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各社エース級が続々登場!!! 2021年国内メーカーニューモデル全情報

掲載 更新 27
各社エース級が続々登場!!! 2021年国内メーカーニューモデル全情報

 毎月200店以上の新車ディーラーを回り、「生」の新車情報を届けてくれる流通ジャーナリストの遠藤徹氏。

 振り返ってみれば新顔、フルモデルチェンジと大いに盛り上がった2020年の自動車業界。今年2021年も、ランクル300や86&BRZ、アリア、アルトなどの楽しみな注目車が続々と登場・一新される予定だ。

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 年末年始に販売店を集中的に取材したところ、現状ディーラーに届いている2021年の新車スケジュールがうっすらと見えてきた。以下、現時点で集まっている情報をお伝えしたい!

【画像ギャラリー】登場が待ち遠しい…!!! 2021年登場予定のモデルたちをギャラリーで総チェック!

※本稿は2021年1月のものです
文/遠藤 徹、写真/ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』 2021年2月10日号

■トヨタ、2021年の注目新型車はランクル300、86など5車種!

 トヨタから2021年に登場する新型車は、ランドクルーザー300、86、カローラクロス、それにノアの4車種です。

 いずれのモデルもトヨタの設計思想であるTNGAに基づいて開発され、さらにディスプレイオーディオや最新機能を盛り込んだ先進運転支援システムのトヨタセーフティセンスを採用します。

 ランドクルーザー300は現行型の4.6L V8エンジンから3.5L V6ターボと3.3Lクリーンディーゼルターボに替えて搭載します。

 ノアは、従来のノア/ヴォクシー/エスクァイアをノアに統合します。3ナンバーサイズのエアロシリーズは現行型ヴォクシーのような精悍なデザインテイストを採用します。

 現行型の1.8Lハイブリッドは次期型では排気量を2Lに拡大し、さらにリチウムイオンバッテリーに代え、4WD車も設定します。

世界中で信頼される最強の悪路性能を誇るトヨタのフラッグシップSUV ランドクルーザーが、ついに2021年「300系」へとフルモデルチェンジする(画像はベストカー編集部による予想CG)

■日産の2021年ニューモデル展開は、アリア、エクストレイル、新型スモールEV

 2021年の日産によるニューモデル展開は、6月頃に新型EVの「アリア」、10月頃に次期型エクストレイル、そして年末近くに新型スモールEV、といったラインナップでの登場が予想されます。

 アリアはすでに発表ずみのSUV型電気自動車で、価格は500万円近辺の設定が予想されます。

 エクストレイルはキープコンセプトで三菱自動車の次期型アウトランダーと基本コンポーネンツを共用した姉妹車となります。パワーユニットは2Lハイブリッドが搭載される予定です。

 スモールEVは軽自動車ベースで三菱自動車との共同開発となり、航続距離は150km程度を目標に開発が進められています。このほか2021年中盤にはキックスに4WD車が追加されます。

全長4595mm、全幅1850mm、全高1655mmでホイールベースは2775mmのアリア

■ホンダの2021年のニューモデルはシャトル、ステップワゴンの世代交代

 ホンダの2021年におけるニューモデル展開は、夏にシビック、秋にシャトルのフルモデルチェンジが予想されます。

 また2022年はステップワゴンがフルモデルチェンジ。大幅な手直しとなります。新開発のプラットフォームを採用し、ボディは全高をやや下げ、走りと使い勝手の両立を図ります。

 パワーユニットは現行型の2Lハイブリッドは継続され、1.5Lターボのほうは新開発の2L NAエンジンに変更される可能性があります。

秋にフルモデルチェンジが予想されるホンダ シャトル(画像はベストカー編集部による予想CG)

■スズキの2021年はワゴンRの追加モデル、アルトの一新

  2021年のスズキは、ワゴンRの追加モデル設定と、アルトのフルモデルチェンジが噂されています(まだ具体的な情報は販売店には降りてきていないが、「こういう新型が出るらしい」という話があるようだ)。

 ワゴンRは新たに両側スライドドアモデルを加えます。ダイハツムーヴキャンバスの対抗モデルで、曲面を強調した丸っこいボディスタイルと2灯式LEDヘッドランプのマスクが特徴的なモデルになる模様です。

