■新型「bZ4X」の「剥がせるボディカラー」仕様を世界初公開!商品化を検討中!
2022年5月12日に申込受付が開始予定のトヨタ新型「bZ4X」。
【画像】マジで剥がせる! 初公開された新型bZ4Xの斬新カラーを見る!
それに先駆けて羽田空港にて、剥がせるボディカラーを塗装した世界初の新型bZ4Xが展示されました。
新型bZ4Xの価格(税込み)は「Z(FWD)」で600万円、「Z(AWD)」で650万円となっています。
しかしながら今回は現金での購入やローンなどでの購入はできず、すべてトヨタのサブスク「KINTO」を通してリースという形で販売されます。
KINTOには初期費用フリープランと解約金フリープランと2通りの契約プランがあるので、自分がどのように車を使うかによってプランを選べます。
車種ラインナップも豊富でコンパクトカーの「アクア」や、SUVで人気の「カローラクロス」、「RAV4」。
ミニバンの「ノア/ヴォクシー」、スポーツカーの「GR86」なども選べます。
そのほかにもレクサスやモデリスタのカスタマイズ車両からも選ぶことが可能です。
車種にもよりますが、現在アクアは月額1万9910円から、GR86は2万1450円から、RAV4は2万7610円からと価格が示されています。
車両価格が600万円とされている新型bZ4Xの月額料金がいくらになるのか期待と不安がありますが、2022年5月2日に発表される予定とのことです。
そんな新型bZ4Xですが、2022年4月時点では一般ユーザーが見られる、乗車できる機会がそう多くありません。
そうしたなか4月20から5月1日まで、羽田空港第一旅客ターミナル2階イベントスペースに展示され、乗車体験もできます。
そしてそこに展示されている新型bZ4Xは、トヨタとKINTOで共同開発中の新サービス「剥がせるボディカラー」で全塗装されています。
このモデルは、新型bZ4Xオリジナルの全11色には用意されていないマットカラーで塗られており、シックなグレーボディは注目を集めるカラーです。
会場ではボディ・ルーフ・ドアミラーの3カ所を自分の好みのカラーで新型bZ4Xを塗れるデモもあります。
本来ならばパーツごとに塗り分けもできますし、100色を超えるトヨタカラーもありますが、簡易的に3カ所と30色が用意されていました。これだけでもどの部分をどの色にしようか十分に楽しめます。
今回、KINTOの小寺社長にオリジナルカラーを作ってもらいましたが、ボディは「スピリットアクアメタリック」、ルーフは「ダークブルーマイカ」、ミラーは「エアーイエロー」というオリジナルカラーで仕上がりました。
■剥がせるボディカラーってナニ? さらに広がるKINTOの取り組みとは
剥がせるボディカラーは、KINTOのなかで立ち上がった「KINTO FACTORY」という、ソフトウェアのアップデートや内外装のリフレッシュ、ドライバーに合わせたオプション品の装着をおこなう部門の1商品として取り扱われる予定だそうです。
剥がせるボディカラーといえば、ラッピングが流行していますが、ラッピングは職人の技術や使うシートによって仕上がりに差が生じてしまいます。
しかし、この剥がせるボディカラーは塗装なので工場での差も生じにくいうえに、なによりトヨタ純正色の塗装を使用するので、塗料に関しても安心安全で色合いに関しても担保が得られます。
もちろん普通に使っている分には剥がれることはほとんど無いそうです。
しかし、水道水を高圧で当てることで剥がすこともできるといいます。
この剥がれないけど剥がしやすいという二律背反のバランスがとても難しいようです。
KINTOの小寺社長は「1台のクルマを長く、大切に乗ってもらいたい。白黒グレーなどのカラーではなく、もっとさまざまなカラーを楽しんで欲しい。塗っても剥がせるので将来的な査定にも響かない」と説明します。
というのも、この剥がせるボディカラーは、KINTOのリース車だけでなく、現在所有しているクルマに対してもサービスをおこなう予定だといいます。
つまりは気軽にボディカラーチェンジを楽しんで欲しいとのことです。
小寺社長は「カスタマイズなども含めてゆくゆくはKINTO FACTORYを街のガレージにしていきたい」と述べていました。
KINTOもサブスクに慣れ親しんだ若者を中心にユーザー層も拡充しており、都心部だけでなく地方部においてもユーザーが着実に増えているそうです。
またモビリティマーケットでは旅行プランの取り扱いや、特選旧車をフルレストアしてレンタカーとして提供しています。
最近では、カローラレビン(TE27型)やセリカリフトバックなどもレンタカーして乗ることも可能です。
すべての車両はフルレストアされ、1回貸し出されるたびにしっかりとメンテナンスをして、次の人に貸し出すといった細やかなサービスがおこなわれています。
※ ※ ※
サブスクとしてクルマを提供するだけでなく、クルマ好きのユーザーに向けていろいろなことを試す場所としてもKINTOはますます活躍の場を広げそうです。
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みんなのコメント
利益率の低い車の利益を確保するためにサブスク限定で販売するんだろうけど
その言い訳に共同開発パートーナーの売り方を批判するようなことを平気で言うゴミ企業
少々現段階では非現実的かもしれないですね。
200~300万台ならともかく、600万程度であればリースなどの方が良いかと思います。