レッドブルのマックス・フェルスタッペンは昨季、オーストリアとメキシコの2レースで優勝したことで、正しいパッケージさえあればタイトルを目指せる存在であることを見せつけた。
レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、フェルスタッペンが今季、ルイス・ハミルトンやセバスチャン・ベッテルといった経験豊富で実績のある面々に打ち負かされることはないだろうと考えている。
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「彼が何かを恐れているとは思えない」とホーナーは語った。
「ふたり(ハミルトンとベッテル)ともキャリアの中でいくつか間違いを犯したことを私は見てきている。特にセバスチャンは昨季厄介なシーズンを過ごした」
「シーズン後半のパフォーマンスだけで言うと、マックスはハミルトンに次ぐポイントを獲得していた」
「我々が必要なツールさえ与えれば、彼に不足はない。彼は最も恐ろしいドライバーだ」
フェルスタッペンの2018年シーズンは、いつくかのミスや接触から始まっていった。バーレーンGPでは序盤にハミルトンと接触しリタイア。中国GPではベッテルと接触し、表彰台のチャンスをふいにした。
しかし、数年後のハミルトンとフェルスタッペンの立場についてホーナーはこう語る。
「ルイスは今マックスより高いステージにいるが、近い将来その輝きが失われていくのは極めて当然のことである」
「彼の速さが長期間持続したとしても、最終的には経験に頼ることになる」
「人間とは常に進化するものだ。10年後にはマックスが肩越しにルイスを見ているだろう」
さらにフェルスタッペンはアゼルバイジャンGPにおいて当時チームメイトのダニエル・リカルドと同士討ちを演じ、モナコGPではフリー走行3回目にクラッシュし、レッドブル圧倒的有利と言われたコースで最後尾スタートを余儀なくされた。
リカルドがルノーに移籍し、代わりに経験の浅いピエール・ガスリーが加入したことで、レッドブルの発展を担うのはフェルスタッペンになるだろうとホーナーは語った。
フェルスタッペンを育てるにあたり、キレのある走りを失わせないようにすることは重要であったかと尋ねられたホーナーは「もちろんだ。それが彼がエキサイティングなドライバーたる所以だ」と答えた。
「マックスは毎周限界まで激しいレースをしたがっている。もちろんテストよりはるかにレースをしたがっている」
「過去のレースを振り返って見よう。シルバーストンでキミ(ライコネン)がマックスをパスした時、彼は諦めずにルフィールドで抜き返した」
「我々は(2017年の)雨のブラジルで彼の意思の強さと強心臓ぶりを思い知らされた。彼は進歩する力を最高レベルで備えている」
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