現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > アポロ・インテンサ・エモツィオーネ 780psの猛獣 0-100km/h加速2.7秒

ここから本文です

アポロ・インテンサ・エモツィオーネ 780psの猛獣 0-100km/h加速2.7秒

掲載 更新
アポロ・インテンサ・エモツィオーネ 780psの猛獣 0-100km/h加速2.7秒

もくじ

ー HWAと共同開発 ル・マンカーがモチーフ
ー インテンサ・エモツィオーネ 主要スペック
ー ノンハイブリッドの選択

『アポロ・インテンサ・エモツィオーネ』すべての画像をみる

HWAと共同開発 ル・マンカーがモチーフ

かつてグンペルト・アポロを生産していたメーカーが、「アポロ」として再建。インテンサ・エモツィオーネの開発にあたり、メルセデス-AMGのDTMレーシングプログラムを指揮するスペシャリスト集団「HWA」の開発陣と協業することを発表した。

HWAはDTM史上もっとも成功したチームを率いているが、以前は1990年代のル・マン・マシンの象徴、メルセデス・ベンツCLK-GTR GT1の開発にも携わっていた。このことからも、アポロが言うところの「もっともエモーショナルで本質的なドライビング・エクスペリエンス」をインテンサ・エモツィオーネが実現するために、HWAが果たす役割が大きいことが想像できる。

アポロは、インテンサ・エモツィオーネのことを「かつてのGT1を現代に蘇らせた唯一のマシン」と表現している。そのスペックを紹介しよう。




インテンサ・エモツィオーネ 主要スペック

生産台数は10台。価格205万ポンド(3億円)。サーキットユースにフォーカスした究極の2座モデルで、公道で走らせることができる国はほとんど存在しないだろう。自然吸気のV12エンジンは、
・最高出力:780ps
・最大トルク:77.4kg-m
・レッドゾーン:9000回転~
というスペックだ。

ボディ・コンストラクションは、オールカーボン構造。ルーフレスのバスタブは、重量わずか105kg。これにカーボンのボディワークが組み合わされる。車重は1250kg。パワートルクレシオは1tあたり624psだ。

0-100km/h加速は2.7秒。マクラーレンP1より10%も速いことになる。トップスピードは335km/hを記録する。

インテンサ・エモツィオーネの攻撃的なエクステリアはエアロダイナミクスが考慮されており、大きな固定式リアウイングやリア・ディフューザー、バーティカルフィンなどを装着。アポロによると、大きなグリップを生み出すことに貢献しており、コーナリング時の横Gは2Gに達し、300km/h走行時のダウンフォースは1350kgを発生するという。



ノンハイブリッドの選択

アポロのノーマン・チョイ社長は、この新モデルは電動化の道をあえて選ばなかったと話している。「われわれは、今日のスーパーカーでは技術革新や自動化が進み、クルマとドライバーの純粋でエモーショナルな関係が失われていると感じています」

インテンサ・エモツィオーネが、2016年にジュネーブで発表されたアポロ・アロー・コンセプトの影響を受けたことは明白だ。同社はアローの市販モデル、つまりインテンサ・エモツィオーネに続いて、過激さを抑えた公道向けバージョンが生産されることも示唆している。

なお、アポロはスーパーカーメーカーの「スクーデリア・キャメロン・グリッケンハウス」と以前からつながりがあり、過去には、両社が共同開発をはじめるというニュースが流れたこともある。しかしインテンサ・エモツィオーネに関しては、今のところパートナーシップが結ばれたという発表はない。

AUTOCAR JAPAN上でご覧の方は、「すべての画像をみる」ボタンから、外部メディアの方は、記事下のリンク「『アポロ・インテンサ・エモツィオーネ』すべての画像をみる」から、ほかの画像をお楽しみいただける。