 パワーユニットはマイルドハイブリッド、同ターボを搭載します。

 アルトは7年ぶりの世代交代となります。新開発のプラットフォームとなり、エンジンも一新します。外装デザインはやや直線を強めたボディラインを採用します。

 パワーユニットはマイルドハイブリッドを使わず、NAエンジン最高の低燃費を目指して開発を進めています。スポーツバージョンのワークスは1年後に追加する予定です。

加速時にモーターでエンジンをアシストするエネチャージを採用する新型アルト。「ベーシック軽」の魅力を追求(画像はベストカー編集部による予想CG)

■2021年のダイハツはムーヴを一新し、タントを大幅改良

 ダイハツの2021年におけるニューモデル展開は、秋までにムーヴをフルモデルチェンジし、12月にタントをビッグマイナーチェンジする見込みです。

 ムーヴは、現行型タントと同じ新開発プラットフォームや新型エンジンを採用して進化します。先進安全装備も最新版を標準装備します。

 タントは待望となる軽自動車初のストロングハイブリッド車を設定します。バッテリーはリチウムイオンを採用すると思われます。

ダイハツ ムーヴ。特にカスタム系はシャープなフロントマスクが印象的。新開発DNGAプラットフォームで操安性も向上する(画像はベストカー編集部による予想CG)

■2021年のマツダはMX-30のEV発売とマツダ2を一新

 マツダの2021年におけるニューモデル展開は、1月にMX-30のEV仕様を発売し、秋にマツダ2をフルモデルチェンジする予定です。

 MX-30のEV仕様は航続距離が254km。2WD車のみで、グレード構成はベーシック、ベーシックセット、ハイエストトップの3タイプが用意されます。車両本体価格は451万~501万6000円となります。

 マツダ2はフルモデルチェンジでプレミアム路線が強化される見込みです。パワーユニットは新開発の1.5L SKYACTIV-Xエンジンがトップグレードに搭載される可能性が高いです。

マツダ2。新型のスタイルは魂動デザインフェイズ2を採用。プレミアムコンパクトへと進化する(画像はベストカー編集部による予想CG)

■2021年にスバルはBRZ、レガシィアウトバック、WRX S4をモデルチェンジ

 スバルは2021年のニューモデル展開で、秋以降に新型BRZを発表し(発売は来年か)、年度内にWRXを投入予定です。また、レガシィアウトバックについても年度内に登場するのでは…という情報が入っています。

 スバルのモデルラインナップ数としては1年間に3車種のモデルチェンジは多すぎる印象がありますが、新型のレガシィアウトバックはすでに北米を中心に発売されていて、日本では本来2020年に発売される計画が延期になったことが要因のひとつにあります。

 レガシィの次期型はセダンのB4は日本では設定されず、アウトバックのみが発売されます。

 パワーユニットは従来の2.5Lに代わり、1.8Lターボを搭載します。現行型は今年1月にオーダーストップする予定です。

 BRZはパワーユニットを従来の2Lから2.4Lに排気量アップした新型エンジンを搭載します。

 WRX S4は従来の2Lターボに代えて、2.4Lターボを新たに搭載します。

スバルではスポーツセダンのWRX S4もフルモデルチェンジする。そのほかBRZやレガシィアウトバックも2021年に一新する予定で注目だ(画像はベストカー編集部による予想CG)

■2021年に三菱はアウトランダーを一新し、軽EVを投入

 三菱自動車は2021年2月に新型アウトランダーの北米仕様を公開します。日本仕様の発売は、早ければ今秋頃に間に合えば…という見込み。

 次期型は日産の次期型エクストレイルと基本コンポーネンツを共用します。ボディパネルの一部も同じになる可能性があります。

 EVは軽自動車のeKワゴンをベースにした日産との共同開発で、年末の発売予定です。

2021年1月25日夜に新型アウトランダー(北米仕様)を2021年2月16日午後3時(日本時間2月17日午前8時)にオンライン発表するアナウンスした三菱。………(貯めに貯めて)日本は!!?

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