現在位置: carview! > ニュース > スポーツ > スーパーフォーミュラ、2024年からの全車共通オーリンズ製ダンパー採用を正式発表。鈴鹿テストから導入開始

ここから本文です

スーパーフォーミュラ、2024年からの全車共通オーリンズ製ダンパー採用を正式発表。鈴鹿テストから導入開始

掲載
スーパーフォーミュラ、2024年からの全車共通オーリンズ製ダンパー採用を正式発表。鈴鹿テストから導入開始

 12月1日、全日本スーパーフォーミュラ選手権を開催する日本レースプロモーション(JRP)は、新たにカロッツェリアジャパンとのパートナーシップを結び、同社が取り扱う『オーリンズ』製ダンパーを2024年シーズンからのスーパーフォーミュラにおいて、全車共通で採用することを正式発表した。

 同一シャシー、同一タイヤを使用する世界最高峰のイコールコンディションレースとして、これまで世界中のチームやドライバーから評価されてきたスーパーフォーミュラ。JRPによると、統一ダンパー採用は「今後はよりドライバーのスキルが発揮されるレースとなるよう」に実施されたものだという。

17歳の野田樹潤がTGM Grand Prixよりスーパーフォーミュラ合同/ルーキードライバーテストに参加

 またJRPは、「世界情勢や経済環境が不安定ななか、この取り組みによってパーツの安定供給を図ると同時に、部品代の高騰を抑制し、チームの参戦コストを低減することを目指してまいります」とリリース内で説明している。

 今回統一化を図るのは、フロントコーナーダンパー、リヤコーナーダンパー、フロントサードエレメント、リヤサードエレメントの4パーツ。採用されるオーリンズ製ダンパーは、12月6~8日に三重県の鈴鹿サーキットで実施される合同/ルーキードライバーテストから全車に導入され、シーズン開幕に向けてクルマづくりが進められていく。

 JRPはリリースにおいて「JRPは世界を代表するドライバーズレースとしてスーパーフォーミュラをさらに盛り上げ、世界中のモータースポーツファンに楽しんでいただけるエンターテインメントを実現してまいります」としている。オーリンズ製ダンパーの概要は以下のとおりとなるが、この統一ダンパー採用が戦力図を変化させることになるのか、テストから注目すべきポイントになりそうだ。

オーリンズ製ダンパー 概要
(1)統一化を図るパーツ
・フロントコーナーダンパー
・リヤコーナーダンパー
・フロントサードエレメント
・リヤサードエレメント

(2)オーリンズ製ダンパーの特徴
・他の行程に影響を与えない完全独立式の4way減衰力調整機構
・世界中多くのレースカテゴリーで実績を残してきたバルブシステムを採用
・小型軽量な本体
・不正開封防止プラグによる厳格な製品管理
・他に類を見ない高精度部品から発生される正確な減衰力
・非常に大きい減衰力調整範囲により、あらゆる要求に対応

