2021年F1ロシアGPの土曜予選で、メルセデスのルイス・ハミルトンは4番手、バルテリ・ボッタスは7番手だった。
Q3の最初のランが終わった段階では、ハミルトンがトップ、ボッタスは3番手に位置していた。しかしメルセデスはインターミディエイトタイヤからソフトに交換してコースに復帰するタイミングが他チームより遅く、フライングラップを1周しか走れなかったためにタイヤが温まらず、ふたりともインターミディエイトでの自己ベストタイムを更新できずに後退した。ハミルトンはソフトに交換するピットインの際に、ピット入口のウォールにヒット、フロントウイングを交換しなければならなかった。
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