こんな記事も読まれています

MotoGPマシンがスーパーバイクに負ける日は来ない? 排気量ダウンで懸念もFIM会長は自信示す
MotoGPマシンがスーパーバイクに負ける日は来ない? 排気量ダウンで懸念もFIM会長は自信示す
motorsport.com 日本版
トヨタ新型「スポーツコンパクト」発表! 全長4.3m以下ボディ&6速MTの設定アリ! ブレンボ製ブレーキも搭載の「GR86」墨に登場
トヨタ新型「スポーツコンパクト」発表! 全長4.3m以下ボディ&6速MTの設定アリ! ブレンボ製ブレーキも搭載の「GR86」墨に登場
くるまのニュース
シッカリと説明できる? 交通違反の罰金と反則金の違いを徹底解説
シッカリと説明できる? 交通違反の罰金と反則金の違いを徹底解説
バイクのニュース
ピニンファリーナ、ハイパーEV『バティスタ』展示…架空の億万長者「ブルース・ウェイン」の自宅に
ピニンファリーナ、ハイパーEV『バティスタ』展示…架空の億万長者「ブルース・ウェイン」の自宅に
レスポンス
工夫の塊[新型スイフト]はちょっと不便!? 正常進化も[リアに室内灯なし]!! トラウマになってるクルマって?
工夫の塊[新型スイフト]はちょっと不便!? 正常進化も[リアに室内灯なし]!! トラウマになってるクルマって?
ベストカーWeb
オコンの後任どうする? アルピーヌが重要視するのは“仲良しコンビ”にあらず「プロフェッショナルなドライバーが必要」
オコンの後任どうする? アルピーヌが重要視するのは“仲良しコンビ”にあらず「プロフェッショナルなドライバーが必要」
motorsport.com 日本版
クルマの個人売買で目にする「予備検」ってなに? 検査せずとも車検がとれる仕組みとは
クルマの個人売買で目にする「予備検」ってなに? 検査せずとも車検がとれる仕組みとは
WEB CARTOP
クラッチ操作不要の「E-Clutch」はDCTと何が違う? なぜ「CB650R/CBR650R」に初採用? ホンダ開発陣に聞いた
クラッチ操作不要の「E-Clutch」はDCTと何が違う? なぜ「CB650R/CBR650R」に初採用? ホンダ開発陣に聞いた
レスポンス
「めちゃくちゃ変わった」 宝塚IC接続の「尼宝線」大改造が完了 IC渋滞ゼロ「効果絶大」の声
「めちゃくちゃ変わった」 宝塚IC接続の「尼宝線」大改造が完了 IC渋滞ゼロ「効果絶大」の声
乗りものニュース
なぜ「ETCレーン」でバーがあがらない? “突破”しても良い!? 「正しい対処法」とは
なぜ「ETCレーン」でバーがあがらない? “突破”しても良い!? 「正しい対処法」とは
くるまのニュース
高速道路を乗り降り自由!? 料金も半額以下に!? ETC周遊割「ドラ割」「速旅」「みち旅」って何? 使い方と注意点とは
高速道路を乗り降り自由!? 料金も半額以下に!? ETC周遊割「ドラ割」「速旅」「みち旅」って何? 使い方と注意点とは
VAGUE
50ccエンジンバイクの新車が国内から消える!! 二重規制で2025年6月に前倒しか?
50ccエンジンバイクの新車が国内から消える!! 二重規制で2025年6月に前倒しか?
バイクのニュース
ルクレール、スペインGPでレッドブルの復調を予想。これからは四つ巴の優勝争いが見られる?
ルクレール、スペインGPでレッドブルの復調を予想。これからは四つ巴の優勝争いが見られる?
motorsport.com 日本版
フェラーリのカリスマ、ルカ・ディ・モンテゼーモロが成し遂げたこと 【第10回】フェラーリへの愛
フェラーリのカリスマ、ルカ・ディ・モンテゼーモロが成し遂げたこと 【第10回】フェラーリへの愛
AUTOCAR JAPAN
脱「コの字」型ヘッドライト採用! [新型フォレスター]は新世代スバルSUVの旗手となるのか?
脱「コの字」型ヘッドライト採用! [新型フォレスター]は新世代スバルSUVの旗手となるのか?
ベストカーWeb
FIAがスーパーライセンス規則を変更、17歳でF1参戦が可能に。注目されるアントネッリのF1プランへの影響
FIAがスーパーライセンス規則を変更、17歳でF1参戦が可能に。注目されるアントネッリのF1プランへの影響
AUTOSPORT web
フェラーリの「ル・マン24時間」総合優勝はなんと10回! 跳ね馬の58年前の栄光の戦績を振り返りながら、2年連続優勝を祈りましょう
フェラーリの「ル・マン24時間」総合優勝はなんと10回! 跳ね馬の58年前の栄光の戦績を振り返りながら、2年連続優勝を祈りましょう
Auto Messe Web
「B+COM TALKワイヤーマイクペアユニット」はこれからインカムを始めるふたりにピッタリ!セットでお得に高性能をゲット!  
「B+COM TALKワイヤーマイクペアユニット」はこれからインカムを始めるふたりにピッタリ!セットでお得に高性能をゲット!  
モーサイ

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村