「今、乗っていると目立つ名車たち」SUBARU初のスペシャルティ、アルシオーネの名前はプレアデス星団のα星に由来するって知っていましたか！？

印象的なルックス。FF車のCd値は0.29をマーク！

　SUBARU（以下スバル）初のスペシャルティカー、アルシオーネがデビューした。
　アルシオーネはいろいろと特徴があるクルマだ。何といっても最大のポイントは、印象的なルックスである。
　薄くシャープなノーズは、まさに空気の壁を「切り裂く」イメージだ。フォルムは、文字どおりの「ウエッジ」である。リトラクタブル式のヘッドライトはノーズと巧みに一体化しており、なかなかいい仕上がりだ。

　空力性能は、もちろんいい。車高の低いFFモデル（4WDモデルより40mm低い）のCd値は実に0.29である。

Comments

先日、数年ぶりに走っているアルシオーネを見ました。薄いボディーなのに最低地上高はちょい高めで本当に個性的です。一度買おうとした時に周囲から止められて見送ったことが悔やまれます。唯一無二のスタイルで魅力的です。

>アルシオーネの名前はプレアデス星団のα星に由来するって知っていましたか！？<

星のギリシャ文字表記(バイエル表記)では、α星は一般的にその｢星座｣で一番明るい星を指します。(例外あり)
プレアデス星団はおうし座に属する為、アルシオーネ(天文学的にはアルキオーネ)はα星ではありません。
因みにおうし座のα星はアルデバランで、アルキオーネはη(イータ)星(ギリシャ文字では7番目表記)となります。
記事にするのなら｢アルシオーネの名前は、プレアデス星団(日本名：すばる・昴)の一番明るい星に由来する｣が正解です。
故にクルマのアルシオーネは、スバルの中では｢フラグシップ｣的な存在になります。
既に生産中止の状態ですが、今でもスバルの｢六連星エンブレム｣の中で、ひと際大きく輝く星として存在しています。