64分の1スケールながら細部にまでこだわった!
ホビー専門誌から各種フィギュアやモデルカー、ゲームなどを手掛けるホビージャパン。同社のモデルカー最新作として、惜しまれつつも生産終了となったスバルWRX STIの64分の1スケールモデルが2種類発売される。
【CARトップTV】ありがとうEJ20! ドリキン土屋圭市が熟成極まるWRX STIを全開試乗
まずは、30年間ファンを魅了し続けた、水平対向ターボ「EJ20」の生産終了をきっかけとした限定車「WRX STI EJ20ファイナルエディション」だ。販売価格は2860円(税抜き)。実車は往年のラリーマシンのスポンサーにもちなんだ555台が用意されたが、それを圧倒的に上まわる購入希望車が殺到したという特別な1台。
フルバランス取りが施されたエンジン&クラッチをはじめ、STIコンプリートカーで得たノウハウも注ぎ込みながら仕立てられたモデル。そんな特別装備を、64分の1スケールという手のひらサイズでもしっかりと再現している。
フロントグリルに配されたチェリーレッドのアクセントライン、BBS製のゴールドホイール、リヤバンパーのダクトなどもリアルさを追求している。実車を3Dスキャニングし、過去に実物のコンセプトカーなどを担当した経験のある元モデラーがスケールに合わせてカッコよく見えるようにリファイン。ボディ形状のリアルさを追求している。
また、エンジンが特徴のこの限定車ならではの演出として、同じく64分の1スケールで再現したEJ20エンジンのディスプレイモデルも付属する。サイズはわずか1.5cmほど! それでも赤く塗装されたパイプや、存在感あるインタークーラーなどEJ20のディテールをリアルにモデル化。トランスミッションまでモデル化しているあたりに、こだわりを感じる。
ボディカラーはWRブルーパールのほか、クリスタルホワイトパール、クリスタルブラックシリカの3種を設定している。発売予定は11月以降とのこと。気になる人は模型店などに問い合わせてみてほしい。
もう1台は、ベーシックなWRX STI(2700円/税抜き)。よりスポーティなType Sをモデル化。Type Sの特徴でもある、専用19インチアルミホイールをはじめ、WRX STIのスポーティ度を高める、メーカーオプションの大型リヤスポイラーも装着している。
先に発売されるEJ20ファイナルエディションエディションと、前後バンパーやシートなども作り変え、リアルさをこだわっている点にも注目。ファイナルエディションとは異なる、ベースモデルのシャープな雰囲気も見逃せないだろう。スバル車の特徴でもある、六連星のロゴは立体的なメタルステッカーで再現するという徹底ぶりだ。こちらは12月以降発売予定で、クリスタルホワイトパール、WRブルーパール、クリスタルブラックシリカ、アイスシルバーメタリックの4色が用意される。
どちらも車名ロゴの入った専用台座が付属する。コレクションにもピッタリな透明ディスプレイケース付きなので、自宅やオフィス、またWRX STIの車内など、お気に入りの場所に飾ってみてはいかがだろうか。
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