セバスチャン・ベッテルがフェラーリと決別したことをきっかけに、カルロス・サインツJr.がフェラーリへ加入し、ダニエル・リカルドがサインツJr.と入れ替わりでマクラーレンへ移籍する結果となった。
マクラーレンは近年低迷が続いていたが、昨年はブラジルGPでサインツJr.が表彰台を獲得。ルーキーのランド・ノリスと共に”ベスト・オブ・ザ・レスト”を何度も獲得するなど上昇基調にあった。そのため経験豊富なドライバーであるリカルドの獲得は、強豪チームに返り咲くための重要な一手だと考えられていた。
■近づくF1再開。リカルド、長期休暇明けのレースで“カオス”の発生を予測
マクラーレン・レーシングCEOのザク・ブラウンはリカルドに期待していることについてオーストラリアのTV番組で言及。昨年F1デビューを果たしたノリスにとっての、ベンチマークとなることを期待していると語った。
「我々は彼がルノーに入る以前から、ダニーが欲しかったんだ」と、ブラウンCEOは語る。
「私は何年もダニエルのファンだったんだ。コース上で彼は最高だと思うし、非常にアグレッシブだ。彼が何物も恐れないし、素晴らしいペースを持っている」
「彼は世界チャンピオンになれる能力を持ったドライバーだと思う。上手く行けば、我々は彼にそのマシンを与えられるまでそう遠くないはずだ」
「今年のマシンは(新型コロナによる影響で)来年も継続して使うため、それが2021年になるとは思わないが、上手く行けば2022年、そしてそれ以降はグリッドを登っていけるだろう」
「我々にはふたりのとても熱心なレーサーが居る。彼らの性格はコース外でも素晴らしいし、ファンにも愛されていて、素晴らしいスポンサーもいる。そしてこのふたりはキャリアの違った段階にあるんだ」
「それは補完的なモノになると思っている。ランドと一緒に走って、彼はベンチマークとして助けになるだろう。もちろん我々はダニエルがマシンに乗っていても同じくらいの速さがあるとわかっている」
「だからランドにとって素晴らしい比較対象になるんだ」
「優勝経験7回のドライバーがマクラーレンに入ってくる……我々は過去常にレースウィナーや世界チャンピオンを載せてきたチームだ。だから先頭集団に戻る旅路において、ダニエルはそこに向かうための大きな助けとなる役割を演じてくれると感じている」
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