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【標準装備を見直し】 メルセデス・ベンツCLE 200 クーペに「スポーツスタイル」 価格も戦略的に

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【標準装備を見直し】 メルセデス・ベンツCLE 200 クーペに「スポーツスタイル」 価格も戦略的に

CLE 200 クーペ・スポーツスタイル

メルセデス・ベンツは最新世代の2ドアクーペである「CLEクーペ」に、追加モデル「CLE 200 クーペ・スポーツスタイル(ISG搭載モデル)を発表した。メーカー希望小売価格(税込)は820万円。

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CLE 200 クーペ・スポーツスタイルの特長

CLE 200 クーペ・スポーツ(ISG搭載モデル)をベースに標準装備を見直し、シンプルなオプション構成にしたことで充実した装備にも関わらず魅力的な価格を実現した点にあるという。

CLE 200 クーペ・スポーツではオプションで設定されている乗員の身体と座面の間にこもった熱や湿気をシートに内蔵された複数のファンが除去する「シートベンチレーター(シートヒーター機能含む)(運転席・助手席)」、合計出力 710Wの高精細なナチュラルサウンドが車内で楽しめるオーディオシステム「ブルメスター3Dサラウンドサウンドシステム」、運転中の気分や乗員人数、座席位置に応じて好みの音響バランスに調整可能な「サウンドパーソナライゼーション機能」を標準装備している。

内装はメンテナンスが容易で柔らかな触り心地が特徴のレザー・アルティコを3色展開。インテリアトリムには細かな模様の立体的なアクセントがスポーティな印象を与える「メタルウィーブインテリアトリム」を採用し、洗練された雰囲気を演出しボディカラーは標準仕様のポーラーホワイト(ソリッド)を含む全7色から選択可能だ。

CLE 200 クーペ・スポーツ(ISG搭載モデル)の特長

メルセデス・ベンツがこれまで築き上げてきたクーペの伝統・歴史を受け継ぐCLEクーペは、革新的なコンセプトとテクノロジーを採用しながら、クーペならではの美しく伸びやかなデザインやスポーティな走行性能を備えた2ドアクーペだと彼らはいう。

2ドアクーペ伝統のロングホイールベース、ショートオーバーハング、ロングボンネットを採用したプロポーションは、メルセデスデザインの基本思想である「センシュアル・ピュリティ」によって磨き上げられ、ダイナミックかつエモーショナルなスタイリングを形成。

ボディサイズは、全長4850mm/全幅1860mm/全高1420mmとなっており、2ドアクーペとしてエレガントなイメージを与えるとともに、ゆとりある室内空間も確保し、後席も高い居住性を備えていると述べた。

インテリアは、学習能力や使い勝手を高めた第3世代のMBUXを搭載。ドライバーの操作負担を軽減するルーティン機能や予測提案を行うゼロレイヤーなど、新時代の室内環境を提供。

パワートレインには、ISGにより電動化された2L直列4気筒直噴ターボエンジンを搭載し、ゆとりのある走りを実現。スポーツサスペンションを標準とし、スポーティでダイナミックなドライビングも楽しめると発表している。

エクステリアとインテリア

エクステリアデザイン

フロントデザインは、立体的なスターパターンを採用したワイドなAシェイプのフロントグリル、僅かに逆スラントとしたシャークノーズ、スリムなフルLEDヘッドライト(デジタルライト)、空力性能に優れた力強いフロントエプロンが逞しくも美しい印象を与え、プレミアムクーペならではのロングボンネットに配された パワードームもフロントマスクのダイナミックな印象を強調している。

サイドは、ショートオーバーハング、ロングボンネット、ロングホイールベース、そして滑らかなルーフラインが美しいクーペシルエットを形成。

ヘッドライト・リアコンビネーションランプからそれぞれ伸びる前後のライン、ドアパネル下部を後方に向かって僅かに上昇しながら貫くライン、これら3本のラインが伸びやかなサイドの優美な曲面に絶妙なエッジを加えることで面の美しさを強調し、同時に力強く張り出した前後ホイールアーチを印象的に引き立てるという。

アルミホイールは「19インチAMGアルミホイール」が装着され、スポーティかつ精悍なスタイリングを強調する。

リアは、力強く張り出したフェンダーと先進的なデザインのリアエプロン、左右をダークレッドのトリムでシームレスに繋いだ2ピースデザインのスリムなリアコンビネーションランプが、上質で存在感のあるリアエンドを形成。

