ドゥカティからMotoGPに参戦するジャック・ミラーは、自身の将来のシートが疑問視されている現状について、「クリスマスを過ぎるとすぐに忘れられてしまう」と不満をこぼしている。
ミラーは2021年にドゥカティファクトリーチームに昇格すると、2022年まで契約を延長。ただ、チームメイトのフランチェスコ・バニャイヤが契約を2024年末まで延長した一方で、ミラーについては2023年以降のシート確保が危ういのではないかといった見方がシーズン開幕前から出てきてしまった。
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サテライトチームの有力なライダーの存在もその一因となっているが、ミラーはそうした報道について「馬鹿げた記事」だと一蹴し、動じない姿勢を示していた。
2021年のミラーは2勝を記録し、ランキングでは4位。ライダー2位のバニャイヤとは61ポイント差だった。
ミラーは”誰もが表彰台候補”に挙がる、競争の激しい現在のMotoGPでは、自身の記録した堅実な結果は忘れられてしまうと言及。ただそれでも、多くの経験を積むことができたとポジティブな考えを示した。
「外から見ていても、今のMotoGPがどれほど大変なモノかは分かると思う」と、ミラーは言う。
「もしあるセッションで苦戦すれば……たとえばFP3で、総合19番手なんてことになる」
「でもそれは片手で運転していたから、とかじゃないんだ。最大限プッシュしてそうなんだ」
「ああ、僕はそこでハードタイヤを履いていて、19番手だった。それが今のMotoGPだ」
「誰もが候補になりえるんだ。昨シーズンはもっと自分自身に期待していたかもしれないし、それは間違った期待だったかもしれない」
「今年は冷静に、そしてなるようにしかならないと思っている。昨年はいろいろと経験を積むことができた」
「そして誰もこのことについて話さないけど、僕はチャンピオンシップで4位だったんだ」
「でもみんな、***なクリスマスを過ぎるとすぐに忘れてしまうようだ」
「とにかく、僕は昨年のチャンピオンシップをランキング4位で終えたし、たくさんの経験を積んで2勝を挙げた。今年はその経験と挑むのが楽しみだ。昨年は“デカい期待”を両肩に乗せて始めていたけど、今年は“チャレンジャー”として挑むつもりだからね」
「僕は現実を叩きつけられて、多かれ少なかれ混乱はあったけど、積み上げていくことができた」
「それはそれだし、レースだからね。今年は謙虚に、落ち着いてスタートして、チャンピオンシップを築き上げていきたいんだ」
ミラーは開幕戦カタールGPでは、予選4番手を獲得。しかし決勝ではマシントラブルによるリタイアを余儀なくされている。MotoGPは3月20日に第2戦インドネシアGPの決勝レースが行なわれる予定だ。
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