Carrozzeria Touring Superleggera Sciadipersia Cabriolet
カロッツェリア ツーリング スーパーレッジェーラ シャーディペルシャ カブリオレ
イタリア・カンポガッリアーノに残る、ロマーノ・アルティオーリがブガッティに賭けた夢
モントレーカーウィークにおいてカブリオレモデルを初展示
イタリア・ミラノを拠点にするカロッツェリア ツーリング スーパーレッジェーラは、8月16日にペブルビーチのモントレーカーウィーク内で開催されるザ・クウェイル(The Quail)において、「シャーディペルシャ カブリオレ(Sciadipersia Cabriolet)」を展示すると発表した。これは同車にとってアメリカデビューとなる。
9月後半には、米国東海岸のブリッジハンプトン・ゴルフクラブで開催されるザ・ブリッジ(The Bridge)にも参加。このイベントは160台のヒストリックカーと、リチャード・プリンスによる美しいアートワークや特別なインスタレーションが共演する貴重な機会となる。また、同時期に大西洋を挟んだ英国ハンプトン・コート宮殿で行われるコンクールズ・オブ・エレガンスでもシャーディペルシャ カブリオレの展示が予定されている。
マセラティ5000GTにちなみ“ペルシャの王”を意味する車名に
シャーディペルシャ カブリオレは、4シーターグランツーリスモ「シャーディペルシャ」のオープントップ仕様。オンデマンドでのオーダーにより、クーペとカブリオレが15台のみ生産される。かつて、自動車マニアと知られるイラン(ペルシア)皇帝パフラヴィー2世のオーダーにより製造されたマセラティ5000GTにちなみ、“ペルシャの王”を意味する「シャー ディ ペルシャ(Scia di Persia)」と名付けられている。
マセラティ グランカブリオ/グラントゥーリズモがベース
ベースとなるのはマセラティ グランカブリオで(クーペはグラントゥーリズモがベース)、パワフルな自然吸気V型8気筒ユニットを始め、ドライブトレインや電子機器等はすべてベースモデルからキャリーオーバーされている。
1970年代のエレガントさをテーマにデザイン
エレガントな70年代のデザインをテーマに掲げたエクステリアデザインは、カブリオレになっても少しも損なわれていない。フロントからリヤにかけて流れるような“矢”がイメージされており、特にルーフをオープンした時にサイドビューの流麗さが際立っている。オーバーハングはベースモデルから意図的に伸ばされており、これはフォーマルな燕尾服からモチーフを得たものだという。
水平基調に統一されたラグジュアリーなインテリア
インテリアは水平基調に統一されており、メインカラーはチョコレートレザーを採用。アクセントとしてクリームカラーのレザー、ダイヤモンドキルティングのステッチには印象的なオレンジがチョイスされている。あえて派手な装飾を避け、完璧なプロモーションと控えめなエレガンスが求められたという。
ミラノのファクトリーにおいて1台ずつハンドメイドで製造
シャーディペルシャは、ミラノのファクトリーにおいてハンドメイドで製造。ラグジュアリーモデルに相応しい高いレベルの工作精度を維持するべく、パネル製作からボディアッセンブリまで最先端のデジタル測定ツールが導入されている。
また、デリバリーを前に徹底した品質管理も行われる。パネル位置、パネルの隙間、塗装、研磨、レザー細工、ステッチなどに関する厳しい基準が、すべての工程で徹底された。ロードノイズ、ウェット/ドライハンドリング、操縦性、ブレーキング、騒音・振動など、すべてのパフォーマンステストはサーキットで行われている。
シャーディペルシャ クーペ/カブリオレは、ベースとなるマセラティ グラントゥーリズモ/グランカブリオのファクトリー入庫後、約6ヵ月の工期で完成。カロッツェリア トゥーリング スーパーレッジェーラによる変更箇所に関しても、通常の使用条件に従って2年間/走行距離無制限保証が適用される。
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