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今や航続距離500kmはEVの常識。アウディも最長航続距離のQ4 e-tron 40とクワトロモデルを設定

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今や航続距離500kmはEVの常識。アウディも最長航続距離のQ4 e-tron 40とクワトロモデルを設定

航続距離が短いイメージが残るEVだが、最近は長距離化が進んできている。アウディは、コンパクト電動SUV「Q4 e-tron」シリーズに、新たに2つのグレードを追加した。一つ目は航続距離をブランド最長の534km(WLTP)にまで延長した「Q4 スポーツバック 40 e-tron」、二つ目は駆動方式をフォーリングス伝統のAWDとした「Q4 45 e-tron クワトロ」だ。欧州価格(付加価値税込)は前車が4万9500ユーロ(約644万円)、後車が5万0900ユーロ(約662万円)となる。

Q4 e-tronシリーズは、ミドルサイズSUV「e-tron」(国内価格933万円~)および4ドアクーペ「e-tron GT」(同1399万円~)に次ぐアウディ3番目の電動モデルとして本年4月に欧州デビュー。コンパクトなボディ、そして比較的リーズナブルな価格設定で「メルセデス EQC」といったライバルに対抗する。通常のSUVであるQ4 e-tronとクーペスタイルのQ4 e-tronスポーツバックが用意されるのもアウディの文法どおりだ。

>>アウディ e-tronのおすすめグレードとユーザーの評価を見てみる

今回発表されたQ4 スポーツバック 40 e-tronは、204psを発生するシングルモーターをリアに搭載。デビュー時からスペックは予告されていたが、今回晴れてオーダー受け付けが開始された。空力性能に優れるスポーツバックスタイルが航続距離にも効いており、日常の使い勝手とスタイリングを兼ね備えたグレードとして一番の売れ線になることも見込まれる。

また、Q4 45 e-tron クワトロは初めて設定が明かされたグレード。数字が大きいほど出力が増すという最近のアウディの流儀どおり、265psという最高出力は「40」(204ps)と「50」(299ps)のちょうど中間となる。0-100km/h加速は6.9秒、最高速度はリミッターが効いて180km/hで、50と比べると加速は0.7秒のビハインド、最高速は同水準だ。パワートレーンは前後ツインモーターによるAWDで、これまではトップグレードの50以外すべて後輪駆動だったから、価格とスペックのバランスは一番かもしれない。

Q4 e-tronシリーズは、国内導入が発表されているものの、その時期や価格は今のところ未定。今回追加されたグレードも含め幅広な選択肢を用意してほしいところだ。

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みんなのコメント

4件
  • 5年5万km走行後も満充電500km走れるならいいけどね
    勿論エアコンなど電装品は普通に使ってさ
  • スバルとホンダのパクリ
    中華メーカー
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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