6月27日(木)から30日(日)にかけて、東欧ポーランドにて2024年WRC世界ラリー選手権の第7戦として『ラリー・ポーランド』が開催される。
7年ぶりのWRC開催となる今大会は、柔らかいグラベル(未舗装路)を舞台としたハイスピードラリー。第5戦ポルトガルや第6戦イタリアとは異なるコンディションのため、接戦が繰り広げられている今シーズンの戦局の変化に注目が集まっている。そんな第7戦を前に、各陣営からドライバーたちの声が届いている。
【追記あり】交通事故で病院搬送のオジエ/ランデ組がラリー・ポーランド出場をキャンセル。代役はロバンペラ組に
■Mスポーツ・フォードWRT
●アドリアン・フルモー(#16 フォード・プーマ・ラリー1)
「僕にとって初めてのポーランドのラリーだ。3つ続く高速グラベルラリー(未舗装路)の最初のイベントなので、ここを土台にして、次の2つのイベントに向けてペースを改善していきたい」
「僕たちはここで良い結果を出して、サルディニアで起きたことは忘れるつもりだ。期待に応えられるようチームと取り組んでいるところなので、すぐに表彰台に戻れるように願っている」
「このラリーで僕が知っている唯一のことは、かなり速くて砂だらけだということだ。なので学ぶべきことはたくさんあるけれど、自分たちの経験を生かし、何を達成できるか見極めることができるだろう」
●グレゴワール・ミュンスター(#13 フォード・プーマ・ラリー1)
「これから3つの高速グラベルイベントに挑戦するのが楽しみだ。先週エストニアで、充実したイベント前のテストができた。フォード・プーマ・ラリー1を高速でドライブできるなんて信じられないようなことだ。これはマシンを体験するベストな方法だから、スタートが待ちきれない!」
「僕たちにとってポーランドは重要になる。なぜなら、そこで確立するセットアップが次のふたつのラリーの基盤になるからだ。ポーランドの路面は少し柔らかくて、轍ができることもあるが、テストでは見られなかったので面白い発見になるだろう」
「とにかく今は、新しいイベントに参加できてうれしい。今回はステージの知識という点で他のクルーとさらに近いレベルになると思うので、どうなるか楽しみだ!」
●マルティン・セスク(#22 フォード・プーマ・ラリー1)
「ポーランドに戻って競技に参加できることにとても興奮しているよ!僕たちは昨年のERCラウンドで優勝してから、ここでの素晴らしい思い出をたくさん持っているが、今年はまったく違うゲームになることは確かだ」
「僕たちにとってラリー1マシンでの初めてのイベントになる。先週行ったテストは信じられないほど素晴らしく、これまで僕が経験したこととはまったく異なっていた。このマシンの反応は非常にクイックで、コーナーを曲がる速さは実にユニークだ」
「スピードを上げることは大きな挑戦になるだろうし、それがポーランドでの目標だ。僕たちはマシンの空力特性に慣れながら、チームにも早く馴染み、ラトビアに向けてより良い状態を目指す。今回はその準備をするために、非ハイブリッド車で走行する予定だ。目標は走行距離を稼ぎ、ラリーを完走し、できるだけ多くのことを学ぶことだ」
■ヒョンデ・シェル・モービスWRT
●ティエリー・ヌービル(#11 ヒョンデi20 Nラリー1)
「ラリー・ポーランドは、本当に楽しめるイベントだ。ジャンプやクレスト(先の見えないアップダウン)が目立つ高速のグラベルラリーなので、ステージはすごくエキサイティングでとても楽しいんだ」
「ポーランドの道路ではテストを行っていないので、まずは正しいセットアップと良いペースノートを確認していく必要がある。セットアップに関しては、高いグリップとトラクションが必要だが、今シーズン参戦した他のグラベルラリーと大きな違いはないと思っている」
「自分たちの出走順が1番であることは、どれだけ道路の“掃除役”をやることになるかの度合いによって大きなメリットにもデメリットにもなる。それでも、一貫して速いペースで、多くのポイントを持ち帰ることができるだろうと期待しているよ」
