独メルセデス・ベンツは6月11日、新型コンパクトSUV「GLB」を発表した。
メルセデスのSUVラインナップで、エントリーモデルの「GLA」に近い次ぐ位置づけとなるGLBは、ハッチバックの「Aクラス」をベースとしながら、GLAとは明確に異なるスクエアなフォルムで登場した。オフロードをイメージしたというエクステリアのディメンションは、4634mm×1834mm×1658mm(3列目シート仕様は1662mm)。GLAに比べて、全長はおよそ200mm、全幅は約29mm、全高は153mm高い。
スタイリングは4月の上海ショーに出展された「コンセプトGLB」より現実的ないでたちにまとまったものの、各ピラーは最近のモデルとしてはめずらしく角度の立ったデザインで、SUVらしさを強調したスタイリングといえるだろう。
グラスエリアが拡大したことは、インテリアの採光性や居住性に好影響を与え、1列目のヘッドルームはセグメント最高の1035mmをマーク。シート配列は基本が2列シート仕様となるが、コンパクトな全長にもかかわらずオプションで3列シート仕様も選択可能だ。もちろん、2人掛けとなる3列目シートも、ドリンクホルダーや小物入れ、さらにはUSBポートまで備える本格的なものとなる。
室内の装備面は、大型液晶を用いたフードレスのデジタルメーターなど、Aクラスを始めとする最新のメルセデスの流儀に沿うが、パッセンジャー側に大型のアルミルックエレメントが加えられ、センターコンソールにも同様のデザインが反復されるなど、外装同様にオフロードテイストを盛り込んだ空間となっている。
グレードごとのパワーユニットと駆動方式の組み合わせは以下のとおり。トランスミッションはすべてDCT(デュアルクラッチトランスミッション)となり、GLB200のみ7速、他は8速となる。
GLB200 1.3Lガソリンターボ(163馬力/250Nm) FF
GLB250 4MATIC 2Lガソリンターボ(224馬力/350Nm) AWD
GLB200d 2Lディーゼルターボ(150馬力/320Nm) FF
GLB200d 4MATIC 2Lディーゼルターボ(150馬力/320Nm) AWD
GLB220d 4MATIC 2Lディーゼルターボ(190馬力/400Nm) AWD
このクラスにはめずらしいラギッドな雰囲気溢れるデザインと高い実用性で、新たな顧客を引きつけそうなGLB。そのサイズ感は日本の道路事情にもちょうど良さそう。欧米では今年後半の発売が予定されており、早期の国内導入も期待したいところだ。
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