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ピアストリ、マクラーレンF1はトップに近いと手応えを感じるも「レッドブルは誰よりも一歩先を行っている」

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ピアストリ、マクラーレンF1はトップに近いと手応えを感じるも「レッドブルは誰よりも一歩先を行っている」

 2023年のルーキーとしてセンセーションを巻き起こしたオスカー・ピアストリは、2度目のF1シーズンを迎え、マクラーレンの最速ドライバーとしての地位を確立すべく、過去3年間チームの主要ドライバーを務めてきたランド・ノリスをその役割から引き離そうとしている。しかしピアストリは、自身やチームがチャンピオンシップで簡単なスタートを切れるとは期待していない。彼自身の分析によると、より速いマシンを作り出したチームが低く見積もってもふたつあり、そのためノリスと自身が少なくとも序盤に表彰台を争うことは非常に難しいという。

 プレシーズンテスト後の序列について尋ねられたピアストリは、疑問を持っていなかった。

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「レッドブルは誰よりも一歩先を行っているし、フェラーリも力強く見える。同じレベルではないが、現時点では2番手の速さがあるようだ。だから、僕たちにはもう少しやるべきことがある」

 ピアストリは楽観的な調子を言葉に込め、スタートを切るのに悪い状況にはないと考えていることを明言した。

「集団のなかで、僕たちはトップに近いどこかにいると思う。でも、定期的に表彰台に挑戦し、レースに勝つことを目指すなら、もう少し見つけなければいけないものがある」

 ピアストリ、ノリス、そしてチーム経営陣は、今年のマシン発表時には非常に楽観的でいるように思われたが、レッドブルとフェラーリのテストでのペースを見て、期待値を下げなければならなかったことを認めた。

「レッドブルに追いつくためにやるべきことがたくさんあるのは明らかだと思う。フェラーリも同様に、今のところ僕たちよりも一歩先を行っているようだ。でも僕たちにはまずまずの土台があると思う」

 2023年のシーズン開始時に彼とチームが置かれた状況を振り返り、ピアストリは「12カ月前よりも確かによくなっているが、やるべきことがもう少しある」と述べた。

「僕たちが置かれている状況は、まったく予想外の状況だとは思わない。僕たちは楽観的だった。でも繰り返しになるが他のチームが何を持っているのかは、よく分からない。他のみんなが何を持っているのか、まだ完全には分からない。だから、様子を見ることになる」

「でも、僕たちには優れた仕事をしていくための基盤があると思う。昨年のような進歩を遂げることができれば、1年の後半には表彰台に挑戦できるだろう」

 最後に開幕戦バーレーンGPでの順位はどうなると思うか尋ねられたピアストリは、レッドブルが有利な立場であることに疑いを持っていなかった。

「レッドブルが1位、フェラーが2位。でもその後ろでみんながどこにつけるのか確かではない。残りは? 見当もつかない。読み取るのは難しい。僕たちは、たとえてみれば昨年の平均的なコースでの自分たちと似た立場にある。昨年を根拠にしても、今年のマシンはすべて新しくなっているのは明らかだし、昨年と同じレギュレーションなので、チームが同じような強みと弱みを持っていても驚くことではない。だから、何ができるか見てみよう」

「シーズンはここバーレーンで終わるわけではない。グランプリで何ができるのか、そしてみんなが何を持っているのか見ていく。きっといくつかサプライズがあると思うよ。僕たちはまずまずの状態にあると思う。おおよそ僕たちは期待する状態か、同じような状態にあるだろう」

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