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日本人がケニー・ロバーツに挑んだ日……TBCビッグロードレースが初めてDVD化! まずは1981年編から

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日本人がケニー・ロバーツに挑んだ日……TBCビッグロードレースが初めてDVD化! まずは1981年編から

バリー・シーンも参戦!

ラスボス・ケニー校長のバイク馬鹿一代

ウィック・ビジュアル・ビューロウは、バイク専門クラウドファンディングサイト『2輪市場』にて、TBCビッグロードレースを始めてDVD可して10作品をリリースすると発表した。まずは1981年編を発売し、翌月からは毎月1枚を発売していく。

●外部リンク:ウィック・ビジュアル・ビューロウ, 2輪市場『今甦るTBCビッグロードレース 1981年編』

41年前、スポーツランドSUGOにスターライダーたちが集った

1977年、TBC東北放送は開局25周年を記念し、スポーツランドSUGOにて特別なレースを開催した。当時の日本では国際格式レースがなく、海外のライダーを見ることができる唯一のレースとして誕生したビッグイベントは、その名をTBCビッグロードレースといった。1977年~1980年は毎年5月/10月の2回開催であったが、1981年より年1回の開催に変更された。

グランプリのシーズン終了後に開催されることにより、WGPのスーパースターも参戦できたことが特別なレースたるゆえん。特に1980年10月開催からは、それまでのF750カテゴリーからWGPと同じ500ccマシンでの開催となり、GPライダー&GPマシンの組み合わせがファンを熱狂させた。

そんなTBCビッグロードレースを、モトGP公式DVDの制作などで知られるウィック・ビジュアル・ビューロウが初めてDVD化して発売する。

バイク専門クラウドファンディングサイト『2輪市場』でスタートしたこのプロジェクトは、1981年編を皮切りに毎月1枚、10か月連続で1990年編までをリリースするというもの。今回の1981年編は、ケニー・ロバーツ、バリー・シーン、ブット・ファン・ドルメンらが海外から参戦。迎え撃つ日本勢は高井幾次郎、木下恵二、平忠彦といった面々だ。

―― ケニー・ロバーツ

―― バリー・シーン

1981年は、ケニー・ロバーツがそれまでWGP最高峰の500ccで3連覇を果たしていた並列4気筒のYZR500(OW48)から、初めてのスクエア4エンジンのYZR500(OW54)にスイッチしたものの、好調なスズキ勢とは対照的に苦戦が続きランキングは3位になった年だ。ちなみにバリー・シーンは、1980年にスズキからヤマハへ移籍し、ワークス契約では無かったためTZ500を駆ることに。1981年には前年にケニーが駆っていたワークスのOW53となったが、第4戦フランスからはケニーと同じワークスマシンYZR500(OW54)を駆り最終戦ではポール・トゥ・ウィンを達成した。これがバリーにとってGPにおける最後の勝利となっている。

こうしたスーパースターたちを迎えて開催されたTBCビッグロードレース第9回大会は、予選で木下恵二(1979年350ccチャンピオン/1981年500ccチャンピオン)がポールポジションを獲得。2番手に高井幾次郎(YZR500開発ライダーでもあり第9戦イギリスGPでは8位入賞)、3番手にK.ロバーツ、4番手にB.シーンが入った。そして決勝(2ヒート制)で勝利を挙げたのは──。

『TBCビッグロードレース 1981年編』はすでにプロジェクトがスタートしており、終了するのは8月30日24時。実行確約型のため、目標金額を達成しなくても商品は9月24日頃にお手元に届くことになっている。価格は3300円/1枚だが、早割や特典付きもあるので、詳細は下記より確認してみてほしい。

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みんなのコメント

2件
  • どこに注文すれば良いのかわからないですね。欲しいけど買えない、さすがヤングマシン
  • スポーツランドSUGO の旧レーシングコースが
    描かれています。
    バリーシーン選手はヤマハにも乗っていたのですね。
    スズキRGB500の印象が強く残っています。

    故高井幾次郎選手の走りが見れるDVDとはたいへん貴重な映像です。
    故高井選手は、平忠彦さんをはじめヤマハ契約ライダーが着用していた皮レーシングスーツ『TAKAI』の創立者です。

    故高井選手は翌年練習中に、SUGOの第一コーナーでコースアウトしお亡くなりになり
    その後1コーナーはシケイン型に改修されましたが、
    また2年後、ホンダ 若きエースの木山賢吾選手が予選中にクラッシュしお亡くなりになっています。

    その1コーナーをケニーロバーツ、バリーシーンはどのように攻略するのかが
    見どころです。

※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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