現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > ホンダ新型「シビックHV」は速くて静かで低燃費! 最新e:HEV搭載し2022年秋に欧州で発売

ここから本文です

ホンダ新型「シビックHV」は速くて静かで低燃費! 最新e:HEV搭載し2022年秋に欧州で発売

掲載 28
ホンダ新型「シビックHV」は速くて静かで低燃費! 最新e:HEV搭載し2022年秋に欧州で発売

■最新ハイブリッドシステム搭載の新型シビック登場!

 ホンダの欧州部門が、同市場で2022年秋に発売する新型「シビック e:HEV」のパワートレインについて明らかにしました。

【画像】シフトレバーがない!? ホンダ新型「シビック e:HEV」はボタン式シフト採用か?(23枚)

 11代目シビックe:HEVは、「CR-V」「ホンダe」「ジャズ/ジャズ クロスター(日本名:フィット/フィット クロスター)」「HR-V(日本名:ヴェゼル)」に続く、ホンダの主力車種最後の電動化モデルです。

 新型シビック e:HEVにはハイブリッドパワートレイン「e:HEV」の最新版が搭載されます。

 最新のe:HEVは、高出力のリチウムイオン電池とコンパクトで強力なふたつの電気モーターを、新開発の2リッターアトキンソンサイクルガソリンエンジンと組み合わせて41%の熱効率を達成。

 より速く効率的な燃焼と大きなトルク出力を実現するために最適化された直接噴射システムを特徴としています。

 直噴システムのほか、低温活性触媒や吸気ポートの設計変更など、さまざまな技術によって燃費を向上させながら高出力を実現しました。

 これらの技術的進歩の結果、WLTP「複合」CO2排出量は108g/km、燃費は4.7L/100km(約21.27km/L)を達成しています。

 また、最高出力135kW、最大トルク315Nmを実現。Cセグメントにおけるドライバーズカーとしての地位を確立しています。

 この優れた効率性と低燃費性能は、革新的な新技術によって実現されました。

 例えば、インテリジェントパワーユニット(IPU)は、従来より23mm薄く、1kg軽くなっていますが、セル数は72とe:HEVを搭載する現行モデルで最大となります。

 また、IPUをリアシートの下に配置することで、室内空間と使い勝手を向上させました。

 ボンネットの下に配置された新しいパワーコントロールユニット(PCU)は、より高速な充放電を可能とし、従来のe:HEVアプリケーションに比べて12%の出力向上に寄与しています。

 最新のe:HEVシステムは、「EV」「ハイブリッド」「エンジン駆動」をシームレスに切り替えて走行。

「エコ」「ノーマル」「スポーツ」に加え、新たに「インディビジュアル」モードを設定した4つのドライブモードをドライバーが選択し、パワートレインやステアリング、ディスプレイなどの領域で車両のレスポンスを調整することが可能です。

 これらを支えるのが、騒音や振動を徹底的に抑える各種技術です。

 内燃機関では、セカンダリーバランサーシャフトや高剛性クランクシャフトがスムーズな走りを実現し、インテークマニホールドやエンジンカバーの断熱材を増やすことでエンジンノイズを低減。

 さらに、ANC(アクティブ・ノイズ・コントロール)が車内に響く騒音を抑制し、ASC(アクティブ・サウンド・コントロール)によって内燃機関が奏でるスポーティな音色を高めています。

 卓越した出力を引き立てるのは、シャシデザインです。シビック e:HEVは、ステアリングの応答性とフィードバックに重点を置いて開発され、ドライバーとクルマとの一体感を高めています。

 先代モデル比でホイールベースを35mm、リアトラックを18mm延長し、直進安定性や路面の凹凸に対する安定性を向上。

 また、ボディ剛性の向上や低摩擦ボールジョイントの採用、フロントダンパーの変更などにより、コーナリングの安定性と入力応答性をさらに向上させ、ダイナミックなフィーリングを実現しました。

 走りの楽しさとレスポンスを高めるために、新しい制御ロジック「ワインディングコントロール」を採用。

 曲がりくねった道でのコーナリング中も内燃機関の作動を維持し、瞬時の加速を実現して加速時のダイナミックな感覚を提供します。

 さらに高速道路では、トルクの増加と電動駆動により、高速走行時の力強い追い越し加速を可能としながらも、エンジンの回転音を低減し、長距離の移動でもリラックスして走行できます。

※ ※ ※

 ホンダは欧州で販売する主要モデルの電動化を、2022年末までに達成するという目標を掲げています。

 そのため欧州における新型シビックは2リッターハイブリッドのみが展開されることになりますが、日本では1.5リッターターボを搭載したモデルが2021年9月にデビューしており、2022年7月にハイブリッドモデルが追加される予定です。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

