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マツダ ロードスターで腕を磨け!日本が誇るオープンスポーツに乗る

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マツダ ロードスターで腕を磨け!日本が誇るオープンスポーツに乗る

車種別・最新情報 [2023.04.27 UP]


マツダ ロードスターで腕を磨け!日本が誇るオープンスポーツに乗る

井戸田潤VSロードスター レース対決第2戦!最終コーナー前にドラマが!?

【今、本当に乗りたい&買いたいクルマ】2023年春、狙うべき実力モデルはこれだ!
装備充実かつ走りも上々というのが、最近のクルマ選びのトレンド。実際、ライバルより一歩秀でた魅力を持つモデルは、このあたりをしっかりとおさえていることが多い。今回はそんな独自の魅力を持つ、“乗りたい&買いたい”オススメ車をお届け!

●文:川島 茂夫


MAZDA ロードスター

●価格帯:268万9500~398万8600円
【PROFILE】
マツダの走りの哲学でもある「人馬一体」のルーツであり、その象徴となるモデル。現行型は原点に回帰し、ライトウエイトFRスポーツカーの基本を徹底している。1.5ℓNAという実用コンパクトカーと変わらぬ排気量でファントゥドライブが楽しめる。990Sがその神髄だ。

■主要諸元 (990S) 
●全長×全幅×全高(mm):3915×1735×1235 ホイールベース(mm):2310 ●車両重量(kg):990 ●パワーユニット:1496cc直4DOHC(132PS/15.5kg・m) ●トランスミッション:6速MT ●WLTCモード総合燃費:16.8km/ℓ ●タイヤ:195/50R16

抜群のハンドリングが魅力
手が届く価格設定もお見事
 ライトウエイトスポーツカーの本質に迫るというと少々大袈裟な気もするが、いたずらに高性能化を図るのではなく、軽量小排気量でファントゥドライブを求める姿勢はロードスターならではの魅力だ。さらに純スポーツカーとしては手頃な価格帯で実現しているのも見逃せないアピールポイント。中でも軽量化などでコントロール性の向上を求めた「990S」は、象徴的なモデルだ。

 オープン(幌)仕様に搭載されるエンジンは1.5ℓNA。その最高出力は132PSでしかない。そして車両重量は1トン前後。パワーウエイトレシオの視点ではちょっと高性能なスモール2BOXに近い。細かくギヤを繋いで走るのが楽しみであり、そういう意味では6速MTが用意されるのは嬉しい。クルマと対話して走るという言葉が、とてもしっくりとくる。

 なお、6速AT車も用意されているが、MT車に比べるとダウンシフトの制限が気になってしまう。やはりMTが一番、と思わせることもロードスターのキャラといえる。

 車両重量が100kg以上重くなるRF(電動トップ)仕様は、重量増に合わせてエンジンを2ℓNAに変更。俊足を求めるなら低いギヤで回して稼ぐのは同じだが、トルクに余裕がある分だけシフトに神経質になる必要はなく、実際の走行感覚もオープン仕様よりもかなり楽な気分でドライブできる。こちらはATがベストマッチング。スポーツ&ツーリングのバランスの良さに好感を覚える。

 ハンドリングはFRスポーツのお手本のような味付け。前後の荷重移動を利したオーバーステアへの移行も難しくない。スリップアングルが大きくなった時のトラクション抜けも上手く抑制されている。振り回すような大胆な走り方から前後輪のグリップバランスを維持する繊細なドライビングまで、様々な走り方を楽しめる。「速さ」よりも「技」を楽しむファントゥドライブを求める向きは、一度乗って欲しいと思える1台なのだ。


車両重量が1トンを切る(990kg)990Sは、旧き佳き時代のオープンスポーツを現代に復活させたようなグレードだ。

電動メタルトップ式を採用するRFは、ルーフを閉じている状態だとクーペライクなスタイリングが楽しめる。ツーリング派にとっては面白い選択になるはずだ。
【だから乗りたい!】


まさに「ファントゥドライブ」。腕を磨くにふさわしい、日本が誇るスポーツカー

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みんなのコメント

52件
  • くねくねの峠道。
    同じスピード(50km前後)、ランクルじゃぜんぜん付いていけんかった。
    「軽さか」と妙に納得出来た瞬間だった。
  • 還暦迎えた俺はロードスターと共に
    人生の風を感じて走る、無理せずに
    ATで長い相棒。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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