2023年のF1を22戦中21勝という圧倒的な強さで制し、ダブルタイトルを獲得したレッドブル。そのチャンピオンマシンであるRB19について、ライバルで7度のF1世界チャンピオンであるルイス・ハミルトンは「メルセデスの2020年マシンにとても似ている」完璧さだったと評価した。
レッドブルの21勝の内訳を見てみると、今季のチャンピオンであるマックス・フェルスタッペンが19勝、チームメイトでドライバーズランキング2位を掴んだセルジオ・ペレスが2勝という結果だ。
■メルセデスのハミルトン、レッドブルの“真似事”ではF1の頂点に立てないと指摘「アストンマーチンの状況を見てほしい」
唯一、シンガポールGPではフェラーリのカルロス・サインツJr.に土をつけられたが、レッドブルはそれでも、アイルトン・セナとアラン・プロスト擁する1988年のマクラーレン・ホンダがMP4/4と共に打ち立てた93.75%という年間最高勝率を打ち破る95.45%を記録した。
レッドブルが早い段階からマシン開発の焦点を2024年に移していたこともあり、シーズン後半にかけてはそれを追うライバルチームがレースペースでも一時的に接近するシーンもあった。
アメリカGPでハミルトンはフェルスタッペンと優勝争いを展開し、フェルスタッペンが走らせるRB19を間近で観察できたことで、その強みを理解することができたという。
そしてRB19のマシン特性は、メルセデスがシーズン13勝をマークしてハミルトンが圧倒的な強さで7度目のタイトルを掴んだ2020年のW11に似ているとハミルトンは語った。
「(RB19は)全てにおいて上手く機能している」
ハミルトンはアメリカGPを振り返ってそう語った。
「特性という面で、僕の2020年マシンにとても似ている。とても安定しているんだ」
「彼らは全てのシリンダーをフル回転させている。それはドライバーにとって夢のようなことで、自分自身の能力を最大限に引き出すことができるからね」
そしてハミルトンは、フェルスタッペンが2023年のF1シーズンで圧倒的な強さを発揮し、先頭で“チル”することができたのは、このアドバンテージのおかげだと言う。
「オースティン(アメリカGP)では最も接近していたけど、それでも0.1~0.2秒は離されていたと思う」とハミルトンは言う。
「ラップタイムやマックスのデータを見れば分かるけど、彼は基本トップでチルっている。この1年、彼は汗をかかなかったと思う」
「オースティンで彼を追いかけていた時でさえ、彼は汗をかいていなかったと思う。コントロールできていたと思う」
「あのポジションにいる時パフォーマンスがあり、ペースを緩めてもマシンは速く走れる。タイヤはもっと長く使えるし、スイートスポットにいるみたいなモノだ。ああいうポジションにいることができるのは、すごいことだよ」
「結局、彼らは素晴らしい仕事をしたし、それに値する。それに対して僕らは、追いかけ続けるんだ」
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みんなのコメント
つか
ハミルトンが「チル」とか言うかよ
インタビューの値打ち下げるな