レクサスは5月13日、ハイパフォーマンスクーペのRC Fをマイナーチェンジし、全国のレクサス店を通じて5月13日に発売したと発表した。
2007年のIS F発売以来、“公道からサーキットまでシームレスに走りを楽しめる”という開発テーマをもった、レクサスのハイパフォーマンスモデルのシンボルである“F”の名を冠したRC Fは、2016年までGT500車両のベースモデルとなったほか、市販レーシングカーであるRC F GT3も開発されている。
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そんなRC F のパフォーマンスを進化させることを目指した今回の新型モデルは、軽量化や空力性能のほか、パワートレーン、タイヤ、サスペンションなど、あらゆる点に改良を加え、常用域での軽快な走りと限界域における優れた操縦安定性を実現した。
新型では運動性能向上を狙い、従来比約20kgの軽量化を実現したほか、ハンドリングと限界領域でのコントロール性向上を目的にタイヤを新開発。また、NAエンジンの加速フィールを際立たせるべく、アクセルレスポンスを向上。街乗りでも軽快な走りを感じることができるという。
エクステリアでは、“レース育ちのスタイリング”をコンセプトに、レースで培われた空力デバイスや形状を最大限スタイリングに織り込んだ。ダウンフォース向上や、乱気流の抑制などが図られている。
さらに今回、新型モデルには限界域での走りを極めた高性能バージョン『パフォーマンスパッケージ』が設定された。CFRPを用いたカーボンフロントスポイラーや大型ロッカーフィン、エクステリアパーツなどを採用したほか、専用装備となるカーボン製パーテーションブレース、セラミックブレーキ、カーボンリヤウイングなどを採用。従来型比約70kgの軽量化を実現そた。
これらの開発には、レクサスRC F GT3で培われたレース参戦のノウハウが応用されており、専用の空力パーツがおごられる。まさに“F”の決定版とも呼べるモデルと言えるだろう。価格はパフォーマンスパッケージが14,040,000円(税込)、カーボンエクステリアパッケージが10,996,364円(税込)、通常モデルが10,210,909円(税込)となっている。
詳細情報はホームページ(https://lexus.jp/models/rcf/)へ。
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