2023年FIA F3ラウンド2のレース2がオーストラリア・メルボルンのアルバートパーク・サーキットで行なわれた。優勝したのはガブリエル・ボルトレト(トライデント)だった。
前日に行なわれたスプリントレース(レース1)はセーフティカーが4回出動する波乱のレースとなった。トップチェッカーを受けたのはフランコ・コラピント(MPモータースポーツ)だったが、改造が許されていないパーツの形状がダラーラのユーザーマニュアルに適合していないことがレース後のパルクフェルメで発覚し、失格に。ザク・オサリバン(プレマ)が繰り上げ優勝となった。
■F3メルボルン:レース1はSC4回出動の波乱。コラピント、オサリバンのウイリアムズ育成がワンツー、モントーヤ3位
23周のフィーチャーレースとして行なわれるレース2のポールポジションは、開幕からのフィーチャーレース2連勝を狙うボルトレト。ボルトレトは危なげなくホールショットを奪ったが、グレゴワール・ソーシー(ARTグランプリ)が肉薄し、3番手にはガブリエレ・ミニ(ハイテック)が続いた。
しかしコラピントがターン5で、マリ・ボヤ(MPモータースポーツ)がターン9で相次いでクラッシュしたことで2周目に早速セーフティカーが出動。SCラン中にはケイレン・フレデリック(ARTグランプリ)が他車と接触して戦列を離れるなど、早くも波乱の様相を呈していた。
レースは6周目に再開。ボルトレトをソーシーが追いかけ、3番手のミニ以下を引き離していくという展開になった。
12周目には2度目のセーフティカーが出動。イド・コーエン(カーリン)が他車と接触したことでスピンし、ターン4手前でストップしたためだ。これにより隊列は再びセーフティカーの後ろに整列することとなり、16周目にレースが再開された。
ソーシーはボルトレトの1秒差以内につけてチャンスをうかがうが、最後まで決定機は作れず。ボルトレトが0.5秒差でトップチェッカーを受け、フィーチャーレース2連勝でポイントリーダーの座をがっちりキープした。2位はソーシーでこちらもランキング2位に浮上、3位はミニだった。
特筆すべきは、予選でアタックができず最後尾の30番手からスタートしたジョセップ・マリア・マルティ(カンポス)。レース1も30番手から13位と見事な追い上げを見せたが、レース2では前を行くマシンを次々オーバーテイクしていき、21台抜きの9位でチェッカーを受けてみせた。
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