ヒョンデのコンパクトEV KONA・コナにN Lineがラインアップし試乗してきた。
コナはB+セグメントのサイズでEVのみ。2023年10月から国内販売されているが、ラインアップ拡充としてN Lineが加わった。
BMW M3を一部改良 MxDriveを組み合わせたコンペティション仕様
ザ・モーターウィークリーのDJ 高橋アキラ&山下麗奈のコンビで試乗。ラジオをお楽しみにヒョンデには高性能なモデルのサブブランド「N」がある。名称の由来はヒョンデの開発拠点である韓国・南陽(ナミャン)とドイツ・ニュルブルクリンクの頭文字から命名されている。
関連記事:ヒョンデ EVのコンパクトSUV「KONA」にスポーティなN-Lineを追加
既販車として国内ではアイオニック5のNモデルがあり、ご存知の方も多いだろう。そのNモデルにインスパイアされたスポーティトリムがN Lineという位置付けで、ドレスアップと機能パーツを装備し「いつもの道がもっと楽しくなる快適スポーティSUV」とPRしている。
N Lineは日本には導入されていないエラントラ、ソナタ、Tucson、i20などにN Lineはラインアップしており、モデルごとに内容の違ったチューンがされているのだ。
コナは元々EV故に、重量が重いため、ダイナミック性能においてはかなりチューンしているため、N Lineはそのスペックを踏襲し、ダイナミック性能が変わるような変更はない。コナのエクステリア・デザインは個性的で特徴的とも言えるもので、そのあたりをアグレッシブなスタイルに変貌させているのがコナN Lineというわけだ。
車両価格はラウンジグレード・ベースで16.5万円プラスの506万円で、装備を考慮すればかなりお買い得なパーツ類が備わっているのだ。
コナのフロントフェイスは、なんとなくロボコップ風の見た目だが、このN Lineになると専用のフロントバンパーを装備することで、既存のICEの延長に位置するモデルに見えてくるから不思議だ。サイドビューはサイドウインドウのトリムがノーマルのシルバーからブラックに変更されることで、全体が引き締まりスポーティな印象に変わる。またホイールも19インチの専用デザインになるため走りを予感させる印象へと変わる。
リヤビューではルーフに装備されるウイングタイプのリヤスポイラーが目を惹く。大袈裟な印象も否めないがスポーティ路線でいくと、ちょうどいい塩梅というわけだ。
インテリアではシートがノーマルがフルレザーシートだが、N Lineになるとアルカンターラとレザーのコンビになり、確かにスポーティな印象になる。また本革巻きステアリングは同じだが、Nロゴや赤いステッチが入り、スポーティバージョンであることの満足感がでてくるのだ。
ダイナミック性能は標準車からの変更はないので、絶対値としては変わらない。しかし、この風貌を手にして走り出すと、スポーティドライブのマインドがむくむくと湧き出てきて、PRコピーのごとく、いつもの道が楽しく感じられるのだから、単純なものとやや自虐に走る。
デザインの力とはそうした五感に響くもののひとつであり、マインドや脳内血流すらもコントロールする力を持っていて体の中で何かが鳴り響く楽しさがあることを味わったテストドライブだった。
諸元
価格
コナ N Line:506万円(税込み)
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ヒョンデモビリティジャパン公式サイト
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みんなのコメント
お抱え記事かよ
ヒョンデに乗ると爆発炎上したり突然暴走起こしたりするから、そりゃぁ脳内血流増えるわな!!