カワサキモータースは20日、鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)で燃料に水素を活用した二輪車の走行デモを公開した。大型二輪車「ニンジャH2SX」をベースに開発し、2030年代初頭の実用化を目指す。同社はカーボンニュートラル(温室効果ガス排出実質ゼロ)を実現するためにさまざまな燃料を生かせるラインアップを準備していく考えだ。
ニンジャH2SX搭載エンジンをベースに、インジェクターの追加などで水素に適合させた。既存の内燃機関を活用することで、供給網や製造面での知見を生かせるメリットがあるという。
座席後部には、水素1キログラム分を充填できるタンクを計2個搭載。航続距離は、現段階で約100キロメートルだ。
走行デモでは鈴鹿サーキットのコースを1周した。市聡顕先行開発部長は「いろいろなパワートレインを普段乗ってテストするライダーからも『二輪車の楽しさを持ったモーターサイクルを実現できると実感した』とコメントをもらった」と話した。今後の開発については「これで完了ではなく研究は始まったばかり。(二輪車メーカーなどで組織する水素小型モビリティエンジン研究組合の)HySEを通じて水素をうまく使いこなし、二輪車の楽しさとエコを両立させる」と語った。
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みんなのコメント
事故などでのタンクの安全性が心配だけど。
水素エンジンやeフェールエンジンの開発が進んできて大変うれしく思う。
最近トヨタでは、カ-ボンニュートラルの更に先のカ-ボンマイナスエンジンの開発を進めている。
なんとエンジン熱と吸入空気により二酸化炭素を吸収する装置がついてるらしく
エンジンがEVより環境にいい未来が見えてきました。
日本ってすごいし未来が楽しみでならない。