ランボルギーニ、WEC参戦“休止”を発表。ハイパーカー、LMGT3共に撤退……IMSAとテメラリオGT3開発に専念か
ランボルギーニ、WEC参戦“休止”を発表。ハイパーカー、LMGT3共に撤退……IMSAとテメラリオGT3開発に専念か
motorsport.com 日本版
EVの充電がプラグを接続するだけに! Terra Chargeがプラグアンドチャージ対応EV充電器を2025年度から設置開始
EVの充電がプラグを接続するだけに! Terra Chargeがプラグアンドチャージ対応EV充電器を2025年度から設置開始
THE EV TIMES
世界最高峰のラリーストが日本に集結した! ラリージャパンのオープニングは2台同時走行のSSバトル!!
世界最高峰のラリーストが日本に集結した! ラリージャパンのオープニングは2台同時走行のSSバトル!!
WEB CARTOP
マツダが「超凄いロードスター」公開! 2Lで200馬力×幌仕様で登場!? こだわり“リアスポイラー”にも注目!? 限定で明かされた内容とは
マツダが「超凄いロードスター」公開! 2Lで200馬力×幌仕様で登場!? こだわり“リアスポイラー”にも注目!? 限定で明かされた内容とは
くるまのニュース
スタイリッシュでカッコイイ! アキュラ「ADX」世界初公開  1.5リッターVTECターボを搭載する全長4.7mの高級コンパクトSUV
スタイリッシュでカッコイイ! アキュラ「ADX」世界初公開 1.5リッターVTECターボを搭載する全長4.7mの高級コンパクトSUV
VAGUE
2億年前の石材を使ったベントレー!? 「テクスチャー表現」に匠のワザ光る4台
2億年前の石材を使ったベントレー!? 「テクスチャー表現」に匠のワザ光る4台
レスポンス
SS12は“安全上の問題”でキャンセルに。SS11を終えた時点でトヨタ勝田貴元は総合3番手|WRCラリージャパンDAY3午前
SS12は“安全上の問題”でキャンセルに。SS11を終えた時点でトヨタ勝田貴元は総合3番手|WRCラリージャパンDAY3午前
motorsport.com 日本版
トヨタ大逆転か、ヒョンデ初の3冠か。勝田貴元が握る、タイトル防衛のカギ【ラリージャパンの見どころ】
トヨタ大逆転か、ヒョンデ初の3冠か。勝田貴元が握る、タイトル防衛のカギ【ラリージャパンの見どころ】
AUTOSPORT web
フェラーリ、予想通りタイヤのウォームアップに苦労。ルクレール「レースペースは良い。逆よりマシだ」
フェラーリ、予想通りタイヤのウォームアップに苦労。ルクレール「レースペースは良い。逆よりマシだ」
motorsport.com 日本版
スズキ「ジムニー」の“スライドドア仕様”を初公開!? アウトドア最強の「本格オフロード」モデル実車登場! めちゃゴツ顔の「エブニイ SPIEGEL」に反響続々!
スズキ「ジムニー」の“スライドドア仕様”を初公開!? アウトドア最強の「本格オフロード」モデル実車登場! めちゃゴツ顔の「エブニイ SPIEGEL」に反響続々!
くるまのニュース
「昔あったなぁ」装備 「燃料コック」操作したことありますか?
「昔あったなぁ」装備 「燃料コック」操作したことありますか?
バイクのニュース
フェラーリ代表、選手権争いに向け「自分たちの潜在能力に自信を持っている」ラスベガスでは好結果を残せると確信
フェラーリ代表、選手権争いに向け「自分たちの潜在能力に自信を持っている」ラスベガスでは好結果を残せると確信
AUTOSPORT web
アルファロメオ、日本初導入となる『ジュリア』左ハンドル車のカスタマイズプログラムを実施
アルファロメオ、日本初導入となる『ジュリア』左ハンドル車のカスタマイズプログラムを実施
AUTOSPORT web
【1970年代国産GTカーに思いを馳せて】光岡自動車からM55の市販バージョンが登場!
【1970年代国産GTカーに思いを馳せて】光岡自動車からM55の市販バージョンが登場!
AUTOCAR JAPAN
BMWの次世代EV「ノイエ・クラッセ」、SUV版のテスト車両を生産開始
BMWの次世代EV「ノイエ・クラッセ」、SUV版のテスト車両を生産開始
レスポンス
排気量アップで140馬力!? 軽枠超えのコペンが本気すぎ
排気量アップで140馬力!? 軽枠超えのコペンが本気すぎ
ベストカーWeb
[2000年]代[軽スポーツ]に注目!? 流通量豊富なスズキ[アルトターボRS]に中古で乗る!!
[2000年]代[軽スポーツ]に注目!? 流通量豊富なスズキ[アルトターボRS]に中古で乗る!!
ベストカーWeb
旧車ベンツW111型「220SE」をデイリーに楽しむ!「羽根ベン」と呼ばれる理由は当時の米国の流行に乗ったデザインにありました
旧車ベンツW111型「220SE」をデイリーに楽しむ!「羽根ベン」と呼ばれる理由は当時の米国の流行に乗ったデザインにありました
Auto Messe Web

みんなのコメント

28件
  • シビックは国内販売より北米販売を進めます。
  • 先代シビックのデザインの方が好きだな。
    フロントにこんな穴一杯いらん!
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

193.7235.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

25.0234.9万円

中古車を検索
シビックの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

193.7235.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

25.0234.9万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村