Lamborghini Essenza SCV12
ランボルギーニ エッセンサ SCV12
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限定40台のサーキット専用V12ハイパースポーツ
アウトモビリ・ランボルギーニは、2020年夏にランボルギーニ・スクアドラコルセが開発し、ランボルギーニ・チェントロ・スティーレがデザインした40台限定のレーストラック専用ハイパーカー「エッセンサ SCV12」を発表。その開発プログラムが完了し、いよいよデリバリーが開始される。
元F1ドライバーのエマニュエル・ピロは、エッセンサ SCV12の生みの親のひとりだ。ランボルギーニがこれまで開発したなかで最もパワフルなV12エンジンを搭載したスペシャルモデルは、近々オーナードライバー専用イベントで、サーキットデビューを果たす予定だ。
ル・マン24時間レースを5回も制覇した経験を持つピロは、エッセンサ SCV12プロジェクトの初日から参加。モンツァ、ポルティマオ、バルセロナ、ル・カステレなどのサーキットを舞台に、2年間にわたって何千kmもエッセンサ SCV12をドライブしてきた。
ピロと共に、ランボルギーニ・スクアドラ・コルセの公式テストドライバーであり、ヤングスター・プログラムの責任者を務めるラファエル・ジャンマリアも開発に参加。ふたりが、テストプログラムを分担している。
元F1ドライバーのピロが開発を担当
誰よりもエッセンサ SCV12に触れてきたピロは、2年間のテストプログラムを「その旅は美しく魅力的なものでした」と振り返った。
「ありきたりなことを言っているように思えるかもしれませんが、これは真実なのです。プロジェクトの初期段階から関わり、まるで子供のように育ててきたのは、私にとっても初めての経験です。そのすべての瞬間が、感動的で刺激的でした。私はこれまでに何台ものクルマの開発に参加してきましたが、進化のすべての段階を追いかけ、それぞれの段階で貢献できたのはこのクルマが初めてです」
ピロは試作車両のステアリングを握り、サーキットで何千kmも走行。車両の微妙な動きを把握し、そのフィーリングをエンジニアへとフィードバックした。
「エッセンサ SCV12は、その聴き方さえわかれば、あなたに語りかけてくるでしょう。音、振動、加速、ハンドリングで、ドライバーに語りかけてくるのです。時には暗号化された言葉なので、その解読には時間と労力がかかりました。でも、その結果は特にサウンドとドライブフィールの両面で、驚く存在になったと確信しています。エッセンサSCV12は、パワフルでユニークな感動を与えてくれるクルマなのです」
セッティングの自由度と高度なバランス
ピロとジャンマリアからの有益なフィードバックを得て、スクアドラコルセはエッセンサ SCV12の開発を続けた。その開発初期段階から技術陣のターゲットは明確だったという。
「エッセンサ SCV12は、優れたラップタイムを記録するだけのクルマではありません。メカニカルや電子的に幅広いセットアップオプションにより、オーナードライバーが自分の要求に合わせたクルマを作り出せるように開発されています。他にはない個性を持った、“魂”を持つ1台を作りたかったのです」
エッセンサ SCV12は、ランボルギーニ・スクアドラコルセがこれまでに手がけた中で最も野心的なプロジェクトであり、その開発過程はチャレンジの連続だった。
「リヤに負荷のかかるトランスミッションと、信じられないほどパワフルなエンジンを搭載したエッセンサ SCV12は、コンペティションではなくサーキット走行のために生み出されました。だからこそ、エレガンス、デザイン、そして最高のパフォーマンスを一体化することを運命づけられています」
「適切なバランスを見つけることが、私たちのモチベーションになりました。その開発作業は妥協が一切なく、まるで次の日には耐久レースに参戦するかのようでした(笑)。サスペンション、ブレーキ、タイヤ・・・すべてが完璧に調整されていなければ、ジェントルマンドライバーの皆さんがこのクルマの可能性を最大限解き放って楽しむことはできないからです」
6月のヴァレルンガからサーキットプログラムを開始
プロフェッショナルドライバーとして、40年という輝かしいキャリアのなかで、ピロは世界最高のチームと仕事をしてきた。その間もドライビングへの情熱を失ったことはない。
「長い月日をかけて、私はスクアドラコルセの開発チームを本当によく知ることができました。彼らのプロフェッショナリズムだけでなく、人間的な側面も評価しています。そして、すでに素晴らしい関係を築いていたラファエルとの関係もさらに強固になりました。それにしても、このプロジェクトにこれほど感情移入するとは思ってもいませんでした。このクルマは私の中に常に潜んでいたドライバーとしての情熱の火を再び灯してくれたのです」
テストプログラムが終了し、最初のクルマがデリバリーされると「クラブ・エッセンサ SCV12」のドライバーたちは、いよいよサーキット走行の機会を得ることになる。2021年夏以降、ピロはこのハイパーカーのために用意されたサーキットプログラムのエリートコーチを務める。開発プログラムという最初のチャプターが閉じられた今、さらにエキサイティングなチャプターがこれからスタートするのである。
「オーナーの皆さんがコースに出るのを待ち遠しく思います。その時には私の経験を彼らに伝え、このクルマが持つすべての秘密を発見してもらうことができるでしょう」
「でも、正直に言うと、それと同時に少し寂しい気持ちもあります。私にとってエッセンサ SCV12プロジェクトは、子供を育てるようなものだったのですから・・・。そして今、我が子が自分の道を歩むのを見るのは少し寂しさを感じているのです」
エッセンサ SCV12のイベントプログラムは、6月末にローマ近郊のヴァレルンガ・サーキットで開始。夏から秋にかけてスパ・フランコルシャン、ニュルブルクリンク、バルセロナで開催され、ミサノで行われている「ランボルギーニ・ワールド・ファイナル」で締め括られる予定だ。
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みんなのコメント
ベネトンの「PIROSAN」か!
何だか懐かしい名前が出てきましたねぇ~w
かつては全日本F3000に伊太利屋レイナードで
走ってましたよね
今やランボルギーニのテストドライバーですか!
だからランボルギーニに乗ってるのでしょう
ちなみに私はエマニュエル・ピロと言えばスクーデリア・イタリアのイメージが強いです