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クーペルックなSUV。アウディQ5にスポーツバックが追加

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クーペルックなSUV。アウディQ5にスポーツバックが追加

アウディは2021年7月14日、クーペスタイルのプレミアムミッドサイズSUV「Q5スポーツバック」を発表。8月7日より全国のアウディ販売店で発売する。
 

Q5はアウディのモデルラインアップのなかで中核を成すモデルで、2021年3月にマイナーチェンジモデルを発売しており、今回新たにクーペスタイルのQ5 スポーツバックが追加されたのだ。
 
A5やA7で定評の、流れるようなルーフラインを持つクーペフォルムを持つスポーツバックは、SUVではEVモデルのeトロンやコンパクトサイズのQ3に続き、3番目の導入となる。
 
グレードは、いずれも駆動方式は4WDで、2L直4ディーゼルターボ+7速DCTを搭載する40TDIクワトロ アドバンスドと同Sライン。そしてSラインをベースとしたファーストエディション(限定230台)。
2021年秋に3リットルV6ガソリン+8速ATを搭載する高性能モデルSQ5スポーツバックを導入する予定だ。
 
流麗なクーペフォルムが魅力
 
Q5スポーツバックのエクステリアは、Q5のデザインコンセプトを踏襲しながら、シングルフレームグリルやルーフ、前後のバンパーなどを専用デザインとすることでスポーツバックならではのスポーティなスタイルを創出する。
 
グレードはQ5同様にアドバンスドとSラインを設定。アドバンスドのグリルはグリッド形状にマットアルミ調の垂直ラインが入る。Sラインは、スポーツバック専用のアルミニウムルックインサート付きハニカムメッシュグルリルとなり、マトリクスLEDヘッドライトを標準装備する(アドバンスドはオプション)。前後のLEDライトはダイナミックインジケーターを内蔵する。タイヤサイズはアドバンスドが235/60R18で、Sラインが235/55R19。
 
リヤコンビランプは、後続車へのアラート機能を持つマトリクスOLEDリヤライトを新たに導入(ファーストエディションとSQ5スポーツバックに標準)。停車中に高屋舎が2m以内に近づくと超音波センサーが検知して、リヤOLEDライトのすべてのセグメントを点灯させて、後続車のドライバーに注意を促すものだ。
 
ボディサイズはQ5と比べて、全幅は変わらず、全長が15mm長く、全高は5mm低い。
サイドビューは、テールランプの取り付け位置を30mm後方へ移動し、安定感のあるボトムラインを作り出している。そこにルーフラインが車両後方へ向かうにつれてなだらかに落ちていくことで、流れるようなクーペフォルムを作り出している。
 
クーペスタイルでありながら、Q5と比べて後席の居住空間の減少ほとんどないという。ちなみに、ラゲッジスペース容量はQ5に対し10L少ない510Lで、リヤシートを収納した場合は1480Lとなっている(Q5は1520L)。
 
先進的なインテリア
 
インテリアは、Q5同様に最新のインフォテイメントシステムMIB3を採用する。センタースクリーンは10.1インチのタッチパネル式を採用することで操作性を向上。よりシンプルでクリーンなイメージのインストルメントパネルとなっている。
 
シートは、アドバンスドがファブリックのスタンダード仕様で、Sラインはマイクロファイバースウェードのダイナミカ(Dinamica)とレザーのコンビネーションとなる。アドバンスドには、ドアアームレストやセンターコンソールにアーティフィシャルレザーを用いリヤシートヒーターなどを採用したラグジュアリーパッケージをオプション設定する。
 
2リットルディーゼルのマイルドハイブリッド
 
パワートレーンは、2リットル直列4気筒直噴ディーゼルターボエンジン(TDI)にベルト駆動式オルタネータースターター(BAS)と12Vリチウムバッテリーを用いたマイルドハイブリッドに7速Sトロニック(DCT)を組み合わせで、最高出力150kW(204馬力)、最大トルク400Nm(40.8kgm)を発揮する。駆動方式は4WDだ。この4WDシステムはクラッチ付きで、システムが4WD走行を不要と判断した際にクラッチでプロペラシャフトを切り離し、前輪のみを駆動する。また、BASによってコースティング時はエンジンを停止して燃料消費量を抑制する。
 
 
装備充実のファーストエディション
 
Q5スポーツバックの導入を記念した限定車「ファーストエディション」は、40TDIクワトロ Sラインをベースに、通常Q5スポーツバックにはオプション設定のないマトリクスOLEDリヤライトを特別装備するほか、コントラストカラーの20インチホイールやダンピングコントロール付きサスペンション、ファインナッパレザーなどを採用する。
ボディカラーはウルトラブルーメタリック(130台)、グレイシアホワイトメタリック(100台)の計230台限定販売となる。
 
 
SQ5のスポーツバックも2021年秋に追加
 
高性能バージョンのSQ5スポーツバックは、3リットルV6ターボエンジン(TFSI)に8速ATを組み合わせ、最高出力260kW(354馬力)、最大トルク500Nm(51.0kgm)を発揮。機械式センターデフ搭載の4WDシステムと、ダンピングコントロール付きSスポーツサスペンションにより、ダイナミックなハンドリング性能と上質な乗り心地の両立を実現。255/45R20サイズのタイヤと5ツインスポークデザインの20インチアルミホイールを標準装備し、オプションで21インチホイールも選択可能だ。
 
[バリエーション&価格]
■Q5スポーツバック
〈4WD・2Lディーゼルターボ・7速DCT〉
ファーストエディション:837万円
40TDIクワトロ Sライン:787万円
40TDIクワトロ アドバンスド:729万円
 
■SQ5スポーツバック
〈4WD・3Lガソリンターボ・8速AT〉
SQ5スポーツバック:967万円
 
 
〈文=ドライバーWeb編集部〉

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