また、トランクリッド後端にはボディ同色のスポイラーリップが備わり、リアエンドにスポーティなアクセントを加えながら、ベースモデルと同様に、AMGラインエクステリアが標準採用され、力強くスポーティなスタイリングとなる。

インテリアデザイン

CLEのインテリアには、クーペのスポーティさを引き立てるドライバーオリエンテッドなコックピットデザインを採用。

人間工学に基づいて配置された12.3インチのコックピットディスプレイと11.9インチの高解像度ディスプレイがコックピットを先進的かつ機能的に引き締めている。

ドライバーを重視することでスポーツ感を強調すべく、11.9インチのメディアディスプレイを6度、ドライバー側に傾けたデザインが採用されており、また、ダッシュボードのトリムや各操作スイッチパネル、ドアパネル、エアアウトレットなどにはアンビエントライトが備わり、車内の洗練された雰囲気を一層高める。

フロントシートには、ドライビングマインドを刺激する、専用開発のスポーティなデザインを採用。なお、ベースモデルと同様に、AMGラインインテリアが標準採用され、独創的な3ツインスポークとフラットボトムデザインが特徴のマルチファンクションステアリングやアルティコ・ダッシュボードなどが一層スポーティかつ上質な室内空間に仕立てられていると彼らは述べている。

快適装備は?

CLE専用に開発されたスポーツシートやナッパレザーのストラップを採用したイージーエントリー機能など、プレミアムクーペに相応しい数々の専用装備が乗員の快適性を高める。

フロントシート

サイドの張り出しを強めたCLE専用のスポーツシートを採用。優美な曲線を描くバックレストのステッチは、スポーティなシートデザインにエレガントなタッチを加えることで、プレミアムクーペならではの上質な印象を高め、シートベンチレーター(シートヒーター機能含む)(運転席・助手席)も標準装備されており、前席乗員に快適な空間を提供する。

リアシート

左右独立式のリアシートを採用。居住性に優れたゆとりある空間となり、従来型Eクラス・クーペに対して室内幅は肩部で54mm拡大するなど、後席乗員も快適なクルージングを楽しむことができ、さらには、40:20:40の分割可倒式シートとなっており、多彩なシートアレンジが可能で使い勝手に優れるという。

トランクルーム

フラットなトランクフロア形状と、出っ張りの少ないトリム形状によりシーンにあわせて柔軟に使える優れたトランクルームとなっており、容量は2ドアクーペながら420Lを確保。自動開閉トランクリッドやフットトランクオープナーも標準で備わり、利便性が高くなっている。

ベルトフィーダー

シートベルトの装着を容易にするベルトフィーダーを標準装備。前席乗車時にドアを閉めると、シートベルトを前に送り出し、ロングドアを持つクーペモデルに相応しい利便性の高い装備である。

アンビエントライトプレミアム

美しく独創的なライティングが車内の洗練された雰囲気を一層高めるアンビエントライトプレミアムを標準装備。

64色から好きなカラーを選べる他、複数のカラーを組み合わせた演出も可能だ。直接光と間接光の組み合わせが先進的に車内を彩るばかりでなく、アクティブブラインドスポットアシストの降車時警告灯としても 機能する。

その他の便利機能は?

MBUX(メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)

これまで以上に学習能力を高めた第3世代のMBUXを採用した。ルーティン機能の搭載やさらに使い勝手の良くなったメニューや音声認識など、大幅に進化したデジタル体験を提供し、メルセデスのクーペとして最もインテリジェントなモデルとなっているという。

ハイ、メルセデス:音声アシスタント

音声アシスタント「ハイ、メルセデス」は、メルセデス・ミー・アプリ内のオンラインサービスを起動することで、優れた対話と学習機能を発揮する。新採用のジャスト・トーク機能により、音声操作をキーワードの「ハイ、メルセデス」を発話せずに行うことができるようになり、利便性が高まったと発表した。この新機能が起動すると、ディスプレイ上部に赤いマイクのマークが表示され、車両がボイスコマンド待ちの状態となる。

