マツダ3とCX-30が一部改良を実施。2Lガソリンがマイルドハイブリッド付きに

マツダは2022年8月4日、マツダ3とCX-30に一部改良を実施した。価格はマツダ3が228万8000～384万2280円、CX-30は245万8500～391万5980円。発売はマツダ3が9月下旬以降、CX-30は8月下旬以降を予定している。

改良の目玉は2L直4ガソリンエンジン（スカイアクティブG 2.0）がマイルドハイブリッドシステムを組み合わせた「eスカイアクティブG 2.0」に変更された点。エンジン型式のPE-VPSや156ps／20.3kgmの性能、レギュラーガソリン対応といった部分に変化はないが、燃費がマツダ3で0.7～0.9km/L、CX-30で0.7～1.1km/L向上した。マツダ3ファストバック・FFの6速AT車は0.8km/L アップして16.4km/Lに、CX-30・4WDの6速MT車は1.0km/L アップして16.6km/Lとなっている。始動や発進時にモーターがエンジンをアシストすることで、音や振動を低減。乗り心地や運転操作の質を高めて、走る喜びを進化させたという。

●マツダ3
・1.5L直4ガソリン「スカイアクティブG 1.5」
・2L直4ガソリン「スカイアクティブG 2.0」→「eスカイアクティブG 2.0」
・1.8L直4ディーゼル「スカイアクティブD 1.8」
・2L直4ガソリン「eスカイアクティブX」 ※火花点火制御圧縮着火（SPCCI）を採用

●CX-30
・2L直4ガソリン「スカイアクティブG 2.0」→「eスカイアクティブG 2.0」
・1.8L直4ディーゼル「スカイアクティブD 1.8」
・2L直4ガソリン「eスカイアクティブX」 ※火花点火制御圧縮着火（SPCCI）を採用

また、グレード体系については、2L直4ガソリン車（eスカイアクティブG 2.0）、1.8L直4ディーゼル車（スカイアクティブD 1.8）の上級グレードを見直して、Lパッケージやバーガンディセレクション（マツダ3ファストバックのみ）を廃止。「プロアクティブ ツーリング セレクション」に集約した。同時に、プロアクティブ ツーリング セレクションには本革内装をメーカーオプションで設定。マツダ3ではバーガンディレザーパッケージ、ブラックレザーパッケージの2種類、CX-30ではホワイトレザーパッケージ、ブラックレザーパッケージの2種類を用意している。

〈文＝ドライバーWeb編集部〉

Comments

マイルドハイブリットって今さら感がすごい。しかも燃費改善はたった0.6km。CX-60の提灯記事もそうだが、記事が出れば出るほどマツダの世間の評価が下がっていく。

僅かなカタログ燃費の向上はいいとして、同じグレード比較で値段は？　据置きじゃないんでしょ？