現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > クルマの荷室はラゲッジ・トランクどっちが正解?

ここから本文です

クルマの荷室はラゲッジ・トランクどっちが正解?

掲載 更新
クルマの荷室はラゲッジ・トランクどっちが正解?

英語由来の用語で明確な区別はない

クルマの荷物スペースについて「トランク」と言ったり、「ラゲッジ」と言ったりする。基本的にはセダンのような独立した荷室をトランクと呼ぶことが多い。しかし、ハッチバックステーションワゴンの荷室をトランクと呼ぶケースもあり、人によって異なる専門用語といえるだろう。

【増税してもお得?】軽自動車に乗るメリットとは

なお、英語本来の意味としてはトランク(trunk)というのは「旅行用の大きな箱」を示すものである。ちなみに、日本語でいうところのトランクはアメリカ英語から来たもので、イギリス英語では「boot」という単語を使う。

ではラゲッジという言葉だが、こちらも英語由来の用語。英語での綴りはluggageとなり、意味は荷物箱やスーツケースを示す言葉だ。そして、クルマ用語でいうラゲッジというのは「ラゲッジスペース」を短縮したもので、荷物箱を置く場所という意味合いだ。

自動車メディアなどでは「トランク」より大きな荷物を積めるスペースというイメージで、「ラゲッジ(スペース)」と呼ぶとことが多く、また乗員スペースと荷室がつながっているケースにおいて「ラゲッジ(スペース)」という言葉を使うことが多いが、本来の意味からすると必ずしもラゲッジスペースという言葉がトランクの上位にきているわけではない。

ちなみに、英語では乗用車の荷室容量は「cargo volume」と表現するが、日本語でもトランク、ラゲッジ以外にカーゴスペースやコンパートメントといった呼び方があり、少なくとも和製英語的な視点からはどの呼び方が正解とはいえない。むしろ迷ったら「荷室」と日本語で表記するほうが誤解を招かないかもしれない。

とはいえ、最近登場したムーヴ・キャンバスでは荷物を置く場所として後席下に仕込んだ引き出しを利用するといった提案もあり、荷物置き場=荷室とはいえなくなっているという現実もあるから興味深い。

(文:山本晋也)

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

軽EVの日産『サクラ』、3年連続で国内EV販売台数No.1を達成
軽EVの日産『サクラ』、3年連続で国内EV販売台数No.1を達成
レスポンス
アプリリア勢では最速も予選Q1発進。小椋藍「いくつか解決策が見つかった」/第4戦カタールGP
アプリリア勢では最速も予選Q1発進。小椋藍「いくつか解決策が見つかった」/第4戦カタールGP
AUTOSPORT web
万博会場に「JRの駅」があったのですが… 1番線から20番線まで!? 入線するのは“人”
万博会場に「JRの駅」があったのですが… 1番線から20番線まで!? 入線するのは“人”
乗りものニュース

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

あなたの愛車、今いくら?

申込み最短3時間後最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!

あなたの愛車、今いくら?
※1:本サービスで実施のアンケートより (回答期間:2023年6月〜2024年5月)
メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

あなたの愛車、今いくら?

申込み最短3時間後最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!

あなたの愛車、今いくら?
※1:本サービスで実施のアンケートより (回答期間:2023年6月〜2024年5月)
メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村

ガソリン軽油割引中