684✕1926✕1624mm
ホイールベース:2807mm 車両重量:1945kg
エンジン排気量:2894cc 最高出力:440ps/5700~6600rpm
最大トルク:550Nm/1800~5600rpm
乗車定員:5名 価格:¥12,191,667
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