現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 150ccのバイクより、スズキの200ccスクーター『バーグマン200』をおすすめしたくなる2つの〇〇とは?【SUZKI BURGMAN200 試乗インプレ(2)】

ここから本文です

150ccのバイクより、スズキの200ccスクーター『バーグマン200』をおすすめしたくなる2つの〇〇とは?【SUZKI BURGMAN200 試乗インプレ(2)】

掲載 更新 9
150ccのバイクより、スズキの200ccスクーター『バーグマン200』をおすすめしたくなる2つの〇〇とは?【SUZKI BURGMAN200 試乗インプレ(2)】

200ccっていう排気量が微妙だし、キャラ強めって訳でもない。完全にナメていた『バーグマン200』はエンジンからはじまり、複合的にバイク乗りを絡めとります。そしていつの間にか、バーグマン200無しではいられないように……

スズキ『バーグマン200』はエンジンが最高!だけじゃない
大型バイク乗りが乗っても、最高に気持ちいいフィーリングで吹け上がるバーグマン200のエンジン。

話題の新型250cc4気筒を試乗インプレッション!

その魅力は前回お伝えした通りですが……

【その(1)】からの続きです

このバイク、最高のエンジンを土台にして、その上に『便利』とか『安心』を積み上げてくるタイプなんです。

そして、そのバランス感覚が絶妙すぎるっ!

バーグマン200の『ちょっと小さい』が素晴らしい!?
その『便利』を生み出す理由は大きく分けてふたつ。

ひとつは250ccクラスのスクーターに比べると『ちょっと小さい』ボディサイズです。

250ccクラスのビッグスクーターだと2150mm前後の全長がメインになるところ、バーグマン200はざっくり100mmほど小さい全長2055mm。

スズキはこのバイクを『大きく見せよう』とはしなかったんですね。

ライダーが跨ると、それがよくわかります。

小さくはないけど、250ccのスクーターに比べるとちょっと小さい。

サイズ的には250ccクラスのスポーツバイクに近いものがあって、この大きさ感が手足のように馴染むんです。

ギュッとした凝縮感を感じます。

それはジャストサイズの服を着るような感覚でした。

街中の渋滞や狭い道で大きさを持て余さないギリギリのサイズ感であると同時に、バイクとしての機動力を失わなせないサイズ感でもある。

乗る人が『大きさに不都合がない』と感じる限界って、バーグマン200のサイズ感のことなんじゃないか?って感動するほどです

しかもそこに前回の【その(1)】でお伝えした『200ccならではのパワー』が加わります。

必要な時に、必要な速度まで一気に加速できる。

サイズとパワーの絶好バランス。

自分でもこれは褒め過ぎのように思いますけど、事実だから胸を張って断言できる。

感覚的にはミドルクラスのスポーツバイクのような雰囲気なんです。

バーグマン200をスポーツバイクに置き換えると、こんなイメージ!



『性能』に『便利』を上乗せするスズキ流の仕上げ
そして、バーグマン200は、その運動性能に『これでもかっ!』というくらい便利さを積み上げてくるんです。

その最大の特徴が、シート下の収納スペース!

ひと目見ただけでわかりますよね……

『あ、これ限界まで荷物スペースを確保したからこうなったんだな』

っていう不思議なカタチですから。

でもこの収納スペースが……

めちゃくちゃ物が入る!

ものすごい雑に手持ちのものを放り込んでも、かなり余裕あります。

容量は41Lあるそうです。

41Lって、例えばアウトドアシーンのバックパックで考えたらかなりの大きさ。

実際のところ、ヘルメットによってはフルフェイスでも2つが収納できるみたいです。

それでもまだ余裕あり。

けっこう長さのある荷物も入るし、シート下の収納力は抜群でした。

(下に続きます)

【原付二種/125ccとどっちがおトク?】

シート下だけじゃない、怒涛の便利ラッシュ
そしてビッグスクーターとしては定番かもしれませんがグローブボックスも完備。

施錠もできる安心設計です。

もちろんワンキーで対応。スズキはそういうところに抜かりはありません。

そして内部の形状もシート下と同じく『限界までスペースを確保しました』形状です。

バイク乗りが持つゴツめの長財布(わたしもそういう財布です)でも、すんなり入る。

そして電源ソケットもあります。

スマホの充電も余裕です。

さらにはグローブボックスの上部に手回り品を入れる小型の収納スペースまである。

写真は右側ですが、左側にもあります。

これはもう、言うなれば……収納天国。

至れり尽くせりなのです。

その『便利』に『安心』まで加えてくるバーグマン200
そしてトドメ!と言っちゃあ何ですが……先ほどの写真でお気づきになりましたでしょうか?

よーく見ると気づくのですが、着座面よりもわたし(キタオカ)の場合はヒザのほうが高い位置にきています。

つまり、座面が低い。

ということは……

ものすごく足つき性がいい!

シート高は735mm!

