インディカーに参戦しているフェリックス・ローゼンクヴィストは、2019年のインディカーデビューから所属しているチップ・ガナッシ・レーシングを今季限りで離れ、来季からアロー・マクラーレンSPに移籍すると、複数の情報筋がmotorsport.comに明かした。
ローゼンクヴィストはオリバー・アスキューに代わり、マクラーレン残留が決まったパトリシオ・オワードとコンビを組むことになるだろう。
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強豪チームであるチップ・ガナッシからデビューしたローゼンクヴィストは、これまでの2シーズンで何度か輝きを放ってきた。デビュー戦のセントピーターズバーグでは予選3番手、決勝4位を記録。その年のインディGPではポールポジションを獲得するなど速さを見せ、この年のルーキー・オブ・ザ・イヤーに輝いた。
今季は、開幕戦となったテキサスでチームメイトのスコット・ディクソンに次ぐ2番手を走りながらもクラッシュするという不運なスタートだったが、第4戦ロード・アメリカではインディ初勝利を挙げた。最終戦を前に、ランキング10番手につけている。
ローゼンクヴィストのマネージャーは、motorsport.comの確認に応じておらず、マクラーレン側は「アロー・マクラーレンSPの、2021年インディカー・シリーズのドライバー・ラインアップは後日発表される」とだけ答えている。
チープ・ガナッシとディクソンは契約を残しており、マーカス・エリクソンも引き続き8号車をドライブするようだ。
また、チップ・ガナッシはNASCARのレジェンドドライバーであるジミー・ジョンソンとも契約。チームおよびジョンソンは、彼をロードコースやストリートコースで走らせるためのスポンサーを探している。一方、オーバルではトニー・カナーンを起用するという噂がある。
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