鈴鹿サーキットのタイムアタックを疑似体験できるコンテンツも!
ルノー・ジャポンは、1月10日(金)~12日(日)まで、千葉県・幕張メッセで開催中の東京オートサロン2020にブース出展した。
ニュルFF最速のルノー・メガーヌR.S.トロフィーRが鈴鹿でタイムアタック! 2分25秒454を記録
一番の目玉は、なんといってもドイツ・ニュルブルクリンクサーキットにおいて量産FF車最速タイム“7分40秒100”を記録したメガーヌR.S.トロフィーRの日本初披露だろう。
300馬力まで出力アップしたパワフルな1.8リッターターボエンジンを搭載。また、ベースとなっているメガーヌR.S.に搭載されている、コーナリング性能を高める4輪操舵システム「4コントロール」をレス仕様とするなど徹底した軽量化を実施。サーキットを攻めるためというコンセプトを追求した1台である。
専用のカーボンボンネットやアクラポビッチ製のチタンマフラー、2シーター化されたスポーティなインテリアなど、走り好き注目のパッケージといえるだろう。
オートサロン会場でのプレスカンファレンスでは、気になる価格が発表された。基本仕様となるトロフィーRは689万円(47台限定)、カーボン製のフロントブレーキやホイールを装着するカーボン・セラミックパックは949万円(4台)となっている(ともに税込み)。トロフィーRは1月10日(金)11:00より、購入申込受付順(先着)、カーボン・セラミックパックは抽選販売(申込受付期間は19日23:59まで)となる。
申込はルノー・ジャポンのオフィシャルサイト内の専用ページにて受け付けるほか、カーボン・セラミックパックはルノー正規販売店でも申込可能だ。
プレスカンファレンスでは鈴鹿サーキットでのタイムアタックや開発アドバイザーを務めた谷口信輝さんが登壇し、トークショーも行われた。鈴鹿や筑波を走った印象やトロフィーRのフィーリングについて「ベースとなっているメガーヌR.S.とトロフィーには、4輪操舵システムが搭載されていてすごく気持ちよく走れるのですが、このトロフィーRではそれを軽量化のために取り外しています。『え、取り外してしまうの?』と思いましたが、それでもよくここまで仕上げたな、と思ってしまうほどよく曲がるんです」とコメント。
「速く走らせようと思ってブレーキを奥まで我慢し、ブレーキング姿勢を残したままコーナリングすると、リヤがスライドし始めます。そのオーバーステアが苦にならない人でないと、ブレーキングからターンインまででドライバーの腕の差が出てしまいますね。そこから先は、グイグイ曲がってくれますし、トルクアンダーも出ない。こんな乗り手を選ぶというか、『お前、乗れるのか?』と語りかけてくるクルマはなかなかないな、と思いましたよ。何周でも乗っていられるくらい楽しいですね!」と感心していた。
また、茨城県・筑波サーキットでも行われたタイムアタック動画も公開され、ブースではドイツ・ニュルブルクリンクやベルギー・スパフランコルシャンサーキットの映像とともに楽しむことが可能だ。
このほか、ブースではトロフィーRで鈴鹿サーキットを走行しているかのような体験ができるコーナーを展開。来場者が迫力ある走行シーンを体感できるので、ぜひ楽しんでみてほしい。
体験後は、記念にオリジナルステッカーももらえるので、ルノー・スポールファンは必見だ。
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