数値的にもかなり低いですが、座ってみるともっと低く感じます。

そもそもバーグマン200のシートですが、めちゃくちゃデカいです(笑)

座面が広いなんてもんじゃない。

どこでも座れます!みたいな大きさです。

だけど足を下す部分は絞り込んであって、身長150cm前半の女性ライダーでも安心感があるレベルなんですよ。

(下に続きます)



座面がとてつもなく広いから、座る場所は自由自在。

小柄な女性でも安心感がある足つき性を確保しているのに、身長176cmの男性ライダーでも窮屈さを感じない。

スポーティさを重視してヨーロッパ市場でのウケも狙ったスクーターは、シート高が高めの傾向にありますが、バーグマン200の考え方は真逆。

乗る人の『安心』と『快適』。このふたつを徹底して優先しているんです。

バーグマン200は『街乗りスクーター』としての理想かも……
150ccクラスを圧倒的に上回る動力性能と、不便を感じないギリギリまで攻められたサイズ感。

そこに加えての収納力と足つき性。

わたし(キタオカ)などは、職業柄いろんなバイクに乗りますけれど、それでもこれほど突き抜けた便利さは珍しいと感じています。

バーグマン200はある意味、恐ろしいバイクかもしれません。

セカンドバイクとして買ってみたら、こればっかり乗るようになってしまう未来が容易に想像できる……

だってこれ、もはやセカンドバイクの範疇を越えていると思うんです!

次回▶▶▶バーグマン200は『メインバイク』になりえるか?
続きは明日17日に公開予定!

【その(1)】も是非どうぞ!

スズキファンのためのWEBサイト!

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

[BEV]計画着々と進行中!? トヨタが福岡県に[BEV]電池工場を新設
[BEV]計画着々と進行中!? トヨタが福岡県に[BEV]電池工場を新設
ベストカーWeb
モリゾウがトヨタを激励。豊田スタジアム新コースでの“人力パワー”に観客から拍手/WRC写真日記
モリゾウがトヨタを激励。豊田スタジアム新コースでの“人力パワー”に観客から拍手/WRC写真日記
AUTOSPORT web
アストンマーティン・ヴァルキリーのデビュー戦とふたりのドライバーが決定。IMSAはデイトナを欠場へ
アストンマーティン・ヴァルキリーのデビュー戦とふたりのドライバーが決定。IMSAはデイトナを欠場へ
AUTOSPORT web
「エニカ(Anyca)」サービス終了…カーシェアはどこへ向かうのか?
「エニカ(Anyca)」サービス終了…カーシェアはどこへ向かうのか?
ベストカーWeb
オジエが豊田スタジアムステージの苦手意識を明かす「僕たちはいつも遅い」/ラリージャパン デイ1コメント
オジエが豊田スタジアムステージの苦手意識を明かす「僕たちはいつも遅い」/ラリージャパン デイ1コメント
AUTOSPORT web
オヤジむせび泣き案件!! ホンダの[デートカー]が帰ってくるぞ!! 新型[プレリュード]は究極のハイブリッドスポーツだ!!!!!!!!!
オヤジむせび泣き案件!! ホンダの[デートカー]が帰ってくるぞ!! 新型[プレリュード]は究極のハイブリッドスポーツだ!!!!!!!!!
ベストカーWeb
ラリージャパン2024が開幕。勝田貴元が新レイアウトのスタジアムステージで3番手発進/WRC日本
ラリージャパン2024が開幕。勝田貴元が新レイアウトのスタジアムステージで3番手発進/WRC日本
AUTOSPORT web
N-VANより安い200万円以下!? スズキ新型[エブリイ]は配達業を助ける!! 航続距離200kmのBEVに生まれ変わる
N-VANより安い200万円以下!? スズキ新型[エブリイ]は配達業を助ける!! 航続距離200kmのBEVに生まれ変わる
ベストカーWeb
実録・BYDの新型EV「シール」で1000キロ走破チャレンジ…RWDの走行距離はカタログ値の87.9%という好成績を達成しました!
実録・BYDの新型EV「シール」で1000キロ走破チャレンジ…RWDの走行距離はカタログ値の87.9%という好成績を達成しました!
Auto Messe Web
8年目の小さな「成功作」 アウディQ2へ試乗 ブランドらしい実力派 落ち着いた操縦性
8年目の小さな「成功作」 アウディQ2へ試乗 ブランドらしい実力派 落ち着いた操縦性
AUTOCAR JAPAN
RSCフルタイム引退のウインターボトム、2025年は古巣に復帰しウォーターズの耐久ペアに就任
RSCフルタイム引退のウインターボトム、2025年は古巣に復帰しウォーターズの耐久ペアに就任
AUTOSPORT web
ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
乗りものニュース
スズキ、軽量アドベンチャー『Vストローム250SX』のカラーラインアップを変更。赤黄黒の3色展開に
スズキ、軽量アドベンチャー『Vストローム250SX』のカラーラインアップを変更。赤黄黒の3色展開に
AUTOSPORT web
元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
AUTOSPORT web
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
くるまのニュース
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
AUTOCAR JAPAN
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
AUTOCAR JAPAN
アロンソのペナルティポイントはグリッド上で最多の8点。2025年序盤戦まで出場停止の回避が求められる
アロンソのペナルティポイントはグリッド上で最多の8点。2025年序盤戦まで出場停止の回避が求められる
AUTOSPORT web

みんなのコメント

9件
  • というか、250スクーターが価格高く、重量も重くなりすぎて、不評になり、
    やや安価な150~200スクーターに妥協しないといけなくなった。

    バーグマン位のサイズで250エンジン積んで45~50万くらいなら需要も上がるかも。
    150では高速道路に余裕がなさすぎる。

    高速よりスピードレンジの低い都市高速、自動車専用道路を通行するためならいいけどね。
  • 250スクーターは足付きが悪い車種が多いそうなので、小柄なライダーには致命的。
    排気量を落としてコンパクトにし、足付きと軽量化を図って選んだ200ccならば大正解な1台ですね。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村