関連タグ

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

こりゃ歩行者が悪いだろ!! 納得いかん!! なんでもクルマが悪いのかっ!?
こりゃ歩行者が悪いだろ!! 納得いかん!! なんでもクルマが悪いのかっ!?
ベストカーWeb
オーストラリアの国内線乗り換えで早速トラブル! 旅慣れしてない仲間との行程は余裕をたっぷり確保しましょう【豪州釣りキャンの旅_03】
オーストラリアの国内線乗り換えで早速トラブル! 旅慣れしてない仲間との行程は余裕をたっぷり確保しましょう【豪州釣りキャンの旅_03】
Auto Messe Web
事故現場で誰もが1度は見たことのある「レッカー車」! でも意外と知られていない「中身」とは?
事故現場で誰もが1度は見たことのある「レッカー車」! でも意外と知られていない「中身」とは?
WEB CARTOP
この子はパワーがありあまってる! 16歳のレーサーがランボルギーニの新世代フラッグシップ「レヴエルト」に初試乗【動画】
この子はパワーがありあまってる! 16歳のレーサーがランボルギーニの新世代フラッグシップ「レヴエルト」に初試乗【動画】
WEB CARTOP
ほぼ「完全に新しい」 アウディ S e-トロン GTへ試乗 ポルシェ共同開発のアクティブサス獲得
ほぼ「完全に新しい」 アウディ S e-トロン GTへ試乗 ポルシェ共同開発のアクティブサス獲得
AUTOCAR JAPAN
NISMO仕様の「Be-1」があった!? 当時の日産開発関係者が手に入れて3日目のバブルなパイクカーをご紹介…南青山の「Be-1ショップ」覚えてますか?
NISMO仕様の「Be-1」があった!? 当時の日産開発関係者が手に入れて3日目のバブルなパイクカーをご紹介…南青山の「Be-1ショップ」覚えてますか?
Auto Messe Web
ルノーの王者が今季6回目のポール獲得も、トヨタの“セカンド”が約5年ぶり2勝目から連勝劇/TC2000第8戦
ルノーの王者が今季6回目のポール獲得も、トヨタの“セカンド”が約5年ぶり2勝目から連勝劇/TC2000第8戦
AUTOSPORT web
合意された発表スケジュールを遵守するよう細心の注意が払われたニューウェイの契約。現在はすでにガーデニング休暇中
合意された発表スケジュールを遵守するよう細心の注意が払われたニューウェイの契約。現在はすでにガーデニング休暇中
AUTOSPORT web
世界最速の「新型MT車」初公開! 1300kgの軽量ボディで「MRマシン」! 6.6リッター「V8」搭載のヘネシー「F5-Mロードスター」米に登場
世界最速の「新型MT車」初公開! 1300kgの軽量ボディで「MRマシン」! 6.6リッター「V8」搭載のヘネシー「F5-Mロードスター」米に登場
くるまのニュース
昔懐かし「ミゼット」を中国製三輪車「APトライク」で再現! 幻の「アポロ」も装備して昭和レトロ感満載…なんとポップアップルーフも装備!?
昔懐かし「ミゼット」を中国製三輪車「APトライク」で再現! 幻の「アポロ」も装備して昭和レトロ感満載…なんとポップアップルーフも装備!?
Auto Messe Web
「六輪駆動」のハイパーSUV、525馬力のV8搭載 装備盛り盛りのゴツすぎ「ランドローバー」登場
「六輪駆動」のハイパーSUV、525馬力のV8搭載 装備盛り盛りのゴツすぎ「ランドローバー」登場
AUTOCAR JAPAN
メルセデス・ベンツが車種削減を検討 「GLCクーペ」と「GLEクーペ」廃止か
メルセデス・ベンツが車種削減を検討 「GLCクーペ」と「GLEクーペ」廃止か
AUTOCAR JAPAN
2025年のEWCカレンダーが発表に。鈴鹿8耐は暑さで「開催時期の変更も含み検討」も第3戦として8月に開催
2025年のEWCカレンダーが発表に。鈴鹿8耐は暑さで「開催時期の変更も含み検討」も第3戦として8月に開催
AUTOSPORT web
EV初年度最終戦はテスラ同士の争いで“盟主”が脱落。伏兵の勝利で初代電動チャンピオンに/STCC第4戦
EV初年度最終戦はテスラ同士の争いで“盟主”が脱落。伏兵の勝利で初代電動チャンピオンに/STCC第4戦
AUTOSPORT web
【TBCC2024】 トータル7台を購入! 三菱ギャランクーペFTOを愛しすぎた男
【TBCC2024】 トータル7台を購入! 三菱ギャランクーペFTOを愛しすぎた男
AUTOCAR JAPAN
前戦ウイナーのバスティアニーニがプラクティスでトップ。クアルタラロは6番手でQ2進出/MotoGP第15戦インドネシアGP
前戦ウイナーのバスティアニーニがプラクティスでトップ。クアルタラロは6番手でQ2進出/MotoGP第15戦インドネシアGP
AUTOSPORT web
トヨタのシート喪失を受け入れた理由。代役で優勝目前のル・マンは「もう1スティントあれば」【ホセ・マリア・ロペスに聞く(2)】
トヨタのシート喪失を受け入れた理由。代役で優勝目前のル・マンは「もう1スティントあれば」【ホセ・マリア・ロペスに聞く(2)】
AUTOSPORT web
日野が「“新”中型バン」を発表! 全長4.7m切りでめちゃ便利な「スライドドア」装備! 超「画期的ユニット」搭載のスゴい“静音モデル”「新デュトロ Z EV」発売
日野が「“新”中型バン」を発表! 全長4.7m切りでめちゃ便利な「スライドドア」装備! 超「画期的ユニット」搭載のスゴい“静音モデル”「新デュトロ Z EV」発売
くるまのニュース

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村