●オット・タナク(#8 ヒョンデi20 Nラリー1)
「僕のポーランドでの思い出は素晴らしいもので、とても楽しいラリーだ。すごく速く、道路は天候によって大きく変わることもあるが、それも本当に楽しみだよ」
「とくにこのイベントの地形がとても気に入っていて、僕がエストニアでドライビングを学んだ場所と似ているんだ。ポーランドでの初めてのラリーでは優勝寸前だったけれど、勝つことはできなかった」
「それ以降は何度か表彰台に上がったので、今回も良いパフォーマンスを発揮できると思っているが、まだ改善の余地があるだろう。週末を通してプッシュするのに必要な自信が得られるよう、マシンのフィーリングをうまく掴むことを願っているよ」
●アンドレアス・ミケルセン(#9 ヒョンデi20 Nラリー1)
「ポルトガルとサルディニアの両方で好結果を出したチームとともにポーランドに戻ることができて、とても興奮しているよ。ラリー・ポーランドは砂の路面の超高速イベントなので、僕たちが持っているような安定した速いマシンは轍を最大限に活用できるはずだ」
「僕はまだ競技のなかで、このマシンをグラベルで走らせたことはないが、イベント前にテストでマシンに乗っているので、週末にふさわしいセットアップを見つけてトップで戦う準備を整えたい」
「また、このイベントは天候にも大きく左右されるので、出走順が大きな役割を果たすだろう。僕はここで2度表彰台に上がり1勝しているので、その好結果をもう一度再現したい」
■TOYOTA GAZOO Racing WRT
●エルフィン・エバンス(#33 トヨタGRヤリス・ラリー1)
「自分たちにとって厳しいラリーが続いているので、これから数戦続くハイスピードなラリーではより良い結果を残したい」
「どれも似たようなキャラクターのラリーだが、それぞれに独自の難しさがあると思う。過去のラリー・ポーランドで強く印象に残っているのは、かなり高速なラリーだということで、前回のサルディニアとは明らかにペースが大きく異なるだろう」
「また、路面のコンディションが著しく悪化しやすかったこともあるので、ステージの2回目の走行は大きなチャレンジになるかもしれない。過去に走ったことのあるセクションもあるが、自分たちが持っているペースノートはかなり古いものなので、新しいラリーに出るような感覚だ。新しいノートを作ることになるためレッキはかなり忙しくなりそうだね」
●カッレ・ロバンペラ(#69 トヨタGRヤリス・ラリー1)
「チームメイトのセブ(セバスチャン・オジエの愛称)とヴァンサン(・ランデ)が交通事故に巻き込まれ、ふたりに大きな怪我はなかったもののラリー・ポーランドには参加しないことになったため、ヨンネ(・ハルットゥネン)と僕が代役を務めることになった」
「僕らの仕事は、限られた準備のなかで非常に難しいものになるが、チームを助けるためにベストを尽くすつもりだよ!また、事故に巻き込まれたすべての人の一日も早い回復を祈りたい」
※本人のフェイスブックより
●勝田貴元(#18 トヨタGRヤリス・ラリー1)
「初めてのラリー・ポーランド出場を、とても楽しみにしています。先週の事前テストで初めてポーランドのグラベルロードを走りましたが、すべて順調でした。ステージはエストニアと少し似ていて、非常にハイスピードで路面は部分的に少し柔らかく感じました」
「きっと大きなチャレンジになると思いますが、自分はこのようなハイスピードなラリーが好きなのでとても楽しみです。もちろん過去のペースノートは持っていませんが、数年分のオンボード映像を見るなどして準備は進めています」
「前回、ポーランドがWRCのカレンダーに組み込まれていたときに出場していたドライバーたちは、きっとアドバンテージを持っていると思いますが、自分としてはベストを尽くすのみです。良いフィーリングを得て確実に結果を残し、より高い目標を設定するつもりでいるラトビアとフィンランドでプッシュできるように準備をするつもりです」
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