パーソナライゼーション

パーソナライゼーション機能では、ユーザー個々のプロファイルを作成し、運転席のシートメモリーやミラー位置の設定、アンビエントライトのカラー設定、お気に入りのラジオ放送局、その他の機能を保存できるようになっている。パーソナルプロファイルへのアクセスは指紋や声による生体認証に対応しており、利便性だけではなくセキュリティも高めている。

ルーティン

日々行う車内での操作を簡略化するルーティン機能を搭載。日々の乗車中に行う操作の流れを「ルーティン」として組み立て、一定の条件を満たした場合に各種機能を作動させることで、ドライバーの車内での操作負担を軽減するという。

あらかじめいくつかのテンプレートが用意されている他、ユーザー自らルーティンを作成することもでき(例:「室内の温度が12℃以下になった場合、シートヒーターをオンにしてアンビエントライトを暖かなオレンジにする」など)

ゼロレイヤー

よりシンプルかつ柔軟な新しいユーザーインターフェースであるゼロレイヤーを採用。ユーザーの習慣や状況に応じて、各種情報や機能を流動的かつ予測的に表示する先進的なインターフェースだという。トップ画面上に必要な情報や機能が必要な時に表示されるため、ユーザーはメニュー画面を呼び出し階層を辿ったり、画面をスクロールして目的の機能を呼び出す必要がなくなるなど、操作負担を大幅に低減する。

パワートレイン/走行性能

ISGにより電動化されたパワートレインは、スムーズで滑らかなドライビングをもたらしながら、専用のサスペンションがスポーティなドライビングにも対応。ダイナミックなスポーツ走行からコンフォートクルージングまで楽しめるという。

2L直列4気筒直噴ターボエンジン(M254)+ISG

最高出力204ps/最大トルク32.63kg-mを発揮する2L直列4気筒エンジンとトランスミッションの間に第2世代のISGが組み合わされ、短時間最大で23ps/20.90kg-mの電動ブーストが可能で、滑らかで力強い加速を楽しめる。

トランスミッションには定評の9Gトロニック・オートマティックトランスミッションを採用。1速から9速までの変速比幅が広いことから、エンジン回転数が大幅に低減され、優れたエネルギー効率と快適性を実現すると述べた。

スポーツサスペンション

通常走行時にはしなやかで快適な乗り心地でありながら、ハードなコーナーリング時など一定以上の負荷がかかった場合に、瞬時に減衰力を高められるセレクティブダンピングシステムを採用したスポーツサスペンションを標準装備。より固めとしたスプリング・ダンパー設定やスポーティな設定のダイレクトステアリングによって走行安定性が向上している。

安全性

万一の際に最大限の安全性を確保する高度なパッシブセーフティ。SRSエアバッグ(運転席・助手席)をはじめ、SRSニーバッグ(運転席)、SRSサイドバッグ(運転席・助手席)、SRSウインドウバッグを標準装備。

さらには新開発のSRSセンターエアバッグも標準装備され、非常に高い安全性を確保している。

SRSセンターエアバッグ運転席バックレストに新開発のセンターエアバッグが標準で備わり、側面衝突などにより車両側方から強い衝撃を受けた際、運転席と助手席の間に備わるセンターエアバッグが瞬時に膨張し、前席乗員同士が衝撃でぶつかり合って負傷する危険を低減する。

万一の際に乗員を車両中央に移動させることによって衝撃を効果的に軽減するプレ・セーフ・インパルスサイドとともに側面衝突時のリスクを大幅に低減する。

インテリジェントドライブ

最新世代のレーダーセーフティパッケージが高度な安全性と快適性を提供。CLEでは革新的なヘッドライトであるデジタルライトをはじめ、各種レーダーセーフティ機能、各種駐車支援機能が標準で搭載される。

デジタルライト片側100万画素以上の高解像度を誇るデジタルライトを標準装備。対向車や標識への遮光を極めて精密に行うと同時に、配光制御も飛躍的に高精度化された。

また、照射距離を大幅に拡大するウルトラハイビームや対向車や前走車などを 検知しハイビームが当たらないよう照射範囲を調節するアダプティブハイビーム・アシスト・プラスも備える。

レーダーセーフティSクラスに搭載されるメルセデス・ベンツ最新の安全運転支援システムと同様のシステムを標準装備。ドライバーの負担を減らす機能や様々な状況下で事故を未然に防ぐ機能、事故を避けられない場合に最大限乗員を保護する機能など、全方位でサポートが行われる。

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