フォルクスワーゲンは、ビートルの原型となる「フォルクスワーゲン・タイプ1」の量産開始から、今週で70年を迎えると明らかにした。タイプ1は、1930年代にアドルフ・ヒトラーによる国民車構想を受けて、プロジェクトが開始。戦時中は生産が見送られ、第二次世界大戦が終わって最初のクリスマスの直後に本格的に生産が開始されたと記録されている。
フォルクスワーゲンによれば、1945年末までにつくられた台数は55台。最初のうちは物資の不足などから量産体制が揃わなかったようだ。
フォルクスワーゲンの生産工場(現ヴォルフスブルグ)は、戦時中は軍需品の生産を行っていたが、1945年4月にアメリカ軍に占領され、6月にイギリス軍事政権の統治下に置かれた。1946年から47年にかけてはひと月の生産台数は1000台程度だったという。個人購入者が増加したのは、1948年6月の通貨改革(ドイツマルクの発行)の後だ。
フォルクスワーゲンは発表資料のなかで、このときのイギリス統制下での生産体制が、今日にいたる品質管理のルーツに繋がっているとしている。イギリスは工場を国営から民営に変え、品質向上に重点を置いた。サービス向上と顧客ニーズへの対応を推進し、1948年までに西ドイツの3地域すべてにディーラー網を整備した。また輸出も1947年10月に開始し、国際的な展開を開始していた。こうした経営の地盤固めにより、1949年10月にフォルクスワーゲンがドイツに返還され、その後の経済発展が始まる段階までに、フォルクスワーゲンは競合会社に対して優位性を備えていたという。
なおフォルクスワーゲン・ビートルは今日までに2100万台が生産され、フォルクスワーゲンひいてはドイツを象徴する1台として、世界的に認知されている。
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