メルセデスのリザーブドライバーを務めているエステバン・オコンが、F1復帰を果たすことになった。ルノーへと”レンタル”される形で、2020年のレースシートを得たのだ。
2018年はフォースインディアに所属していたオコンだが、チームの買収騒動に伴い移籍を余儀なくされた。メルセデスはオコンをルノーへ加入させようと交渉を進めていたが、ダニエル・リカルドがレッドブルからルノーへと電撃移籍を決めたことで、ルノーはオコンとの契約を白紙に戻した。
■レンタル移籍じゃない……ルノー、オコンとの契約内容について説明
結果的に、オコンはメルセデスのリザーブドライバーとなり、1年間実戦を離れることに。当時ウルフは、オコンのチャンスが失われたことに対し、不満を露わにしていた。
しかし今年に入って、オコンのF1復帰に向けた議論が再開され、ルノーはニコ・ヒュルケンベルグに代わり、オコンを起用することを決定。オコンは2020年と2021年の少なくとも2年間、ルノーに在籍することになった。
ウルフは、ルノーのマネージングディレクターであるシリル・アビテブールと交渉する上で、昨年の夏に起きた出来事(オコンとの契約撤回)を忘れ、より大きな全体像を考えることが重要だったと話した。
「我々は決して(ルノーへの)信頼を失わなかった」と、ウルフはmotorsport.comに語った。
「ルノーとメルセデスの間で、非常に多くのことを話し合っている。このスポーツがどうあるべきかなどを話しているんだ。エステバンの状況が我々に影響を与え、我々も少し口を滑らせたが、それもゲームの一部だ」
「互いに動揺していた段階もあったが、前に進む必要がある。シリルに対する敬意と、ブランドとしてのルノーに対する敬意は何も変わりない。それが、我々が前に進んだ理由だ。我々は起きたことを素早く忘れ、一生懸命に取り組む必要があるんだ」
アビテブールは、ルノーがオコンを起用しなかったことで、ウルフを困難な状況に陥れたことを認めた。
「昨年起きた事態の進展に、私は満足していたわけではなかった」と、アビテブールは話した。
「間違いなく、それは”絶対的に良いこと”ではなかった。ダニエルとのチャンスを掴むという我々の決定により、彼(オコン)を置き去りにし、様々な連鎖反応を引き起こすつもりはなかったんだ」
「すべての詳細を明らかにすることはないと思うが、ふたつの会社が、こういったダイナミックな出来事をうまく処理できなかったんだ」
「だから、今年はうまくやれたと思う。議論は非常に流動的だ。ひとつのシンプルな目的に対し、透明性を高く保てている」
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