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バズるクルマとは? いま買っておくと爆上がりの可能性のあるクルマ3選

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バズるクルマとは? いま買っておくと爆上がりの可能性のあるクルマ3選

 2022年から2023年にかけて、出るクルマ出るクルマ、中古車になると新車価格以上のプレミアム価格が付いたクルマが多かった。そんな爆上がりしたクルマは今、落ち着いているのか? そして今買っておくと爆上がりする可能性のあるクルマはあるのか、予想してみた。

文/ベストカーWeb編集部、写真/ベストカーWeb編集部、トヨタ、日産

バズるクルマとは? いま買っておくと爆上がりの可能性のあるクルマ3選

■中古車になって爆上がりするクルマが少なくなってきた

4年という長納期で話題となったランクル300。中古車市場では一時期ほどの爆上がりも収まり、落ち着いてきた

 2023年9月時点で、かつて見られた爆上がりが落ち着いてきたクルマはなんだろうか? まずみなさんが気になっているだろうランクル300。

 発売当初は3000万円まで上がったが、現在はZX、GRが1200万円台~上限1600万円ほど。新車価格だがZXはガソリンが730万円、ディーゼルが760万円、GR SPORTのガソリンが770万円、ディーゼルが800万円。ということで、新車価格から500万円以上上乗せになっていることになる。ちなみに新車はいまだ受注停止のままだ。

240台限定で販売となったプロトスペックには1万件を超える応募数があったという。量産用のカタログモデルは2022年4月25日に発表され、6月下旬に発売。中古車市場に溢れているのはこのプロトスペック。しかし一時期に比べるとかなり下がった印象だ

 続いて2022年8月末に受注が停止されたフェアレディZ。限定240台のプロトスペック、一時期は1500万円近くまで爆上がりしたが、現在では840万~1280万円と幅がある。ちなみに新車価格は696万6300円。プロトスペックは最低でも140万円ものプレミアム価格が付いている。

 カタログモデルを探すと新車価格646万2500円のバージョンSTの中古車価格は798万~898万円と、こちらも150万円以上のプレミアム価格がついていることになる。

 「2022年8月末までに契約をしていただいた場合、必ず販売します」と、メーカーがアナウンスしていたが、いまだ納期がいつになるのか知らされていない人が多い。つい先日も抽選を行ったことでも話題となった。

 そして受注一時停止中のシビックタイプR。発売後3カ月ほどは1000万円を超えたクルマもあったが、現在は575万~798万円。

2022年9月より発売開始となった新型ホンダシビックタイプR。いまだ受注停止状態が続いているが中古車市場には走行距離の少ない中古車が溢れている

 499万7300円という新車価格、新車購入時の諸費用約30万円を加えると約530万円近くになってしまうが、中古車流通価格は580万~620万円。

 中古車価格では新車価格から約80万~120万円プレミアム価格が付いているものの、中古車店の立場から見ると、もはやあまり儲からないクルマになっているのではないだろうか。

 新型プリウスは、納期がいまだ1年と長納期になっているものの、中古車価格はプリウスZが399万~430万円、Gが360万~370万円とだんだん下がってきている。

 新車価格はZハイブリッドが370万円、Gハイブリッドが320万円だから、Zは30万~50万円高、Gは40万~50万円高のプレミアム価格となっているものの、一時期の爆上がりはない。

8月中旬あたりから納車が始まっている新型アルファード/ヴェルファイア

 新型アルファード&ヴェルファイアはどうか? アルファードのハイブリッドZの新車価格が620万円→中古車価格は1100万~1390万円だから倍近い価格で売られている。

 一方、ヴェルファイアのハイブリッドZプレミアは、新車価格が690万円→中古車価格は1260万~1380万円とこちらも倍近い価格。

 いやはやアルヴェルの納期は解消されてきているものの、それでも1年以上となっているのに、中古車市場に20台以上売られているというのはなんともいえない気持ちになる。長納期のクルマ=転売ヤーが買って中古車になって爆上がり、こうした図式は早く解消してほしいものだ。

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